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世界最強の元大魔王  作者:
序章
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1/19

転生

初めての投稿です。

俺は守れなかった。

彼に誓ったのに.........!

今度こそ彼女を守ると..........!


なのに、またアイツに殺されてしまった!

また、守れなかった!

だから、俺は世界を憎み、世界を破壊する事にした。

かつては、世界の愛し子だった.........いや、今でも愛し子の俺は世界を破壊しようとした。


だが、結局は失敗に終わった。

彼女に似た容姿の少年の顔を見て改めて自分がしてきた事を思い出した。

自分がしてきた事を思い出したら死にたくなって来た。


死ねるとは思っていなかった。

だって、前だってそうだったから..........。

前は本当には死ねなかった。

そのせいで、今の俺があるのだから..........。


けど、今度こそは死ねる気がする。

だって、俺は世界を破壊しようとしたのだから..........。

これなら、俺を死なせてくれる。

そう、希望を持った俺の行動は早かった。


すぐに、配下たちを逃げさせて城には俺1人だけになった。

そうして、数分後には勇者一行がやって来た。

その勇者一行を率いている彼こそが彼女の弟である勇者アキラだ。

彼は本当に彼女に似ている。


きっと、彼は俺を憎んでいるだろう。

それで良い。

その気持ちで俺を殺してくれれば..........!

俺は死ねる気がする。


そう言う思いを胸に俺は戦いの火蓋を切った。

戦いは俺の一方的な蹂躙劇だった。

勇者アキラ以外は全員死んだ。


勇者アキラは、仲間が死んだとしても希望を抱いて俺に戦いを挑んだ。

そうして、最後の戦いは勇者アキラの勝利だった。

本当は全力を出して戦いたかった。

だが、俺にそれは許されない。


勇者アキラでも、今の封印状態の俺を倒す事は出来ないと判断した。

その結論に至った俺は勇者アキラに幻を見せさせて勇者アキラが俺を殺したように見せかけた。

実際のところは俺が呼んだ助っ人に殺させた。


アイツは最後まで渋っていたから神魔眼の力で操って俺を斬らせた。

アイツは最後まで自分を責めるかもと考えた俺はアイツにも勇者アキラが俺を殺したように見せかけた。


そうして、俺が死ぬ一歩手前で勇者アキラが話しかけてきた。


「お前はやっぱり優しい大魔王なんだね。姉さんから聞いた通りだった。わざと僕に勝ちを譲ったんでしょ?僕には幻の類は効かないからね。彼、最後まで泣いてたよ?」

「........大丈夫だ。アイツには幻でお前に殺されたように見せたからな...........。アイツに苦しい思いを背負わせる訳にはいかないからな。」

「ふふ、やっぱり君は優しい大魔王だね。..........また、会えるかな?」

「どうだろうな。俺は本当の意味では死ねぬが貴様はどうなるのだろうな。だが、そうだな..........。もし、また会えたらその時は俺の命に変えてもお前を守り抜くと誓おう。」

「ふふ、そこは友達になろうって言ってほしいんだけど?」

「.........友、か...........。それは、それで悪くはないな。覚えおこう。勇者アキラ...........。」

「うん。そうしてくれると助かるよ。それじゃあ、また会おうね。大魔王レオン...........いや、レオさん。」


久しぶりに聞いた...........。

俺の昔の名前............。

本当に彼女に似ているな。

勇者アキラは............。



1話を読んで頂きありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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