表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神を越えたその先へ  作者: blaster
2,5章 それぞれの物語2
PR
21/38

閑話 魔族

 今回はクラスメイトたちのエピソードです。

 気がつけばもう20話目ですね。

「ふぅ、、、。」


 涼乃が朝の鍛練を終え、タオルを肩にかけ休憩してると、


「宵波さん。」

「あら、進藤くんじゃない。どうかした?」

「いや、朝から特訓だなんて偉いなと思っただけだよ。毎日やってるでしょ?」

「ええ、あんなことをもう二度と起こさないようにね。もしもの時は私が護れるぐらいに強くならないと。もう守られるのはごめんよ。」

「守られる?まあ、彼のことは残念だったね、、、。宵波さんは彼と仲が良かったから。」

「そうね、残念だわ。でも、そんな話をしに来たわけではないでしょ?」

「ああ、そうだった。今から僕と手合わせしてくれないか?」

「、、、なぜ?」

「自分の力を試したいんだ。クラスの皆じゃちょっと危ないからね。」

「魔法の使用は禁止、寸止めでなら良いわよ。」

「それで構わない。ありがとう。」

「じゃあ始めましょうか。」


 2人は向かい合った。先に動いたのは、進藤だった。


「はっ!」


──ギンッ!──


 振り下ろされる剣に涼乃は横から自らの剣をぶつけ受け流す。

 攻撃を防がれた進藤は焦らず、冷静に違う角度から連撃を重ねていく。涼乃はそれを丁寧に、正確に捌いていく。ずっと続くかと思われたが、戦いは唐突に終わりを迎えた。


「シッ」

「うぐっ!?」


 涼乃が進藤の膝目掛けて蹴りを放ったのだ。バランスを崩した進藤に剣を突きつける涼乃。


「、、、参りました。」

「ありがとうございました。」

「こちらこそ。宵波さんは剣道をやってたの?」

「ええ、家が道場をやっていてね。剣道よりかは剣術と言った方が良いかも知れないけれど。」

「へぇ、実戦向きなんだね、それは強いわけだ。」


「進藤様、宵波様!」


 他愛もない会話をしていると、王城のメイドさんが走ってきた。


「すみませんが、大広間に来て頂けないでしょうか?」


 メイドさんが申し訳なさそうにそう言ってきた。


「はい、わかりました。何かあったんですか?」

「は、はい。何でも魔族の侵攻があったようなのですが、、、。 」

「なんだって!?魔族との戦いはもっと後ではなかったのか!?」

「は、はい。急に攻めてきて王国の兵士も困惑しています。」

「成る程、それで俺らが駆り出されるってわけか。、、、わかりました、行きましょう。宵波さんもそれで良いかな?」

「ええ、私たちの安全が脅かされるのは御免よ。」

「ありがとうございます。では、私についてきてください。」



 進藤と涼乃が通されたのは、召喚された後に案内されたいつしか蓮が「最後の晩餐」と称した部屋だった。そこにはもう既にクラスメイトたちが集まっていて、不安そうに話していた。

 進藤と涼乃が入ってきたのを確認したアイザー騎士団長が話し始めた。


「あー、全員揃ったようだな、今集まってもらってるのは他でもない、魔族たちの進攻についてだ。今日からおよそ3日ごに大軍の魔物を率いてやって来るらしい。お前たちにはそれの討伐をお願いしたい。」


「そんな、、、。」

「死にたくない!」

「何でそんなことしなきゃいけないんだよ!」

「静かにしてくれ!」


 ざわつく場をアイザーが静める。


「聞いてくれ、まず、一番最初に言った通りお前たちに強制する気はない。嫌なら城内で待っていてくれて構わない。それと、戦ってくれた者には報酬も用意してある。王女様がただで戦わせては勇者様が奴隷のようだと仰ったのでな。」

「おお、、、!」


 報酬という言葉を聞いたクラスメイトがどよめく。


「アイザーさん。魔人族は王国を攻めてきているんですか?」


 進藤が聞いた。


「ああ、その通りだ。」

「なら僕は戦います。外で戦うか王国内で戦うかの違いです。国民のみなさんにも犠牲にはなってほしくはないので。」

「私もやるわ。戦うなら万全の状態で迎え撃ちたいしね。」


 涼乃も覚悟を決めた。


「俺もやるぜ。」


 内山も立候補した。


「意外ね、あなたはこういうことはやりたがらないと思ってたわ。」

「ああ、まあな。」

「一緒に頑張ろうね!山内くん!」

「お、おう。よろしく。」


 香奈がそう言って、山内が照れた。とてもわかりやすいのだが、蓮のことで頭が埋め尽くされてる香奈は気づかない。


「お、俺も参加するから。よ、よろしく、宵波さん。」


 細井が涼乃にそう言うも、こちらは嫌悪で気づかない。蓮に嫌がらせをしたことを涼乃は絶対に忘れない。


「そ、よろしく。」



 結局、3日後の戦いには35人のクラスメイト中、30人が参加した。本当は全員が行こうとしたのだが、王城の護衛が必要だということで、5人残ることになった。


「そうと決まったら皆で特訓しよう!」

「そうね、万が一にも死なないようにね。」


 こうして、対魔族戦は幕を開けようとしていた。

 全然書く暇が無かった、、、。私の頭の中で「課題」と「テスト勉強」の字が舞ってます。

 このあともう1話更新しようと思ってます。そこからが第3章です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ