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190話

 職人ギルドに到着した。

 と言っても、冒険者ギルドのすぐ近くにあるので、数分で済んだ。

 ギルド関連の建物は纏めてこの辺にあるようだ。

 だから思い出せた。


 オレは、魔法使いギルドにも所属していた!


 あっぶねー。

 忘れていたよ。

 そうそう。オレは魔法使いで、精霊使いでもあったんだった。


 特に、精霊を連れていることは報告しておかないと。

 あとでイチャモンつけられて、無用なトラブルになるかもしれないからね。


 まぁ、王立魔法学院に通うことになった際に、ジーク師匠の方から国に直接伝えられているとは思うからそれほど心配してないけれど。

 それでも、改めて自分から報告しなければならないだろう。


 ふぅ。

 思い出せて良かった……。


 ではでは。面倒なことはさっさと終わらせましょう。




 職人ギルドと魔法使いギルドに行って、報告などを済ませました。

 しばらく行ってなかったので、軽い注意というか、説教をされたが、まぁ、それは仕方ない。


 報告、連絡、相談の『ホウレンソウ』は大事なのだ。

 それを怠ってはダメです。


 尤も、オレが学院に通っていることは考慮に入れてくれたので、口頭で済んだのだ。

 甘んじて受けましょう。


 さて。

 職人ギルドで、ポーションを納品後、資料室に行った。

 これがあるから、ギルドに所属していると言っても過言ではない。


 いくつか薬の作り方について調べる。

 オレや精霊だけだったらそんなに気にしないけど、今はアヤノさんとパーティーを組んでいる。

 毒や麻痺などの状態異常になる可能性があるので、なるべく薬を持っておきたい。

 魔法が使えなくなることもあるかもしれないし。


 それと、レベッカとエリーゼのためにも、風邪薬やその他諸々の薬を用意する必要があるだろう。

 特に女性特有のアレ(・・)とかもあるしね。

 姉がいたのでそこら辺のことは、なんとなく理解しています。


 自分たちでなんとかするんだろうけど、彼女たちの雇用主としては放っておくわけにはいかない。


 まぁ、オレから伝えると角が立つので、ディーネを通じてアヤノさんたちに薬を渡す、ということになるかな。


 本当はもっと早くにやるべきだったけど、忙しくて忘れていたのと、回復魔法で緩和出来るらしいこともあり、後回しにしていたのだ。

 反省ですね。


 ちゃちゃっと薬を作って、アヤノさんに渡しておこう。

 買っても良かったけど、自分で作ればスキルのレベルが上がる。

 緊急時以外は、なるべく自分でやりましょう。




 ギルド関連の用事が済んだので、次は武具を見よう。

 買うかどうかはわからないけど、やっぱり見たいのです。

 カッコイイ武具は、男の夢なのだ。


 予め冒険者ギルドでオススメの武具屋を聞いていたので、そこに行くことにした。

 さすがに何軒も行くのは、ちょっとしんどい。


 アヤノさんがいるので、女性用の武具の取り揃えが豊富なお店というリクエストをしたが、行ってみると、その店はほぼ女性専門の品揃えで、男性用は僅かしかないようだ。


 店頭にディスプレイされているのは、ビキニアーマーだったからビビった。

 あ、これ、アカンやつだ、と思ったけど、もう遅い。

 ニヤリと笑ったディーネとアヤノさんに腕を掴まれて、お店の中に連行されてしまった。


「くっ……殺せ! だが、私の心(財布)は屈しない!」


 オレの冗談に、アヤノさんがノリノリで付き合ってくれる。


「ウフフ。ムダです。

 アナタの心(財布)は──もう既に盗まれていたのですよ!」


「な、なんだってー!?」


 アヤノさんのセリフと同時に、ディーネがオレの財布を掲げた。


 あれ?

 マジでいつの間に?

 つか、それは〈アイテム〉(ストレージ)に入れていたはずなんだけど……?


「あは。やったね!」


 ディーネとアヤノさんがニッコリ笑って、ハイタッチをしている。

 いや、それは良いけど、本当にどうやって……?


「ここは武具だけじゃなくて、いろいろと服も扱っているみたいです。

 わたしたちの分だけでなく、ジュリアさんたちみんなのも買っちゃいましょう!」


 えー?

 レベッカたちはともかくも、精霊たちはいらないんじゃない?

 彼女たちは自前でどうにか出来る……し……。


「……(じー)」


 むぅ。

 ディーネの視線が……。

 珍しいな、おねだりしてくるなんて。


 良いでしょう。

 その代わり、交換条件です。

 財布の件について教えなさい。


「……(こくん)」


 よし。

 どうやったんだ?


 何?

 オレが財布を〈アイテム〉(ストレージ)にしまう前に、アヤノさんがこっそりスリとった、だと?

 そんなことが……?


 服を選んでいるアヤノさんを見ると、Vサインをした。

 自慢気にするんじゃありません!

 お父さん(仮)は怒りますよ!


 まぁ、他人にするような真似はしないだろうから、それは良いけど……。

 そういうのは、これっきりにしてほしい。

 次からは、欲しかったらそう言ってくれれば購入するよ。

 なんせオジサンの財布の鍵は、美少女の微笑みですからね。


 こほん。


 気を取り直しましょう。


 服は彼女たちに任せて、オレは武具を見よう。

 もっと言うと、防具が欲しい。

 特にアヤノさんのがあると、言うことないのだけどなぁ……。




スキル

不死 状態異常無効 超回復 

杖の才能 魔法の才能 高速思考 

夜目 魔闘撃 魔力制御 魔力操作

魔法並列起動 バランス 身軽 

空間把握 空間機動 空歩 

気配遮断 魔力遮断 

杖術LV.13 剣術LV.12 体術LV.12 盾術LV.12 

投擲LV.11 必中LV.13 回避LV.13 

ジャンプLV.11 ダッシュLV.11 耐久走LV.11 

身体強化LV.7 精神強化LV.8 防御力強化LV.7

解体LV.10 危険察知LV.12 

隠蔽LV.2(+1) 忍び足LV.2(+1)

錬金術LV.11 結界術LV.13

召喚魔法LV.13 時空魔法LV.12 

火魔法LV.11 水魔法LV.11 風魔法LV.12 

地魔法LV.12 氷魔法LV.12 雷魔法LV.12 

光魔法LV.12 闇魔法LV.12 無魔法LV.13

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