第4話 願いを形にするために
今回のガチャチャレンジャーは3人。
ちゃんと岩の真ん中にガチャ樹がある。
「誰からいく?」
「やっぱりお嬢様からです」
「私、やりたいぁーい」
「お嬢様からですっ」
私が引かないと、始まらないらしい。
昨日は5回ガチャできたから、今日も五回かな。
「いいのでてっ。お願いっ」
ガチャ樹にお願いをする。
「いけぇーーー」
びかっ、ころころころっ。
「何かな」
「お嬢様ぁ。何が入ってるの?」
「うん、今、開けるから」
《光玉:☆》
「魔法の照明ね。どうしたらつくのかな」
「叩いてみたら?」
「そんなんつくなんてことはないで。。。あ、ついた」
振動を与えるとつく魔法のエネルギーの玉らしい。
大きさは20センチ。そんなには明るくないね。
「レア1の小当たりね」
「当たり、当たりっ」
「お嬢様、そのくらいでは喜んではいけません」
「言うね、エック。そなたは、きっといいの当ててくれるでしょうね。布巾以外でよろしく」
びかっ、ころころころっ。
《伸びるハタキ:-》
「今日はハタキの日なのかしら」
「明日、掃除日ですから」
どんな物が出るかは、無意識で感じていることが影響するみたい。
そういえば、昨日、街と違ってここは暗いなぁ、と思ったから光玉なのかなぁ。
「ね。ノーラは何が欲しいの?」
「私はキラキラした綺麗な物」
「いいわね」
びかっ、ころころころっ。
《きらりん♪ブローチ:☆》
「あ、綺麗っ」
「よかったわね。レア1で私のと一緒ね」
「うん」
ジト目でふたりの話を聞いているエックハルト。
「あと2回引けるけど、どうする?」
「あたし、引きた「お嬢様、どうぞ」」
そんな被せて言わなくてもいいのに。
まぁ、私が引くけどね。
びかっ、ころころころっ。
《超伸びるハタキ:☆》
「お嬢様、一緒ですね」
「一緒じゃない。よく見て。超伸びるって書いてあるじゃない。レア1だし」
「本当ですね。だけど、同じハタキですね」
まぁ、ハタキはハタキなんですが。
はっ。気が付いてしまった。
エックハルトの出したガチャに私が影響されているってことに。
昨日は布巾だし、今日はハタキ。
私の無意識は人に影響を受けやすいってことかな。




