第165話:『有休拒絶公爵に「休みを求めるのは罪だ」と病気でも働かされかけましたが、特製牛すじカレーお出汁うどんで有休管理システムごとハッキングしてやりました』
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労働編第2戦、やりがい搾取で安月給を強要していた給与男爵ペイを「大海老天とかき揚げの贅沢お出汁うどん」で完全ざまぁ(天ぷら揚げ職人へとホワイト化)した前話も大反響!
本日は労働編の第3戦!
我がサテライトワゴンが突入したのは、王国の全休日・有給休暇・特別休暇の権利を一括管理し、有休申請を「悪」として弾圧する『絶対有休拒絶局』。
そこに君臨するのは、「フハハハ! 休みたいだと!? 休日など怠惰の極み! 体調不良? 気合が足りん! 有休を申請するような裏切り者には、職場への罪悪感とペナルティを与えて一生不休で働かせてやる!」と有休申請書を破り捨てる、冷酷非道な『冷酷有休拒絶公爵:ホリデーなし』。
休日を奪い罪悪感を植え付ける「不休強制カースト」を、今回はスパイシーでコク深い旨味が心身の疲れを根本から癒やす「とろける牛すじとホクホクじゃがいもの特製和風カレーお出汁うどん」の至高の段取りで、有休管理システムごと美味しくハッキングします!
「――ハッハッハ! 愚かな労働者どもめ! 『高熱が出たので有休をください』だと? ふざけるな! 我が絶対有休拒絶局において、休むことは職場への裏切りであり重大な罪悪! 体調不良など気合で治して出社しろ! 有休申請書を出した者は、評価を最低まで引き下げて永久サービス残業の刑にしてやる!」
壁一面に「休日返上」「有休ゼロ目標」の垂れ幕が掲げられた、絶対有休拒絶局の休暇査定室。
『冷酷有休拒絶公爵:ホリデーなし』は、冷血な笑みを浮かべながら、血吐く思いで出された有休申請書を次々とシュレッダーへ放り込んでいた。
周囲の査定官たちも、労働者の体調や権利を無視して「休み=罪」と決めつける「不休強制カースト」を徹底している。
「……随分と疲れ切った身体に追い打ちをかけるような、酷い言い草ね。休みっていうのは、決してズル休みでも裏切りでもなくて、頑張った人が心と身体をしっかり休めて、また元気な笑顔を取り戻すための大切な権利でしょう?」
ワゴンのスライドドアを豪快に蹴破り、サテライトワゴンが絶対有休拒絶局の重厚な鉄扉を吹き破って査定室に突入! 私はエプロンをキュッと締め直し、巨大なお玉とスパイス缶を構えて査定台の前に躍り出た!
「公爵さん! あなたが『罪悪』と追い詰め奪い取った人々の大切な休日と癒やしを、私たちの『特製牛すじカレーお出汁うどん』の圧倒的な温もりと回復力で、誰もが優しく包まれる至福のひとときとしてハッキングさせていただきます!」
「――何だと!? 汚らわしい麺類ごときで、我が完璧なる不休管理システムに立ち向かうか! 有休拒絶警備隊、この不届き者どもを病気だろうと強制出勤させよ!」
「無理に出勤させられるのは、働く人の命と休日を奪ったあなたの冷徹な不休論です!」
シン君がワゴンのカレー煮込みブースターを全開にし、特製大鍋の火力を最大過熱!
「セシリア様、トロトロに煮込んだ牛すじとホクホクのじゃがいも、極上カレーお出汁を合わせる段取りを! 今、この疲れ切った不休空間に、心身を癒やす至高の和風カレースパイスをぶち込みます!」
私が取り出したのは、じっくり時間をかけてトロトロになるまで煮込んだ『牛すじ肉』と、出汁が染み込んだ『ホクホクのじゃがいも』!
そこへ鰹といりこの極上和風お出汁と、数十種類のスパイスを合わせた特製和風カレー出汁を注ぎ入れる!
茹でたてのモチモチ・ネオサヌキ極太麺を絡め、仕上げに『シャキシャキ福神漬けと温泉たまご』を添えれば『とろける牛すじとホクホクじゃがいもの特製和風カレーお出汁うどん』の完成だ!
「有休拒絶公爵! あなたの冷え切って凝り固まった罪悪感と心臓に、この和風カレーのスパイスとトロトロ牛すじの温かな癒やしをぶち込むわ!」
「トロッ……ズズズッ! ズババババッ!」
一口食べた高熱と疲労で倒れかけていた労働者たちが、スパイスの香ばしさと牛すじの深い旨味、まろやかな温泉たまごを一口味わった瞬間、体中にポカポカとした温かな活力が満ち溢れ、頑なだった心が解きほぐされていく!
「……な、なんだこの……口に入れた瞬間に広がる、出汁の効いた豊かなカレーの香りと、トロける牛すじの甘みは……ッ!? ホクホクのじゃがいもとお出汁の温もりが、疲れてボロボロだった身体と緊張した心をじんわりと包み込んでいく……ッ!? 労働者に真に必要なのは『無理な忍耐』ではなく、この『心身を根底から解きほぐす圧倒的な休日』だったのか……ッ!?」
公爵のホリデーなしも、抗えぬカレーお出汁の芳醇な香りに耐えかね、震える手で箸を伸ばす。
「……ズズッ……旨い……ッ! スパイスが全身の疲れを吹き飛ばし、温泉たまごがどこまでも優しく癒やしてくれる……ッ! 休みを奪い、罪悪感を植え付けていた我が不休哲学が、この温かなカレーうどんに完全粉砕された……ッ!?」
その瞬間、シン君が有休拒絶局の休暇管理データベースを完全ハッキング。
「見てください公爵! あなたが休日を奪った結果、全労働者の疲労度は限界を突破し、エラー率は跳ね上がっていたんです! 適切な有休とリフレッシュこそが、結果として最大の成果を生むんですよ!」
画面には、全労働者への「有給休暇完全義務化・リフレッシュ特別休暇の付与・病欠時の即時完全補償」の上書きと、局が裏で行っていた「有休未消化によるペナルティ不正徴収」のログが、全王国内に一斉開示された!
「ぐあああああ……っ!! 私の絶対的な有休拒絶システムが、牛すじカレーうどんごときにハッキングされて、スパイスと温泉たまごの優しさで完全に溶かされてしまった……っ! 旨すぎて、有休拒絶の判子なんて押せなくなった……っ! 今すぐ有休取って休みたい……っ!」
ホリデーなし公爵は拒絶スタンプを投げ捨て、己の非道を悔い改めるかのように、最後の一滴までカレーお出汁を飲み干して大号泣した。
後日、王立絶対有休拒絶局は方針を全面転換。「しっかり休んで心身を癒やし、最高のパフォーマンスを発揮する『快適有休・リフレッシュ推進局』」へと生まれ変わった。
ホリデーなしは公爵の座を追われ、今では局内のまかない食堂で、毎日笑顔で大鍋に向かい続ける「牛すじトロトロ煮込み師兼、和風カレーお出汁調合職人」として、労働者たちに温かなカレーうどんを振る舞い、自らも進んで有休を取得するホワイトな存在へと生まれ変わったのだった。
こうして、不休強制カーストの過酷な休日拒絶すらも牛すじカレーうどんの温もりで平らげたサテライトワゴン。
次はどんな高慢な『絶対労働省』の刺客が、レイナたちの「至高の段取り」に屈するのか!?
多次元移動販売カーは、王国の腐敗した労働支配を美味しくハッキングし、新章第4戦(第166話)のオペレーションへと加速するのだった!
第165話をお読みいただきありがとうございました!
労働編第3戦、有休申請を「罪悪」と弾圧していた冷酷有休拒絶公爵ホリデーなしを「とろける牛すじとホクホクじゃがいもの特製和風カレーお出汁うどん」で完全ざまぁ(牛すじ煮込み&カレーお出汁調合職人へとホワイト化)いたしました!(大爆笑)
次のターゲットは、王国の「労災・安全管理・職場環境データ」を独占し、危険な職場環境やケガを「自己責任」として切り捨て、治療費すら払わない『冷酷労災揉み消し大公:ゼロ安全(52)』!
職人聖女が、傷ついた心身を優しく包み込み回復させる、極上の「ふんわり特製海鮮団子とトロトロ餡掛けのやさしい薬膳生姜お出汁うどん」で、労災隠しカーストを完全ハッキングする大ざまぁ回をお届けします!
「56連投!! 勢いが留まるどころか加速してる!」「牛すじカレーうどんは絶対美味い&元気出るやつ!」「次は労災揉み消し大公!? 薬膳生姜餡掛けうどんでどう安全無視をホワイト化するのか楽しみ!」と思ったら、ぜひ作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いいたします!!




