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俺の家族は精霊  作者: 霊馬の亡霊騎士
4/6

1-4

今回は3/11と言うことで震災の話が出てきます。ご注意下さい。

モグモグ「ねえ、竜って今何歳なの」


『俺か?俺は13いやもう14歳になったんだったな。』


「え!?14歳なの!嘘、もっと上だと思った。ねえ竜の誕生日っていつ?」


『誕生日っていうか、まあいいや、昨日だぞ』


「?どういう事。・・・昨日なの!?」


『俺の今の誕生日は現世に降りた日なんだ

でそのときに竜とあって家族になったんだ。

今の俺とカイは仮契約みたいなもので、カイは本当の宿主じゃあないんだ

本契約するには、面倒な手順を踏まなきゃいけないから、今は出来ないんだ。』


「そうなんだ。

はやく本当の家族になりたいけど、そのほんけいやく?ってやつは時間がかかるんだね。」


『まあ簡単に言えばそういうことだな。

次はカイのことを教えてくれよ。』


「うんいいけど何を話したらいいの?」


『そうだな。話したくなかったらいいけど、イジメについて聞きたいかな。』






「えっと・・・・それは。」


『嫌なら言わなくていいんだぞ』


「ううん、竜は家族だから。家族だったらちゃんと話さないとね。」


『そうか。無理するなよ。』


「うん。

・・・・2年前のあの大震災が始まりだったんだと思う。」

『2年前の大震災って・・・確か』


今から二年前日本からある大きな島が消えた。


後に四国超震災と言われる震災がおきた。


四国自体はまだそこにあるが、島が深く海に沈んだ。分かりやすく言うとカルデラ見たいになっていて、底が海より低く、回りは富士山より高い山脈に囲まれその外を山脈より高い岩壁に囲まれて、その外には海が広がっている。

自然の三重の城壁に囲まれている絶海の孤島になっている。


人が侵入するのは不可能だ。

空は気流がすぐに変わり空から入ることは出来ない。


唯一の入り口は比較的緩やかな獣道を通り岩壁の洞窟を抜けた先にある島淡路島(あわろじま)が今の唯一の入り口になっている。


比較的緩やかなといっても富士山を何回も上り降りするようなもので、洞窟の前には、山脈側から火山・氷山・砂漠の順になっていて、洞窟は1m先も見えない暗闇で途中が海水で水没している。


カイが避難したのは地震が起きて一週間後だったそうだ。そのときにはもうほとんどの人が死んでいたそうだ。町中に死体が散乱し至るところに人体の一部があり、死体に群がる鳥や動物。

生き残った人は全員島外に避難した。

そして最後の最後に全員で街に火をつけて逃げた。そのときにはまだ山脈はなく勿論岩壁も無かったから、船で避難した。


その一週間後だった。島が今の状態になったのは。

感想お待ちしてます(*´ω`*)

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