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宿前にて
飯田の職業はSUMOUファイターだろう・・・。
本来は男性限定なんだが、何故か伊豆木はこの職業に就いている。
『主よ、この少女の職は明らかに・・・』
解ってるぞ。
ただ、どうやって治そうか。
悩んでいると赤みがやって来た。
「オサカベ様、今晩の食事はいかがですか・・・おや?新規のお客様ですか?」
「はい、黒猫さんに行くところないなら宿があるって教えて貰ったので。」
「あの人は・・・オサカベ様、シノブさんと相部屋でも大丈夫でしょうか?」
「え?忍ちゃんいるの?」
「ああ、来てるぞ。」
「良かった。他のみんなは?」
「城の牢屋にいる。この国の女王様が『道具を作った人物が装備者が、瀕死になると牢に転送される設定にしていた。』らしいよ。」
「そう、爆発したり無理矢理従わさせるような事にならなくてよかった。あ、女将さん、相部屋でお願いします。」
「そうですか。スズイチ、シノブさんに伝えて来てください。」
女将は近くにいた雀に指示を出して伊豆木の方を見た。
「お連れ様、ステータスに異常がありますね?治せる者を呼びますので、しばしお待ちください。お代は要らないです。サービスですよ。」
女将は微笑みながら間にそう言った。




