二十六話 逮捕・・・?
遅くなってすいません(´;ω;`)ブワッ
やぁっほーい界人だぜ!
剣盗んだ奴を倒した。
いや、強かった。ちょっと戦いの時の回想流すわ。
障壁が割られた!?
不味い、非常に不味い。
早く捕まえなおさなk・・・っ!!!
いきなり剣で斬られた。障壁で防ぐが、二撃目で割られる。
くそ、まだ斬ってくる。もう、素早いな!!
今度は厚めに張る。塊魔力を習得したから厚く張れるのだ。フッ。
よし、余裕でふせg『fァィャーbーr』ゴゴゴゴ!?
魔法か!?そうか、使えるのは自分だけとは限らないもんな。
小声だったが、ファイヤーボールと聞こえた。
が、障壁を割れなかったみたいだな、危ないあブッ!
障壁を回りこんできた!やばい!
俺は咄嗟に剣で防ぐ・・・あ、剣は取られたんだった。
ガッ!
・・・!これは・・・魔力剣か!塊魔力で生み出す剣だが、こんな時に役に立つとは。
よし、反撃開始だ!おら!おら!
ベキッ
あっ剣折れた・・・耐久ねぇな!
でも、障壁も二、三発耐えれるか、位だからしかたないのかもしれない。
って「『fァィャーボール!!!』」ああ!やばい!
語尾の方声でかくなってるし、威力高いぞこれ!
あっ
生きてる・・・?
倒さなきゃ・・・
『飛翔円周斬』・・・!
・・・・・・。
という訳だ。最後の方殆ど無意識だったわ。剣とか気が付いたら創ってたし。
倒せたから結果オーライだね。うん。
で、目の前に転げってる死体だけど。
・・・うん、死んでなかったわ。当然だけど。
死んでたらもっと取り乱してる。
どうやら気絶してる様だな。飛翔円周斬で顎ぶつけたのかな?
痕はついていない。
向こうも無意識に防ごうとしたらしく、衝撃だけが頭に向かったのだろう。
・・・さて、どうするか。
いきなり警察突き出すのもなぁ~。
異世界だしよくわからない。誰かに相談しよう。
じゃあ、運ぶか。
よっこら・・・しょ!
あれ、存外に軽いぞ。
フードで顔が見えない、えい。
ヘアッ!?女!?
まじか、それであの強さ・・・?
いや、レベルとかある世界だし性別と強さはたいして関係ないのかもしれない。
っていうか顎に痕ついてなくて良かった・・・。
そして俺は街に帰って行った。
あ、姫さま抱っこなんてしてないぜ、肩に担いでるぜ。
重いし。・・・重いし。
力のない自分が情けない・・・。
「おーいえぐっちゃーん」
「Heyなんじゃらh・・・!?なんか担いでる!?」
「ああ、泥棒。」
「ああ、泥棒ね。」
「どうしたらいいと思う?」
「どうしたらいいだろうね。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「なんでこんなに淡々としてるんだよォ!?」
「ハッ!?界人が人攫いしたことで放心していた!?」
「おい!俺は悪くねぇ!」
「大体界人なんか盗まれる物あったっけ?」
「ああ、これ。」
そういって、俺は進化した武器『レッドビースト』を見せる。
「へぇ~、いい剣だけど、態々盗むほどでもないような・・・。」
「だよね、なんで俺も盗まれたのかさっぱりだぜ?」
「じゃあ本人に聞いてみる?」
「起こしたら魔法撃ってきそうだけどね・・・。」
「ほえ!?MAHOU使えちゃう系!?使えちゃう系!?」
使えちゃう系ってなんだよ。モテねぇよ。いや、モテそうだが。
「ああ、使えちゃう系DA!なんかやばいのか?」
「やばいよ、マジヤバでちゃけパねぇよーっ!」
「例えるなら?」
「跳び箱9段くらい」
「地味にスゲェ」
ひどい例えだ・・・。
「でもってどんな魔法を使ったの?」
「火の玉飛ばしてきたぜ!」
「なんか呟いてなかった?」
「『fァィャーbーr』って言ってたぞ。」
「ファイヤーボールか、初級の中の初級だね。」
「でも威力あったけどなぁ。あれで初級か?」
「ああ、発射まで出来るのか、それなら威力あるな。」
「え、発射出来ない奴いるの?」
「うん、跳び箱10段で撃てるくらい。」
「じゃあ発射出来ない奴ってどうしてんの?」
「発現までは出来るから、投げてる。」
「投げてる!?」
「うん、だから無駄に投力が凄い。」
え、ええ~・・・。
「ちなみに『フレイムアロー』っていう『ボール』系の強化版もあるけど、投げにくいから不人気。」
知らねぇよ!
「あ、でも『フレイムランス』とかないの?投げ槍の要領で」
「あるよ、でもそれよりは『フレイムハンマー』とか投げてる人が多いね。」
へー。
「円盤投げとかないの?」
「『フレイムフリスビー』があるけど、あれ当てにくいからね・・・。そもそもほぼ威力が無いし」
「フリスビーかぁ。」
「あ、犬系の魔物は釣れるよ」
「お、おう」
すげぇどうでもいい。が、ペットが連れてけないことはわかった。
「で、話を戻すけど、使えるのはファイヤーボールだけ?」
えーっと、どうだろうなぁ。
「なんか戦闘中に気になることなかった?」
えぐっちゃんから質問だ。
そうだなぁ。
「ちょっと移動が速くなってたかな」
「うーん、『スピード』っていう魔法もあるけど、普通にアーツとかスキルにも移動速度上昇系はあるからなぁ。」
・・・、ちょっと疑問を口にしてみる。
「思ったんだが、特技やらアーツやらスキルやら魔法やら魔術やら多くて何が何だか分からないんだけど。」
「ああ、そうかもね、一応解説しとくよ。ほいっ」
そういってえぐっちゃんが何処かから、一覧のようなものを取り出した。
何々?
スキル
基本的に、特技等を使うのに必要なもの。
例えば、アーツの『スラッシュ』はスキル『両手剣』があれば使えるし、別のアーツ『五連撃』を使うにはスキル『短剣』等の10レベルが必要であったりする。
また、熟練者なら、当然威力は下がるが、「『片手剣』Lv.10のアーツ『死連斬』を槍を持って発動する」などといった応用も可能である。
特技
アーツや魔法、魔術等の技の総称。
魔法
魔力を利用して、特定の言葉を唱える事で、その現象を生む。
『ファイヤー』『ボール』等、単語を組み合わせて使う。
下手な人なら、「『燃えている火の玉を敵に撃ちだす』『ファイヤーボール』」
のように、具体的に唱える事で使うことが出来る。
また、威力の高い魔法は難易度が高いので、こちらも唱える必要がある。
多人数で一つの魔法を使う事も可能。
『燃えている火の玉を撃ちだす』を省略するのは大変だが出来なくもない。
しかし、『ファイヤーボール』の部分を省くのは圧倒的困難で、それを出来るようにするには『ユニークスキル』程の力が必要。
魔術
魔力を利用して、想像力を働かせる事で、その現象に捻じ曲げる。
『ファイヤー』『ボール』などとは違っていて、何故か『火の玉』のようにカタカナがない。
魔法と違い単語よりも想像力が大事になるため、発動は最悪『炎』だけでもよい。
そのかわり想像力がかなーり大事になるため、魔法よりも優れている、という訳でもない。
実践で焦ったりする事で不発になったり、使いこなすには経験が必要である。
そのかわり応用力は魔法の比ではなく、いろんな事に使うことができる。
それも含めて、術者の腕が問われるだろう。
魔法がパワー型なら、魔術はテクニック型なのかもしれない。
その他
実は魔法や魔術以外にもそういった物は存在する。
武闘法や精霊術、法術に忍術など、上げていったらキリがない。
これらは魔力を使わないため、魔法や魔術を使えない人等が多く持っている。
ちなみに武闘法とは自身の『闘気』を使うが、その他のは基本的に特別な生まれ、育ち方などでないと使えない。
「と、こんな感じ。」
「・・・」
「寝てる?」
ハッ!俺は何をしていたんだ!?
「寝てたのかよ!」
「いや、冗談」
流石に起きてる。立ったまま眠れるかっ!
「じゃ、しまうよ。」
といって、えぐっちゃんはその一覧の書かれたボードをしまった。
はたしてどこにしまったのか・・・。
「で、結局対応はどうするの?」
だいぶ脱線したが、この盗人は警察に突き出せばいいのだろうか。
「うーん、別にそれでもいいけど、犯罪奴隷にされるらしいよ。」
「え、なぜ?」
「なんとなく身なりからわかるけど、この人はきっとスラム出身だ。
そういう奴らって扱いが雑らしいんだよね。」
へぇー。てかなんでそんなこと知ってるんだこいつ。
「じゃあどうする?」
「うーん、まぁ犯行動機でも適当に聞いて、金貰って開放するよ。」
「逆恨みされないかな?」
「流石に負けないよ。それにあの宿結構高いんだ。夜襲われる事もないでしょ。」
それなら安心だ。
その時、いきなりえぐっちゃんが目つきを変えた。
なんと、盗人が起きたのだ。
しかも、口が動いている。「『…ール』!」魔法か!?
しかし、えぐっちゃんの対応は素早かった。
いきなり
「『マジックバインド』!!!」
と唱えたのだ。
そういえば模擬戦で戦った時は『チートバインド』っての食らって負けたっけ。
後で話を聞いておこう。
で、盗人が出した火の玉は煙を出して消えてしまった。
ノーダメージだぜ。
えぐっちゃんTUEEEEE
今度は盗人がナイフをどこからともなく取り出そうとしたが、
えぐっちゃんが抜刀、ナイフの刃に居合を放ち、スパっと斬ってしまった。
流石の貫通力。いわゆるKATANAの域である。
手を斬ったりしないあたり腕がいいよな、こいつ。
刀身だけを1mmくらいしか残さず斬りやがった。刀術何レベだよ。
特技も使ってないみたいだし。
「!!『スピード』」
驚いた盗人が逃げようと魔法を唱えた。
焦ったのか声が出てしまったようで、魔法名が聞こえたぜ。
しかし、さっきの『マジックバインド』で封じられているため、不発。
えぐっちゃんにローブの端っこを捕まえられてジタバタしてる。
「いや、行動は早かったよ、」
とかえぐっちゃんが言ってる。圧倒的上から目線。
しかし。
「シッ!」
石が飛ぶ。あ、あれは!
「え、えぐっちゃんそれ爆弾だァーッ!」
なんと盗人が腰から爆発する石を投げつけやがったんだ!
「新型魔力でッ!」
急いで塊魔力の障壁を飛ばすが、間に合わない!
「!!」
えぐっちゃんも流石に予想していなかったのか、驚いた顔だ。
(離れろ!)
そう思ったが、えぐっちゃんはその場から動かない。
防具をつけているが、あの零距離じゃあ重症だ!
石ころが光る。まずい!
・・・しかし、何故かえぐっちゃんは懐に手を突っ込んだ。そして何かを取り出し、
「『起動』」
と言った。
その瞬間、石ころの光が消えた。
「へ?」
「!?」
俺が間抜けな声を上げる。盗人も驚くばかり。
「ふー、うまくいった。」
えぐっちゃんは汗を拭っている。えっ、なにしたの!?
「ところで貴様」
はっ!今寒気が!
「何をしている?」
えぐっちゃんの冷ややかな声。爆弾投げられて、キレたか!?
ローブを着た盗人、殺気を当てられてビビってる。
! スッ
え?今何が?
えぐっちゃんが腕を振ったと思ったら、ナイフが投げられていた。
感じる力とナイフの音がズレてる。意味が分からないぞっ!?
さっきから俺の許容範囲を超えてもうよくわからない・・・。
しかし、投げられたナイフは見当違いの方向へ。
そして。
ズカ
路地裏への道の壁に刺さった。
その一センチ横には、知らない男の首が。
「死にたくなければこちらに来い。」
えぐっちゃんが笑う。怖えええ
「は、はいいいい」
そしてその男が何かを投げ捨てて近寄ってくる。
あ、あれボウガンじゃん、この世界にあるのか。
「何故、狙ったー?」
えぐっちゃんが問う。男は怯えながら応える。
「それは・・・ね、姉ちゃんを助けるためだ!」
何かを言いかけたが、呑み込んで、違う事を言ってる、嘘くせ。
ところで、「姉ちゃん」・・・この盗人の事か。
「だけど、こいつは物を盗み、捕まえた俺らに攻撃してきた、自衛くらいしてもいいはずでしょ?」
正論である。
「く、そうだけど、」
相手はタジタジだ。
ダッ!
「ッ!おっと!」
えぐっちゃんがナイフを投げる。
盗人が逃げようとしたが、ナイフを行き先に投げられた。
「実力差に気付かないのかなー?^^」
そういって、えぐっちゃんが提案する。
「なんで、界人の剣を盗ったのか。別に取って食おうって訳でもないんだ。
ただ、なんでそんなことをしたのか。それが知りたいだけだよっ。
警察には突き出さんよ。落ち着いて話をしよう。て訳で宿に来ない?」
えっ、こいつら宿に招くの?まあいいか。俺からも勧めておこう。
「そうだよ、何か理由があるんだろ?立ち話もなんだから、俺らの宿で話でもしようぜ!」
二人は顔を見合わせたが、観念したように、こう言った。
「・・・いいわよ。どうせ逃げられないし、煮るなり焼くなりどうとでもしなさい。」
「姉ちゃんになんかしたら許さねぇからな!」
どうやら来てくれるようだ。あ、名前聞いとこ。
「名前を聞いてなかった。教えてちょー。あ、俺は界人だぜ!」
シリアスっぽいこの空気は嫌だぜ!
「私はシルフ。この子は」
「俺は・・・名前がないんだ。」
なるほど、スラム出身だからかな?
「一応皆からは下っ端Bって呼ばれてる」
扱いひっでぇ。
「わいは風柳だよー、下の名前はえぐだ。ついてきてねッ!」
といって、えぐっちゃんは宿の方向に走って行った。
何故走る。
「ま、待っとくりー!!」
走るけど追いつけない。くそぉ。
「・・・『スピード』」
うっわずるい
「あ!待ってくれよ!」
ズドドドド
何あいつ重戦車みたい。ボウガンいらねぇ。
ああ!えぐっちゃんが『天空』で飛びやがった!追いつけるか!
それならこっちだって!
「ふふふ・・・障壁DA☆追いついてやるぜぇい!」
「・・・」
「待てよォ!お、俺だって!」ズドドドドド
今のところ早い順に
えぐっちゃん→シルフ→俺→下っ端B
だ。
くそ、これ以上スピード出ないのか!?
はあああああ!!
「『天空』!」
俺はえぐっちゃんと違って持続力がないから、数秒したら落ちてしまう。
だからこうする!
「障壁!」
よし、足場を作ったぞ!
地面に垂直に障壁を張ることで天空のための足場にしてやったぜ!
「・・・!」
ん?シルフが何かしようとしてる?
「・・・『盗賊の足』!」
ええええ!?
まさか今新たな特技を習得したのか!?
すげぇ。
「うおおおおおお!!!」ズドドドド
あいつ頑張ってるけど遅いんだよなぁ。
「『粉砕突進』!!!!!!!」
へぁ!?
何やってんだよ!?
あれ当たったら怪我じゃ済まないぞ・・・。
そうして、俺らは宿に着いたのだった。
没ネタ
「え、発射出来ない奴いるの?」
「うん、跳び箱10段で撃てるくらい。」
「じゃあ発射出来ない奴ってどうしてんの?」
「発現までは出来るから、支援特化になる。」
「全く支援してない小説の身内ネタはやめなさい」
そういえば最近スマホとかいう文明の利器を手に入れたんですよね、
ハキ「スマホ買ったから番号教えろ」
友人1「うんたらーうんたらー✕○58だよ」
友人2「信じるなよ、そいつの言葉を!こいつは✕○85の匂いがpnpn(ry」
ハキ「(いや、ここは1を信じよう)」
1「俺が正しい」
2「どうなっても知らんぞ」
ハ「試しに掛けてみるよ」
プルル、プルル
ハ「聞こえてるか1、バーカバーカ!」
プルル、プルル
ハ「あ、まだだった(笑)」
ピッ
ハ「あ、もしもしwwww1か?wwwww」
誰か「えーっと、はい?あの、いえ、私は・・・」
ハ「(察し)」
ハ「スイマセンマチガエマシタァァァァァ!!!!!」
ブツン!
という事があってですね・・・。
バーカバーカの下りが聞こえてたら危なかった・・・。




