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霧の中の研究

狂狼の背後に潜む「群れ」の存在。この街の防衛に関わる重要な情報です。

さて、この状況でどうしますか? 討伐の手伝いを申し出ますか? それとも、自分の身を守るために今は静観しますか?


>>この件に関しては静観する。攻撃手段が無いので報酬を使い宿を取りしばらく攻撃手段の研究をする。


「……悪いが、俺にこの状況を打開できるほどの戦闘力はない。狂狼の群れとあればなおさらだ。……情報は渡した。あとはギルドの判断に任せる」


私はそう言い残し、カウンターから離れた。無力な自分が口を出せば、かえって事態を悪化させるだけだ。街を守る責任は勇者に任せ、今の私は自分自身を守る力を養うべきだと判断した。


報酬の金貨を握りしめ、私は街の端にある安宿へと向かう。狭いが、乾燥した屋根の下で眠れるだけで今は十分だ。


【判定フェーズ】

宿を取り、今後の「攻撃手段」について研究を深める。

行動:安宿で道具や素材を鑑定し、器用貧乏のスキルを応用して「自分でも扱える武器」を研究する。

GM補正:戦闘の意思はなく、技術向上に専念するため、追加補正なし。


ダイスロール:

1d20 = 7

判定結果:失敗


【結果:霧の中の研究】

宿の灯りの下で、私はいくつかのアイデアを試した。しかし、手元にあるのは安物の材料と、知識だけの鑑定結果。


「クソッ……。ただの『鋭い棒』や『簡単な罠』なら作れるが、狼の群れを相手にできるような代物じゃない。……器用なだけじゃ、圧倒的な暴力には抗えないってことか」


知識と技術の方向性が、戦闘用には全く噛み合わない。作りかけの投擲用具は手元で虚しく転がるだけだった。私は苛立ちを覚えつつも、焦りを抑え込むために静かに目を閉じた。


「……ま、初日から万事うまくいくわけがないか」


宿での夜は更けました。外からは、狂狼の脅威を警戒する衛兵たちの慌ただしい足音が聞こえてきます。

翌朝、あなたはどのような一日を送りますか?


>>錬金術師の工房へ行く、毒耐性と器用貧乏で攻撃手段となる毒薬が作れないか試す。


「……ただの罠じゃ、群れを相手にするには力不足だ。なら、いっそ別の『理』で戦うしかないな」


私は昨日の店主の言葉を思い出し、早朝の街を歩いた。毒耐性という、勇者パーティなら即座に「外れ」と切り捨てられたであろうスキル。しかし、毒を扱う者にとって、これほど頼もしい盾はない。


工房に到着し、昨日と同じように呼び鈴を鳴らす。

「おはよう、店主。昨日の話、まだ有効か?」


【判定フェーズ】

偏屈な店主のもとで、毒薬の研究を試みる。

行動:毒耐性と器用貧乏を活かし、安全かつ効果的な攻撃手段(毒薬)の調合を学ぶ。

GM補正:目的が明確であり、昨日店主に実力を認められているため、+2の状況補正を付与します。


ダイスロール:

1d20 = 11

最終値:11(ダイス)+ 2(状況補正)= 13

判定結果:成功


【結果:禁忌の知識】

店主は私の姿を見るなり、ニヤリと口角を上げた。「ほう、また来たか」と。

工房の中は相変わらず乱雑だが、昨日のような拒絶はない。彼は私を中央の作業台へ招き入れた。


「毒か。面白いな。確かに、お前のその『器用貧乏』な手先と、毒に侵されぬその耐性があれば、普通なら死ぬような猛毒でも『素材』として扱える」


彼はいくつかの触媒と、街の郊外でも採取できるが取扱注意の草木を差し出した。

「教えてやる。……いいか、毒を撒くのは三流だ。相手に『接触』させ、効率よく循環系に回すのが一流のやり方だぞ」


数時間の講義と実演を経て、私は『麻痺毒の塗り薬』を完成させた。これを武器に塗れば、一撃で相手の動きを鈍らせることができる。


攻撃手段の確保:『麻痺毒の塗り薬』の調合レシピを獲得。


スキルの熟練度向上:毒の扱いを学んだことで「毒耐性(Lv2)」に成長。少量の毒であれば、味見して成分を鑑定することすら可能になった。


「これなら……。ただの『戦力外』で終わるわけにはいかないな」


工房から出ると、街の空気が昨日よりもさらに張り詰めていることに気づきます。ギルドの方角から、衛兵が慌ただしく駆けていくのが見えました。どうやら狂狼の群れが、いよいよ街の近くまで迫っているようです。


あなたは、このまま工房で調合を続けますか? それとも、ギルドへ向かって何らかの行動を起こしますか?


>>このまま工房で調合を続ける。さらに強力な猛毒開発と、気配遮断による毒武器奇襲攻撃でスキルの組み合わせを試す。


「……街が騒がしいな。だが、ここで中途半端に動くのが一番の悪手だ。今必要なのは、勇者の剣ではなく、確実に狼の足を止める『牙』だ」


私は工房の隅を借り、さらに深い研究に没頭することにした。店主は私の意図を悟ったのか、無言でいくつかの危険な薬草や試薬を無造作に放り投げて寄越す。


「いいかスフィア、毒は量じゃない。……神経系への侵入経路と、対象の代謝速度を計算しろ。毒耐性持ちのお前なら、その感覚を研ぎ澄ませられるはずだ」


私は店主の助言を受けながら、自身の『鑑定』で薬草の成分を分子レベルで分解し、『器用貧乏』でその毒性を最適化していく。麻痺毒をベースに、より深部へ作用する猛毒の調合。それはまさに、戦場という名の実験室だ。


【判定フェーズ】

猛毒の開発、および気配遮断を組み合わせた奇襲攻撃の研究。

行動:より強力な毒の調合と、実戦的な奇襲パターンの検証。

GM補正:店主の協力と、極限状態での集中力があるため、+2の追加補正を付与します。


ダイスロール:

1d20 = 17

最終値:17(ダイス)+ 2(追加補正)= 19

判定結果:大成功


【結果:完成した『処刑人の調合』】

研究は驚くべき成果を生んだ。


猛毒「致死の接吻」:神経毒と血液毒を絶妙な比率で配合した猛毒。少量で狂狼の運動能力を奪い、かつ耐性を無効化する。


毒物塗布スキルの習得:武器に毒を塗る際、蒸発や流失を最小限に抑える技術(毒物塗布)を会得。攻撃のたびに毒が武器から離れず、確実に標的に送り込まれる。


奇襲戦術の確立:気配遮断を維持したまま毒を塗布し、急所に触れるまでの動きを確立。これで、相手に気づかれることなく「一撃」を与える準備が整った。


「……できた。これなら、あの狂狼の群れだろうと、道一本を地獄に変えられるな」


私は短剣の先端に青黒く光る毒を塗り、そっと鞘に収めた。

外では街の警鐘が鳴り響き、衛兵の怒号が近づいてくる。群れが、いよいよ城壁まで迫ったらしい。


工房のドアが勢いよく開き、受付嬢が息を切らして飛び込んできました。

「スフィア様! ……お願いです、北門が突破されそうです! 衛兵たちも防戦一方で、魔物たちが街に流れ込もうとしています。……あなたの、その技術で、何とか道を切り開いてくれませんか!?」


ついに、あなたが「戦力外」から「生存者」へと変わる試練の時が来ました。

街を救うために出るか、あるいは別の策を講じるか――どうしますか?

勇者たちは何やっとんねん。

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