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72話

[戦闘終了! 【体術】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【盾】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【回避】のレベルが上がりました!]


 襲いかかってくる家具がおかしい件について。

 基本的には、椅子が多い。

 廊下を歩いていると、どこからともなく飛んでくる。


 盾で受けて、椅子の脚を掴んで、振り回す。

 回避して、椅子の脚を掴んで、叩き割る。

 粉砕した椅子を『アイテム』(ストレージ)に回収して、進む。


 それを繰り返した。

 いったい、いくつ椅子があるのだろう?

 もしかして、増殖してるのか?


 さらに、建物自体おかしい。

 かなり廊下を歩いているが、行き止まりがない。

 そもそも、ここは何階だ?

 階段をかなり上ったと思うのですが。


 空間が歪んでいる?

 ファンタジーのお約束の一つです。

 結果、現在地がわからず、道に迷っている。


 ただ、ありがたいことが一つ。

 ポルターガイストで飛んでくる椅子を『アイテム』(ストレージ)に回収しているが、そのアイテム名が『魔力木』というのだ。


 何か【錬金術】で使えそうです。

 今はそんな暇ないが、後で試したい。

 そのためにも、早くここから脱出しよう。




[戦闘終了! ラムダのレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【召喚魔法】のレベルが上がりました!]


 おお!

 なんか意外に早くレベルアップしたみたいな。

 デスペナは経験値に、影響しないのかな?

 だとしたら、ありがたいけど。





名前 :ラムダ

レベル:8(+1)

SP :430(+160)


生命力:1998(50+1771+177)

精神力:3896(0+3542+354)

筋力 :267 (74+176+17)

耐久 :265 (72+176+17)

敏捷 :268 (75+176+17)

器用 :274 (81+176+17)

魔力 :2142(0+1948+194)

幸運 :20




 うむ。

 魔力の数値がやたら高い。

 いつか五桁になるのだろうか?

 それとも、その前に9999でカンストだろうか?


 まぁ、まだまだ先の話か。

 それでもいつかは到達するだろう。

 そのとき、オレはどうなっているのだろうか。


 わからない。

 けれども、今と同じようにしていられたらな、と思う。




[戦闘終了! 【剣】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【危険察知】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【闇魔法】のレベルが上がりました!]


 適当に部屋に入ると、机や寝台、本棚などの大きな家具が飛んでくる。

 もちろん、椅子も。


 室内は広く、天上も高いので、剣を振り回せる。

 ただ、家具の質量が大きいので、ちょっと苦労した。

 なので、【闇魔法】を使ってみたのだが、意外にも動きが止まったのだ。

 そこを剣で壊していった。


 イメージだが、【闇魔法】は生物の精神に干渉して、動きを止めるのだと思っていたけど、違うのだろうか?

 それとも、今ここで起きている現象は、ポルターガイストではないのか?


 よくわからん。

 が、しかし、結果として【闇魔法】で動きが止まるのなら、それで良いか。

 原因を考えるのは、オレではなく、研究者の方々だろう。

 オレとしては、使えるならそれで十分です。


 部屋の中は殺風景で、家具を壊すと何もなくなる。

 しかし、一度部屋を出て、再び入ると、中の家具が復活していた。

 そして、また襲ってくるのだ。


 これはレベル上げに最適だ、と思い、何度も繰り返した。

 しかし、十回を過ぎると、家具が飛んでこなくなるので、残念に思いながら、次の部屋に向かった。




 たまに、本棚に本があるので、ありがたく頂戴する。

 某RPGの勇者みたいなことをしているが、客観的に見たら、これって犯罪だよね。

 まぁ、不法侵入の時点でアウトだけど。


 あ、家具が襲ってくるのって、そのせいなのか?

 だとしたら、居直り強盗でもあるな、これ。


 うーん……。

 家主がいないし、廃棄された建物なんだから、良いんだよね?

 法律ってどうだったかな?

 六法全書が欲しい。


 ……いやいや、この国の法律がどうなっているか、だよ。

 そもそも、法が定まっているのか?

 異世界の法律は、ほとんど知らないな。


 ふむ。

 これはマズイ気がする。

 知らないうちに、法を犯して逮捕される、何てこともあるかもしれないな。

 そうなったら、どうしよう?


 ……。


 もし、今していることが罪だと言われたら、逃げよう。

 捕まりたくないし。


 町中では、目立たず過ごそう。

 周囲と同じように常識的にしていたら、なんとかなるさ。

 考えるな、感じろ、だな!




 さて、現実逃避はもう終わりです。

 どうでもいいことをつらつらと考えていたけど、まだ鳥肌が立っている。


 とある部屋の扉を開けたら、壁が黒かったのだ。

 なんだろう、と『ライト』の魔法で明るくしたら、壁一面、黒い虫で一杯だった。

 いわゆる、Gと呼ばれるアイツである。


 即座に、【火魔法】を放り込んで、扉を閉じた。

 壁や建物が燃えないように魔力をコントロールした。

 下手に燃えて、Gが部屋から出ないように、だ。


 扉の向こうだが、風を吹かせた。

 見えないとか、関係ない。

 とにかく、火が燃え尽きないように、それだけを考えていました。

 ディーネとジュリアのオレへの視線がなにやら冷ややかだが、気のせいだろう、きっと。


[戦闘終了! 【火魔法】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【風魔法】のレベルが上がりました!]


 ……アイツら、魔物だったのか!?


名前 :ラムダ

レベル:8

SP :430


生命力:1998(50+1948)

精神力:3896(0+3896)

筋力 :267 (74+193)

耐久 :265 (72+193)

敏捷 :268 (75+193)

器用 :274 (81+193)

魔力 :2142(0+2142)

幸運 :20



スキル

不死 状態異常無効 超回復 魔力制御 杖の才能 魔法の才能 

高速思考 夜目 空間把握 魔闘撃 

杖LV.7 剣LV.6(+1) 体術LV.5(+1) 盾LV.6(+1) 

投擲LV.5 必中LV.6 回避LV.6(+1) ダッシュLV.5 

耐久走LV.5 解体LV.5 危険察知LV.6(+1) 

錬金術LV.4 召喚魔法LV.7(+1) 空間魔法LV.6

火魔法LV.6(+1) 水魔法LV.5 風魔法LV.6(+1) 

地魔法LV.5 氷魔法LV.5 雷魔法LV.5 

光魔法LV.6 闇魔法LV.5(+1) 無魔法LV.5


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