↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世の俺は攻略キャラだったらしい  作者: 弥生 桜香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
91/270

撮影までの待ち合わせ 2

「和希ちゃーんっ!」

「よお。」

「瑛瑠ちゃん、須藤くん、おはよう。」

「おはようっ!」

「ああ。」

「あれ?」


 和希はまだ二人しかいない事に首を傾げる。


「先生は?」

「ああ、ちぃ兄は後で来るよ。」

「そうなんだ。」

「行く時にお姉ちゃんとあっちゃったから。」

「あっ…あ~~~~。」


 瑛瑠の言いたい意味が分かってしまった和希は納得と、憐憫、同情等の感情が浮かんでいた。


「ちぃ兄はほんま、運がないんよね。」

「あはは…。」

「おい、瑛瑠、神崎。」


 一人不機嫌な…、否、二人不機嫌な顔をしているが、冬牙の方はあれがデフォルトなので、一人不機嫌な顔をしている空也に二人が振り返る。


「どうしたんや、くぅ。」

「どうしたの須藤くん。」

「そっちは誰だ?」


 空也が指差した先にいたのは当然の事に冬牙がいた。


「そちらはーー。」

「あとで教えたるから今は黙っとき。」

「おい、瑛瑠。」

「だって、今説明してもどうせ、後から来る人たちもおるんやし、そん時でええやろ?」

「……。」


 空也は悔しそうに顔を顰めるが、瑛瑠はふん、と鼻を鳴らす。


「ああ、くぅ、暇やったらそこのコンビニで飲みもん買うてきてくれへん?」

「何で行かないといけないんだよ。」

「ええやん、暇やろ?」

「……。」


 ニコニコとしている瑛瑠と不機嫌そうな空也だったが、すぐに空也の方が折れる。


「分かった、買ってくるから大人しく待っていろよ。」

「承知っ!」


 びしりと軍人のように敬礼する瑛瑠に空也は呆れる。


「神崎は?」

「えっ?」

「飲みもんだ、何がいい?」

「えっと、アイスカフェオレ。」

「了解。」

「えーと、うちは。」

「ロイヤルミルクティーだろ?」

「おっ、流石くぅ。」


 瑛瑠が自分の飲み物を言おうとすればすかさず、空也が当てに来る。


「で、そっちのお兄さんは?」

「自分で買いに行く。」


 すたすたと一人コンビニ向かう冬牙に空也は驚きながらも、すぐに彼の後についていく。

 和希は後で空也が戻ってきたら謝らないといけないと、頭を抱えたのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。