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今回はイジメの話が軽く出てきます。
この物語はほとんど出鱈目です。
真に受けないで下さい。(笑
そして無事に避難できたカイはここに引っ越してきたそうだ。でも、カイはそれから一度も家から出なかったそうだ。
当たり前だな、小学4年生には耐えれなかった。
人がたくさん死んでいるのを受け止めるのは、大人でも難しい事だ。塞ぎこみ心を閉ざすことで自分を守ろうとした。
それから3ヶ月が経ってから初めて外に出た。その日は嵐の日だった。雨風が自分を叩きつけ雷が落ちる。そんななかで傘もカッパもささずにうずくまり、雨の音に混ざりながら泣いた。
雨と涙で不安や悲しみ苦しみ等を洗い流した。
次の日からカイは、それまでが嘘だったこのように、元気になったそうだ。
まるで無理やり元気な自分を演じてるような、何処か不安定な感じたった。
そして4ヶ月目で初めて避難先の学校に登校した。
そしてこれが第二の悪夢の始まりだった。
初めはとても順調だった。すぐに仲のいい友達も出来たし、クラスとも馴染んだ。
明るく振る舞っていたからか、回りの子も変に気は使わなかった。
でもそれが壊れたのが五年生の春だった。
同じクラスの子に告白されて、それを断った。
別に意地悪なことを言った訳じゃなくて、できるだけ優しく断ったつもりだった。
でも、いくつかの不幸が重なったんだ。
一つ。その子の事が好きだった奴がいてそいつがクラスでも力のある奴だったこと。
二つ。そいつが好きだったのが、告白してきた子だったこと。
三つ。告白してきた子の友達が出鱈目な事を言い触らしたこと。
四つ。誤解が誤解を生んで、カイを攻撃してきたこと。
そして、学年全体(男子も女子も)がカイの敵になって、イジメてきたこと。
イジメの内容は、精神的なもの、物理的なものの二つがあり。
精神的なものは。昔からある菌回し。無視。からかい。いじり。ギリギリ聞こえる声量での内緒話。
物理的なものは。わざとぶつかる。足を引っかけて転ばす。壁当て。当番の押し付け。遊び(鬼ごっこやドッチボール等)での集中攻撃
他にも沢山されたそうだ。
その状態が一年たってついに耐えきれなくなり、自殺をした。
でも俺がいたから自殺 未遂 になったが。
イジメって言うのは、された方(被害者)がどう思ったかで決まるもので、する方(加害者)がどうかは、関係ない。
よく、加害者が遊んでただけ、いじってただけ。等と言うが、それは加害者の言い分であって。被害者がどう感じたかはそこにはない。
それにいじりは、一文字変えたらイジメになる。
遊びもやり過ぎれば、殺しになる。
いじりは便利な言葉だ。
いつしかこの言葉は、イジメの免罪符みたいになっているが、その本質は、互いに気心の知れた者通しがコミュニケーションとして、少しだけからかいあう。そのようなものだと思っている。
『そっか・・・カイ、お前はそのイジメてきた奴等に復習っと言うかやり返したいって思うか?』
「うんん。そんなことは、思ったこともないよ。だって、俺がやり返したら、また向こうがやり返して来るでしょ?それは、お互いに時間の無駄じゃん。
ただ、謝って欲しい。とは思うけど。」
『そうか?俺は、やられたんだからこっちがやり返しても、いいと思うぞ。それにやられる覚悟があったからやったんだと思うしな。
そして、また同じ事をしないように、徹底的に心を破壊しといた方がそいつ等の為にもなるしな。』
「でも、それはこっちの理屈でしょ?
それに、もし成功しても、関係者が復習してくるかも知れないでしょ。そうなったら、復習の連鎖は止まらないよ?
そんな考えの人が沢山いるから、世の中から戦争がなくならないんだよ?」
『・・・・・うん。合格だな。』
「合格?何のこと?」
『さっき言っただろ?俺達はまだ仮契約だって。本契約するためには、霊界に行かないと駄目なんだ。
でもそこに行くのに邪な思いがあるやつは連れて行けないんだ。
なぜなら、普通の人が持つことが出来ない、知識や力を持てるからな。』
「そうなんだ・・じゃあ俺は合格だから、本契約出来るんだね!」
『そうだな。で俺は準備があるから、午後四時に俺達が初めて会った、あの場所に来てくれ。
じゃあな!』
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