足掻くの?お姫様
「足掻くの?お姫様」その質問にある花のように可憐なお姫様と、ある宝石のように美しいお姫様はそれぞれ答えます。「「足掻かないわ」」。しかし、三人目のお姫様はこう答えました。「足掻くに決まっているでしょう!!」春を謳歌する王女と皇女の裏側で、一人の王女が叫ぶのを黒曜石で紡いだような黒髪と、輝く黒曜石のような瞳を持つ、大輪の薔薇のような美しい人が微笑みながらいいました。「ボクは貴女を待っていた!」…これは、キレ系王女が脳内花畑姫たちを成敗する話…ではなく、異世界に召還された人々が暗躍する、そんな物語である。
足掻くの?王女様
2016/11/01 19:00
足掻くの?皇女様
2016/11/02 19:00
足掻くの?献上姫様
2016/11/03 19:00
花のような王女様は刈り取られる
2016/11/04 19:00
宝石のような皇女様は転がり落ちる
2016/11/05 19:00
花のようだった王女、宝石のようだった皇女
2016/11/06 19:00
花でもなく、宝石でもない献上姫は
2016/11/07 19:00
足掻く貴女は美しい!
2016/11/08 19:00