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お姉ちゃんだぞ!!

==================それは幻想的な雰囲気だった=================


 「数彦!!

 こっちだぞ!!

 かずひこおー!!!」

 彼女は、とても脚が早く僕はついて行くのに必死だった。

 「疲れたか?

 数彦!!」

 小さかった僕は、その女の子に抱きかかえられる。

 彼女は、なかなか腕っ節も強かった。

 

 「んー。

 でも、数彦も男前になってきたなあー!!」

 ともて大きな声で、その女の子は僕の成長を評していた。

 なんだか彼女は適当に、僕のゴキゲンをとっている様であった。


 その女の子は、とてもお転婆であった。

 だけどとってもたくさん、僕の世話をしてくれた。

 彼女は家事が大得意だった・・・。


 僕がお腹がすいていたときも・・・、シチューと作って食べさせてくれた・・・。

 そのシチューはグツグツと煮え切っていて・・・、メチャクチャ美味しかった・・・。

 

 そして、その女の子と一緒に部屋の掃除もした・・・・。

 彼女は、凄く身が軽かった・・・。

 細かいところの汚れも・・・、天井の汚れも見逃さずに・・・、妥協せずに掃除した・・・。

 

 それから・・・、運動が苦手で、スタミナのない僕に付き添ってくれた。

 彼女は僕と、ジョギングをしてくれた・・・。

 その女の子は涼しい顔をして、どんどん僕の先回りをしていった。

 彼女に必死について行った僕は、ヘトヘトになっていた。

 グッタリした僕を、女の子は膝枕をしてスポーツドリンクを飲ませてくれた。

 その飲料は、シチューにも負けないくらい美味しかった・・・。


 また、彼女はとても親切だった・・・。

 小さな女の子が風船を木に引っかけてしまった時は、彼女は非常に身軽に昇って風船を取ってあげていた。

 残念ながら小さな女の子に、その風船を手渡すときに割ってしまったけれど・・・・。

 それでも、その小さな女の子は彼女に感謝していた。


 ある時は・・・、親に買ってもらった水着が気に入っていたらしかった・・・。

 彼女は、まだ小さかった僕に、水着姿を披露した・・・。

 グラビアアイドルのポーズを、僕に見せつけてきた・・・。

 小さかった僕にその姿は余りにも刺激が強すぎて・・・、鼻血を出してしまった・・・。

 僕が体調不良だと思った彼女は、本気で僕を労ってくれた・・・。 


 いつかは・・・、僕が散髪に長いこと行ってなかった時に・・・・

 彼女は髪を切ってくれた・・・・。

 彼女は、一生懸命に僕の髪を切ってくれた・・・・。

 残念ながら・・・、僕は虎刈りになっちゃったけれども・・・・・

 僕は彼女に一生懸命に散髪してもらって、嬉しかった・・・。


 ある時は・・・

 彼女はアイドルの真似をして・・・、僕にダンスを披露してくれた・・・。

 かなりの練習をしていたらしく・・・、とてもダンスは上手だった・・・。

 でもあまりにダンスが激しすぎて・・・・、パンツみえちゃっていたけれど・・・。


 おじいちゃんに家にも、彼女と一緒に遊びに行った・・・。

 おじいちゃんに暖かく見守られながら、小さかった僕と彼女は田舎の畑を走り回っていた・・・。


 小さかった僕は・・・、お姉さんにとても世話してもらった。

 僕のお姉さんは、ちょっと変わってるけど、優しかった。

 僕のお姉さんは、両親が留守の間も面倒みてくれた。

 確かに僕には、お姉さんがいた・・・。

 

 でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


===========何故かお姉さんの顔はどうしても思い出せない================


 僕は・・・、目が覚めた・・・。

 どうやら、部屋で寝ていたようであった・・・。

 台所から、いい匂いがしてくる。シチューだ。



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