↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/7

ここは何処?

日間] ヒューマンドラマ〔文芸〕ランキング - 連載中に56 位になりました。ありがとうございました!総合評価6もいただきありがとうございました。

初老の男性のところから私のところへ駆け寄りながら、今度は慣れたように私の膝へ乗り

すやすやと寝息をたてながら眠りはじめた真っ白な猫はまだ寝息を立てている。


私は、次から、次に色々なことが起こることで大切なことを忘れていた。


ごはんをまともに食べていないことを。


もう、2日は食べていないような気分がする。


不思議なことにお腹はあまり空かず、気が付くと私は、トイレに2日行っていない。


お風呂もはいっていない。それは乗客も同じでアナウンスでお風呂やトイレの話は聞いたことはない。


みんなトイレに行きたくないのだろうか。


しかし、私もトイレには行きたくならない。


人間としての生理現象が起こらない…。


何故だろう?。


それを考えると真っ白な猫もトイレには行っていない…。


もう一度、考えてみる。


これは確か私の夢の中だと思ったけれど、


整理しようにも少しずつ記憶が曖昧になる


はっきりしているのは、何かが起こっていることだけだ… 。


私は、記憶をたどるために、テーブルの上ににうつぶせになった。


いつものようにお風呂へ入り…チョコアイスを食べて…寝巻きにチョコアイスが着いた...

光り?のなかをあるいて?歩いて?何で歩いていた?そもそも歩いていた記憶はない。


そして、記憶はないが…声をたどると、昭和のようなところで…なんだか頭がいたい。

風邪だろうか…少し微熱があるようだ。


身体の首から肩背骨にかけていたい。倦怠感は、私の記憶も奪っていくような、自信がなくなっていくような感覚に包まれる。


身体のほてりは、いつしか苛立ちへ繋がる。あたたかい布団で寝たい…


そうだ。私は。目が覚めたら…目が覚めた時布団で寝た記憶もない。


どこで寝たのだろう。寝室はどこだろう。当たり前だ。布団で寝ているわけでもなく…起きたときの記憶もない。確かに目が覚めたら…から始まる。


お風呂へ入り…お風呂はどこだろう。トイレはどこだろう。そして、何故だろう?お腹も空かないし、トイレも行きたくならないのは…。


本来あんなに食べている真っ白な猫は、どこでトイレをしているのだろうか。


いや、いつもどこにいる?

違う…、いやあの子はどこから来たのだろうか。


それにたまに乗ってくる乗客は、どこから乗っているのだろう…。


そもそも宇宙旅行なのだから、乗客はその銀河のなかをあるいて?停車駅?から乗り込んでいる?普通の私と同じ顔で宇宙人でもなく、人間だ…。


地球人ではないわけではなく、地球人が乗ってきている。


待って!


そもそもこのロケットは、寝台列車のような普通の乗り物。


中の様子を保ちながら宇宙旅行へ行ける?こんなことあるわけがない。


これは夢なの?夢だよね?。


それならわかる。


みんなが夢の登場人物なのだから、設定もむちゃくちゃで当たり前。


私なんてこの間。


夢でトイレを探して、トイレに行きたいのにトイレがなくて...


もう漏れそうな時、やっと見つかったトイレにホッとして用を足そうとしたときに、ふとこれはおかしいと…


このパターンですると目が覚めたら…


日本地図が出来上がり、大変なことになる…これは夢だ!と思えた。


みんなが経験する普通のこと…


なのにこれだけ時間が経ってトイレに行っていないことがやはりおかしい。


夢でトイレをして…


この先私どうなったんだろう…


目が覚めて、トイレに駆け込んだ?


それとも...いや漏らしてはない。


その後…、


そうだ目が覚めたら家ではない場所でまた、トイレを探していた…


同じように、トイレを探して、トイレを見つけ、トイレに行き、そして、また、気がつく…。


ここでするのはまずいだろうと。そのまま記憶はなく、


目が覚める。


みんなが経験する普通のこと…


それなら...これも夢ならこのまま寝てしまえば現実に戻れるのではないだろうか…。



つじつまは、合う。


このまま眠り、現実へ戻る。


もしくは、残念だがおねしょというハードルのたかい物を越えたこの先に新しい明日がやってくる?


いや漏らしてはない?ことはもう無い?私の人生が終わる…それだけは避けたい…この世界から日常へ戻る方法はそれしかないのか?


でもこんなに早く違和感に気が付くというのなら、寝てしまうのが勝ちのはずこの倦怠感はなんだろう…。


眠気はあるが眠った感覚はない。


私は寝ているのだろうか?


寝ている錯覚におちいっているのだろうか?


考える?


考えるはいいが、夢なら寝てしまえば戻れるはず現実と夢の中ということ以外この状況の説明はできることはない…。


それとも、現実だとしたら、宇宙旅行へ行くなんて簡単にできる世界に何時なったんだろう…チケット販売なんてそんなに聞かない。


もし地球で当たり前のように、ライブチケットのように手に入る時代になっていたら、私がその事を知らないのだとしたら、そんなに簡単に手に入るとしたら、待ちなかでチケット販売なんていうものがあるはず。


オンライン?


私が知らないだけ?


そのチケットを買った人は昭和のような街並みのところへ行きロケットへ乗るの?


じゃあ、そこへ行くにはどうやっていくの?


あの昭和の素敵なところへ行けるなら、私はそのチケットだけでもどこで販売しているのか知りたい。



オールウェイズのような、芋の煮っころがしや夕焼け、威勢のいいかけ声、人情味がある人々のなかで、助け合う、笑い合う、温もりがあるそんな世界。


ほっとする空間。


そんなところでロケットに乗り、宇宙旅行最高ではないか。


そんなことを考えながら…解決の無い考えは膨らみ続ける。



(第4話終わり)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。