29. あれは一瞬だった……
久しぶりの投稿です。
そして、俺が剣を構えると、
「駄目だよ。もし俺に攻撃したりしたら……」
ルシスは懐から瓶のような物を出した。
「これ何かわかるからな?」
俺には見覚えが無かったが、後ろのアリナが言った。
「それは毒を直す薬ですよね」
「ああ、その通りだ。そこの毒の矢に刺さっている奴がいるだろう。その毒は猛毒で数時間で体全体に広がって、最終的に死ぬんだよね」
ルシス? は悠然に話した。
「そういうことかよ。ルシスお前の言うことを聞けば渡すってことか……」
ザードが吐き捨てるように言うと、
「だからな、ルシスじゃない。しょがないな……俺の本当の名前はライクブリドだ」
ライクブリドがそう言うとその名前を知っていたのか、ザードとラクトが驚駭する。
「僕その名前知ってる……」
「俺も聞いたことある。この辺りを住みにしている有名な盗賊のリーダー“ライクブリド”」
「よく知ってるじゃないか、なら話が早いな。まず、俺に付いて来い!」
そして、ライクブリドに少し広い場所に連れて越されられた。
「じゃあ……まず、荷物全て俺の前に置け!」
俺も仕方がなく荷物を置いた。
「あともちろん服も置いてけよ」
みんな嫌がるも服を脱いでライクブリドに渡した。なので俺達は下着状態になった。
「下着は勘弁してやるよ!」
笑いながら言った。そしてたら周りの仲間達も笑う。
「ほらよっ!」
ライクブリドはさっきの瓶を俺達に向かって投げた。
俺は飛んできた瓶を落としそうになったが、しっかり掴んだ。
それをザードに渡した。
「ありがとう」
サードはそれを一気に飲んだ。
「時間が経ったら治るだろうな」
そう言うと、ライクブリドは仲間と一緒に奥に消えた。
「この後どうします……」
アリナは恥ずかしそうに体を隠しながら言った。
「本当だよな」
「俺なんか、案内人がまさか盗賊だったなんて……」
よし、もし王国に着いたらあいつに責任を取って貰わないと気が済まない。
「物とか全部取られてしまったしぃ」
「それならいちよう大丈夫だよ」
「どう言うことだ……ラーメン?」
俺は何もない空間から物も出して見せる。
「え!?」
「実は【アイテムボックス】という魔法みたいなやつでして、さっきの鞄はフェイクなんだよ」
「うぇいく?」
「偽物ってことだよ」
「すごいな。初めてみたぜ!」
こうして会話していると、周りからざわざわと音が聞こえてきた。
「なんだ!?」
森の中から人が何十人も俺達を囲みながら出てきた。
その人達はみんな武器を構えおり、最後に一人前に出てきた。
「おかしいなと思ったがそういう事だったのか」
「ライクブリド!?」
「本当は後で殺そう思ってたけど……今殺そおじゃないか」
その瞬間に周りにいた人達が俺達に向かって突撃してきた。
「まじかよ。俺武器持ってないぞ」
「私もよ」
「お嬢様は私が体を張って守ります」
執事はアリナを庇うように立ち、ザードとラクトもいちよう案内してる側なので守るように立った。
「大丈夫。ここは俺に任せてくれ」
俺は皆んなの前に立ち言った。
「どういうことだぁ?」
俺は【表示】で敵人数を把握して、【剣】で敵の人数分の剣を出した。
「あ? なんだ?」
突然現れた剣に周囲が驚いた表情を浮かべている。
「まぁいい、殺れ!!」
盗賊達が俺達に向かって攻撃しようとた時、俺は【操作】を使用して、剣が盗賊達に向かって飛ぶように設定した。
突然剣が浮いて、自分の方に飛んでくる剣を見ながら、喚くが、逃げることができなく、盗賊の首が次々と空を舞った。
「え?」
その光景をザード達は唖然とし、口をぱかっと開けて立っている。
「な……何がお、起きたんだ!!」
ライクブリドもその出来事に驚き後ろに下がるがすぐさまに誰かに合図をした。
そしたら俺に炎の塊が飛んできたので【魔法】で水を創り出してそれで打ち消す。
俺は炎魔法を発動した人達に向かって炎を出し、そこから悲鳴のような声がするがそれに気にせず、他の人にも魔法を打って最後にライクブリドだけ残った。
俺がライクブリドのところに行くと、
「そういう事か……お前といる時なん変な感じがしたが……えっと【アイテムボックス】だっけなぁ……そんなのが使える時点で普通でわないよな。まさか仲間にも隠してるんじゃないのか?」
「ところでお前案内人だよね」
「それはつくり……」
「パーレル王国ってどこ方向?」
ライクブリドに言われた事が図星だったので話を変えた。
「こ、ここからだと……」
ライクブリドは「あっち」と北を指差した。
「本当に合ってるんだろうな?」
「あ……合ってるとも、10年ここを歩いてるからな……」
俺が行こうとすると、ライクブリドは何かを言いたかったのか俺を呼び止めた。
「俺……私を殺さないのか?」
「まぁ確かに騙したりサードに毒の矢を放ったけど、ちゃんと毒を治す薬も渡してくれたしお前の仲間も結構殺しちゃったしね」
「そ、そうか……」
ライクブリドは安心したのか、木の根元に座り目を瞑った。
その瞬間に【操作】で残り1つ浮いていた剣を使い、ライクブリドの首を切った。
「許す訳ないだろ……」
初めてこんなに人を殺してしまったのにあまり罪悪感を感じない、と思ったら確か【大丈夫】というスキルを発動させていた事に気付いた。
「ラーメン大丈夫かぁ!!」
「大丈夫!」
その後ザード達に色々聞かれたが、この事を誰にも言うなとだけ言っておいた。
「僕は案内人だけどこの場所行かないからパーレル王国の行き方分からないよぉ」
「そうだよな。せめて方向がわかればな……」
俺は「あっち」と言いながら北に向けて指差した。
「どうしてそっちだと分かったんだ?」
「ルシス……じゃなくてライクブリドが言ってた」
「あんな奴のいう事を信じるのか」
「わかんないよりかはましじゃないか」
「そうだな」
そして早速パーレル王国へ移動し始めた。




