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道の最中で
「じゃぁ行ってくる。」
すると玄関にトテトテとサリビアがやってくる。
「クロスケつれてきてね~!」
久しぶりにクロスケに会えると聞いてとても喜んでいる。
「おう!いいこにしてまってろよ。」
俺はサリビアの頭をなでてから玄関を閉める。
「ガディン、行くぞ。」
「ワン!」
俺はガディンの鎖を外し、家の前に人力車を出す。
「よし」
そして俺は海の国クリミス王国に出発した。
○ ○ ○ ○ ○ ○
「え~と、お前…どうした?」
町を出てから1日ほど、
俺とガディンは道の最中突っ立っている。
そう、フォーリアと会ったのだ。
「あ、サヴァルじゃん。」
あ、サヴァルじゃん じゃねぇんだよ…
「えと、なんでこんなところいるんだ?」
「何でって…海の幸が食べたいって思ってクリミス王国に観光を…」
「学校は?」
「事情を話したら学長から特別に卒業証書貰えたんだ。今からあなたの家行く予定なんだけど…あなたこそどうしたの?」
「え~と…大声では言えないんだけど…」
俺はフォーリアに全ての事情を説明した。




