ぜろ プロローグ
初投稿です!楽しんでいただけたら嬉しいです。
広い、広い、宇宙の中で、
星は今日もキラキラと輝いています。
あしたも、あさっても、その次の日も。
今から話すのは、
火星で暮らす二人の子どものお話。
楽しそうな子供たちの声が聞こえます。
さぁ、もっと望遠鏡を覗いてみましょう……。
赤く佇む、小さな星を。
ひどいよ、ココちゃん。
かえってきて、ココちゃん。
一緒にたのしいおしゃべりがしたかった。
わたしはすごくかなしい。
いかないで、っていったのに、
ココちゃんはいっちゃった。
あおい〈ちきゅう〉に、
ひとりでむかっていっちゃったんだ…。
「ココちゃん」
「なあに?」
「ココちゃん、いっしょにあそぼう?」
「ぼく、いやだ」
「…なんで?」
「ぼく、いきたいんだチキュウに」
「ち・きゅ・う?」
おいていかれて、かなしかった。
でも、きらいじゃないよココちゃん。
わたしはずぅっと、すきだったよ。
でも、なんで?
なんでうちゅうせんがこわれたの?
ちきゅうにいかなければ、
あんなことにはならなかった。
なんで?ココちゃん
ねぇ、おしえて?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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