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被った皮
翌日。
私は疲れて、惰眠を貪ろうとした。
阿佐葱にされたことに疲れて、忘れ去ろうとした。
阿佐葱が被っていた皮は変態だった。
夢でも阿佐葱に喰われて絶頂かされていた私だった。
「はぁはぁ……夢でもなの!!」
見た夢に魘され、飛び起きた私だった。
思わず、あそこに手を伸ばして、確認した。
濡れていなかった。耐えたのだ。
昨日のことは一刻も早く忘れ去りたいのだ。
変態に付き合わされ、夢にまで侵蝕された。
少女漫画でも読んで、忌まわしい記憶を塗り替えたい。
汗をかいていた。汗を流そうと浴室に向かった。
浴室の扉を閉め、シャワーで嫌な汗を流し、洗い終え、バスタオルで拭いて、自室に戻った。
時刻は9時過ぎだった。
リビングに降りて、朝食を摂ることにした。
朝食を摂り終え、自室に戻って、少女漫画を読み始めた。
少女漫画を7巻ほど読んだ頃、着信音が鳴った。
阿佐葱からだった。
一度無視した。
2度目が掛かってきた。
私は阿佐葱家に着いた。
私は恐る恐るインターフォンを押した。
阿佐葱の元気な声が返ってきた。
「なっちょ〜私を無視するなんて酷いなぁ〜」
「ごめんなさい」
私は阿佐葱家に上がり、おもてなしをされた。
私は阿佐葱を恐れた。
私は阿佐葱に、身体に恐れを刻み付けられた。




