第一話 家族の絆
この度は本作品に触れていただきありがとうございます。この物語の舞台は紀元前10世紀の宇宙王国に住む主人公が成長していく話です!
最後まで読んでいただけたら光栄です。
楽しんでいってください!
古い家の隅で刀を磨く一人の青年がいた。死師頼博。百姓の家に生まれた長男だ。宇宙王国では、一年に一度百姓の生まれでも武士に転職する事ができる試験があった。頼博の家は貧しかったため、父や母や弟のために頼博はこの試験に落ちるわけにはいかなかった。そこへ、一人の男が近づいてきた。父の信博だ。信博は優しい口調で頼博に話しかけた。
『稽古の調子はどうだ?』
『バッチリです。明日の試験のために今日は稽古をせずに体を休めたいと思います。』
『そうだな。無理せず頑張ってくれ』
父はにこりと微笑み去っていった。
父が去った後、頼博は刀を磨くのをやめて、天井を見上げて呟いた。
『正直言って稽古は上手くいっていない。私には才能がないのだろうか?』
人前では、ネガティブな事を一切言わない頼博だが、裏では大きな不安と闘っていた。そんな不安な気持ちを胸に秘め、試験当日を迎えた。試験開始時刻は午後5時半。夕焼けが会場全体を焦がし、大地はたそがれ色になっていた。頼博はあたりを見渡した。軽く100人を超える参加者達が勇ましい表情で試験官を見つめていた。時刻が5時半を回った瞬間、試験官は口を開いた。
『これより試験を開始する!ここにいる全員が今日のために努力してきたことだろう!今までの努力を発揮してくれ!』
『うおぉぉぉぉぉぉ!』
会場全体が大きな歓声に包まれた。頼博も便乗して歓声を上げた。
『ルールを説明する、、、』
試験官の長い説明が終わった。今回の試験はトーナメント制であり、合格できるのは一人のみ。つまり、5連勝する必要がある。頼博は気を引き締めて舞台に上がった。
『一回戦目、、、、、開始!』
頼博は素早く木刀をかまえた。対する相手は15歳ぐらいの小柄な女子だった。
やりづらいなぁと内心思いつつも頼博は攻撃を仕掛けた。木刀と少女との距離が1m程になった瞬間、少女の姿が消えた。
『何!?』
少女はすでに後ろに回り込んでいた。少女はつめたく言った。
『遅すぎるわ、それでも稽古してたの?』
少女は言い終えると、すかさず木刀をふるった。
頼博はすぐに向き合い、少女からの攻撃を受け止めた。
『お嬢さん、あなたは私より速いが、もっと剣技を磨いた方がいいですよ。』
両者は睨み合い、会場全体が緊迫した空気に包まれた。
ご愛読ありがとうございます。いったいこの戦いはどちらが勝つのでしょうか!
話は変わりますが、私は最近愛犬と散歩をするのですが、あまりの寒さに10分が限界でした。(近くには半袖の小学生がいましたが)




