表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

003.魔法の練習

 4年たった。

 あの後、湖の精霊に助けれられた。


「お兄ちゃん。今日は魔法の練習だよ」


 俺に声をかけてきた銀髪の幼女は妹のマーリン。

 生後約1年で獣人化出来るようになった。

 正確には獣人が本来の姿で、弱っているときにキツネの姿になる。

 後は変化でキツネの姿になるくらいだ。

 母ギツネは、乳首の数が違うから、授乳させるためにキツネの姿になってたようだ。

 

「うげぇ、魔法かよ」


 ここは、剣と魔法の世界だそうだ。

 俺には魔法の才能があまりないので、魔法の練習は拷問と変わらない。

 マーリンは、魔法才能がありすぎて、教える方が困ってるくらいだ。

 そのマーリンを相手に魔法戦だぜ。

 マジ拷問。


「ファイヤーボール」


 10個のファイヤーボールが俺を目掛けて飛んできた。

 手加減しろよ。


「エンチャントウォーター」


 刃引きされた剣に魔法をかける。

 そして、ファイヤーボールを消していく。

 そう、一つ残らずだ。


「お兄ちゃん、ズルい~」


「ズルくない」


 マーリンのように、魔法の才能はあまりなかったが、剣と槍の才能はあった。

 だから、強化魔法を使えば、マーリンの相手は出来る。

 手加減は必要だがな。

 一応、魔法の練習なので、魔法剣での攻撃はしない。


「ファイヤーボール」


 5個のファイヤーボールが現れて、マーリンに向けて飛んでいった。

 魔法少女の真似をして複数のファイヤーボールが出せるようになったのは俺のが先なのに、マーリンの方が上手く使える。


「ウォーターシールド」


 分厚い水の壁が現れて、俺のファイヤーボールの進行を妨げる。

 俺の魔法の才能じゃあの水の壁を抜くのは出来ない。


「ストーン&ウインド&ファイヤーボール」


 合わせ技だ。


「えっ? えっ?」


 マーリンは戸惑っている。

 今まで使ってない魔法だからな。


 中身のないドリル状の石に酸素とファイヤーボールを封入して飛ばす。

 酸素が燃えないように、酸素とファイヤーボールの間に真空状態を作ってある。

 そして、ここで真空状態の部分を無くす。

 酸素によりファイヤーボールが激しく燃えてドリル状の石が加速した。


 ドリル状の石は、マーリンのウォーターシールドを通り抜けて、マーリンの足元に刺さった。


「何それ? お兄ちゃん、ズルい」


 マーリンが文句を言ってきた。


「ズルくない」


 もちろん、この魔法を教えることになって、俺がこの魔法を受けるようになる。

 マーリン、ずりぃぞ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ