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964/2006

964_『シャイロックの子供たち』鑑賞

おはようございます。きんぴらです。



今日は2023年3月10日。金曜日だ。


 待ちに待った金曜日。今日も変わらず花粉が凄まじい。今週ずっとだ。


 ならば、映画を見なければやっていられまい。


 本日公開の映画で最も食指が動いているのは『オットーという男』だ。


 「町内イチの嫌われ者なのに、好きにならずにいられない」


 素晴らしいキャッチフレーズだ。きっと主人公らしくない主人公に違いない。そういう作品は好み。


 ……と、まるで『オットーという男』を鑑賞したかのような口ぶりだが、実は違う。



 私が選んだのは『シャイロックの子供たち』。


 池井戸潤氏の小説が原作の作品。2月17日に公開されたが、まだ鑑賞していなかった。かなり気になっていて、新作以上に優先度が高かった。


 挿絵(By みてみん)


 ストーリーを簡単に。


 とある銀行で現金紛失事件が起こる。この現金紛失も大きな問題ではあるのだが、その現金が無くなった原因の方がさらに大問題。主役である営業課長代理の西木(阿部サダヲ)はその原因を突き止め、大胆な作戦を決行する。


 登場人物である多くの人間に業があり、それぞれの欲望や願望が交錯して一つの決着に行き着く。



 結論。めちゃくちゃ面白い。まだ2023年の1クオーターすら終わっていないが、今の所圧倒的にナンバーワン。素晴らしい。傑作だ。この作品においては絶賛を惜しまない。


 まずストーリーが良質。上で書いた概要だけでもうワクワクしてくる。「アキラとあきら」に似たような高揚感がある。金と欲望渦巻く職場で起こるミステリー。たまりませんな。


 そして構成。謎を最初に公にしているようで、実は隠している。ここはネタバレに直結するのであまり書けないが、「お前か! あ〜、なるほど……テメェ!」って感じ。感嘆と当惑を抱くことになる。


 そして役者の演技が良い。阿部サダヲさん、上戸彩さん、佐藤隆太さん、佐々木蔵之介さん、柳葉敏郎さん、杉本哲太さん、橋爪功さん、玉森裕太さん、そして湯道でも名演技を魅せていた柄本明さん。名優だらけ。没入感が半端ない。まるで現場で傍観しているような感覚になってくる。皆さんの演技は本当に素晴らしかった。是非とも劇場で味わってほしいレベル。



 と、理由は様々あれど、とりあえず。大満足!


 こんな満足感はなかなか得られない。本当に鑑賞して良かった。


 作中で気になったのは、終盤でクラブのホステスがなぜか「大変なことになっている」といって柳葉敏郎さんにスマホを見せるシーン。「なんでホステスがそれを知っているの?」という感覚になった。あとは重要書類を出して大衆居酒屋で重要な話をしている点。個室でやるべき話だ。気になったのはこれらのシーン程度。細かいことがやたら気になる私にとっては珍しいパターン。


 総評。改めて、本当に素晴らしい作品だった。是非ともおすすめしたい。少なくとも2023年の作品では現時点で個人的に最も評価している。明日から土日。お時間ある方は是非劇場へ足を運んでほしい。



 ちなみに、本作は私の行きつけである丸善が入っている丸の内オアゾで始まり、そして終わる。それも良かった。「あ、そこの脇道入ってエスカレーター入ったところのカレーうどん美味しいよ」と思いながら観ていた。行きたくなってしまうではないか。


 兎にも角にも、今日は素敵な金曜日になった。これを継続してめちゃくちゃ幸せな人生を送ることにしよう。



 それでは、今日もがんばっていきまっしょい!


きんぴら

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