外伝 ハニーハニーハニー その1
ヒトの文明がちょいーと発展してきたときの話
南東の島の小さな村にて
「やっと例の村についた。やっぱりここの森は熱いな。」
小さなころから初めてここ最近駆け出しからようやく中堅に上がった冒険者である少年バダンは依頼があった南の村にまでやってきた。
依頼の内容は
『モンスターがいるので村にまで来てほしい』
という内容だった。
取り敢えず依頼を聞いた際にもらった地図を頼りに長旅の果てにここにやってきた。
だが、そもそもとして
「依頼があったのってこの村であってるのかな?」
あまりに遠い道のりを粗雑な地図を頼りに来たのでこの村が目的地かどうか自信が無いのだ。
「まぁ、とにかく疲れたし宿屋にでもいこう。」
近くにいた人に宿屋の場所を聞き、彼は休憩することにした。
最近の宿屋は約半日以上泊まれる宿泊コース以外に2~3時間の休憩コースがあるところも多い。
「おじゃましまーす。」
「いらっしゃいませーっ☆当館バナナフルゥチェへようこそっ☆」
そういって出迎えてくれたのは少年と同じくらいの可愛らしい少女だった。
「あっあのー2、3時間止まりたいんですけど」
少年のハートにズキュゥゥゥンときた少女の笑顔に思わず照れたじたじになりながらもなんとかこたえる。
「はいっわかりました。おひとり様ご休憩コースですねっ?お部屋にご案内いたします。」
そういって少女は少年の荷物を持って泊まる部屋にまで案内しようとしたが、
女の子にカッコいいところを見せたい年頃のプチ紳士は女性に荷物を持たせるなんてことはせず、
「いっ、いいよっ。 自分で持つから。」
「まぁ、お優しいんですね。ありがとうございます。申し遅れましたが私はマヤツ何かありましたらお呼び下さい。」
マヤツの好感度が2上がった。バダン少年はマヤツの名前をGETした。
継いでここで終わらせないためにも会話の糸口を必死で考えるバダン少年は最近流行の断食系男子とは違うのだ。
「あ…あぁ、そうだっそういえばここの村に依頼を受けてきたんだ。
『モンスターがいるので村にまで来てほしい』ってこの地図とセットで。」
「ちょっとお借りしますね。ってあーコレおじいちゃんが書いたやつだ。
この文の最期に下手くそな女の人の裸を書く癖っ、間違いないおじいちゃんだ。
……ごめんねおじいちゃんは村長なんだけどいつもこんな下手な絵ばっかり最後に書いてるの。全く恥ずかしい…。」
すみません、その下手くそな絵に道中お世話になりました。とは口が裂けても言えないバダンだった。
…それによく見るとその絵の女の人はマヤツに似ている気がする。バダンはあらぬ想像をして血圧が上がった。
「しかも更に恥ずかしいのはこのえのモデルはおばあちゃんなの……変態にもほどがあるよおじいちゃん。」
バダンの血圧は一気に下がった。
「ちょっとまっててね?おじいちゃん呼んでくるから。
そういうことだから今日は一日泊まっていってよ。お代はサービスしとくから。っね?」
そういってマヤツは廊下を走っていった。そしてこけた。
あっちょっと今パンツ見えた。
バダンのモチベーションは15上がった。
マヤツ MAYAT マレー語 意味は後で記述します。
バダン BADAN マレー語 意味は後で記述します。
テキトーに5秒で決めた。




