C6.appx11 闇エルフ長、苦悶す
ぬあー!昨日アップしたと思ったら思い込みだった―!
・・・おかげで見直しもできたけどorz
あ゛~~~~何でこんなことになっちゃったんだろ。
面倒臭いなぁ・・・。
「あ、ほらそこ、また迷わされてるよ。」
大体エルフの秘術は精霊によるもの・・・これはエルフ全般に言えること。
そんな技術によって作られるまやかしを、どうにかするなんて無理に決まってるじゃない。
「違う違う、それは実体じゃあないよ。」
この大気に満ちるマナから人々を守ると言われている大地の守護者。
その守護者により近いとされる精霊の力を、どうやって干渉させる気なんだろう?
「はいそれも間違い。
それなりにパターンもあるんだからせめて体で覚えなよ。」
なんて言ってみたものの、知っている僕らでさえ完璧じゃないのに・・・。
だーりんもここに来ないし・・・はぁ。
「はかどっているか?」
「のわぁ!だーりん!?何時からそこに!?」
「つい今しがただが?」
嘘吐きなんだから・・・気配のけの字もあったもんじゃない。
普通に近づいてきてたなら精霊が囁いてくれるんだよ、とは教えてあげない。
「みんなてんでダメダメだねぇ。
こんなの体で覚えれる方がどうかしてるんだよ・・・って何普通に参加しようとしてるの!?」
「やってみなければ分からないだろう?」
これだもん・・・。
僕の一族が作った迷路をサクサク進んでいくだーりん。
あ、ほらやっぱり迷わされた。
間違うと入口に戻るからすぐ分かる。
ん?何か考え込んでる?こんな時のだーりんってばきっと・・・あ、ちょっとワクワクしてきた♪
も一度挑戦するだーりん♪さくさくすすんで・・・あ、また間違えてる。
そこは精霊の罠が・・・ってはいぃ!?何で素通りしてるのあの人・・・。
ふ・・・うふ・・・あは・・・あははははは。
そうそう、これだよこれ、この意外感!
何時も予想の範囲に収まってくれないこの感じが目を離させてくれないんだ。
・・・ただ、うちの子にも言われたけど、これは好意?興味?恋?
僕には分からないな。
手本となるべき僕の父様と母様は、互いに依存し過ぎていた。
あれを恋だの愛だの言うのなら僕は要らない・・・。
ただ、だーりんに抱く感情は、あんな依存しきった排他的なものでは無いと断言できる。
「中々に面白かった。」
「おっふ、また唐突に帰って来たね・・・クリアできたの?」
「そこまでは出来なかったがコツは掴めた。
今シャドウナイトを介して皆に指示を出したので期待していろ。」
「はいはい。」
「で、今回の褒美は何が良いんだ?」
「・・・え?」
「ん?ただ働きさせるとでも思ったのか?」
「あー・・・いや、何時もならそうなのかなぁ?って。」
「ふむ、では何か考えておけ。」
「えー?えっと、あの、んじゃ、大人なご褒美も・・・オッケー?」
半ば冗談めかして聞いてみた。
するといきなりだーりんは僕を抱き寄せて、
「そうするか?」
「あ・・・や・・・むきゃー!冗談!冗談だっ!よ!」
「そうか、では考えておくんだぞ。」
そう言い残して、だーりんはさっさと行ってしまった。
・・・拒否ってしまった。
僕・・・何がしたいの?何を求めてるの?何が欲しいの・・・?
くあー!もやもやするー!




