表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/112

098 休息と急転と

「いよぉっし、とりま今日の仕事も終いっと。お姫様への報告書もそろそろ出しましょっかねぇ」

「やあ、ツトロウス。よく働いてるみたいじゃないか」

「うおぉっ!? お、王子サマ!? なッ、どうして、こんなところにっ!?」

「おいおい、こんなとこって、そもそも僕の隠れ家だぜ、ここ」


 リューネが隠れ家に設置した目印アンカーというのは、まさしく言葉通りに隠れ家の中であった。

 そこに不意打ちのように、文字通りいきなり姿を現した僕らを見てツトロウスはいささか狼狽した様子を見せたが、すぐに『転移』の魔法で跳んできたのだと気づき、ため息とともに文句のような軽口をたたく。


「いや傭兵団からぶんどった隠れ家でしょうよ……。って、そうじゃなくて! 事前の指示じゃあ、合流はもっと後、それに俺の方がそっちに行くって話だったじゃないスか」

「ああ。ちょっとばかり予定外のことがあってね。……まさか、セリファルスがこんなに早く近くまで迫ってくるとはな……。アイシャたちとの連絡は取れてるな? 向こうに異常は?」

「特にそういう話はないッスね。離宮に向かうんで?」


 ツトロウスの問いに頷きを返す。

 そう、この隠れ家に来たのは一時的な処置。ほとんどツトロウスと合流するためだけみたいなものだ。

 僕の返答に眉をひそめたのはリューネだ。僕が『転移』の行き先をこちらに指定した時点で、彼女はしばらく離宮には行かないものだと思っていたのだろう。


「大丈夫なの、それ。王都が相手の本拠地なんでしょう?」

「ん……まあそうなんだけど……嫌な予感がする。君が会った男が本当にセリファルスなら……いや、これは楽観的すぎるね。認めざるを得ない。ファルアテネとアスティティアを連れていて……それに、君から聞いたその男の特徴。間違いなくセリファルスだ。そして、奴が君を知った。……不味い気がするんだ。根拠もない、ただの勘のような話だけど、奴は僕の存在に気づいたかもしれない」


 それはきっと滑稽なほどに臆病なセリフに聞こえただろう。まさかこの程度の関連性が、僕に結び付くはずはない、と。

 けれど、あの男は、間違いなくそこまでの警戒を要する相手だ。

 ありがたいことに、僕の仲間たちは僕の杞憂のような言葉を迷いなく受け入れ、


「レウ様の勘を信じるとして、でしたらなおさら離宮ではない場所に潜伏した方が良いのでは?」

「駄目だ。あいつが次にどんな手を打ってくるかはわからないけど、仲間が危険にさらされるかもしれない。それを防げるのは、王都から物理的に近くて、かつ王宮の動向をこと細かに知ることのできるアイシャとミリルがいる離宮だけなんだ。早くて確実な情報が行動の基礎になるんだから」

「はーっ、相も変わらずあまっちょろいことで。しかし、ま、王子サマの決定ってことなら逆らわないでおきましょうかね。どうせ仲間は切れないんでしょう?」

「わかってるじゃないか、ツトロウス。……そういうわけだから、二人には悪いけど、付き合ってほしい」

「はいはい、わかってるわよ。私は貴方に意見はしても貴方が決めたことには逆らわないわ。もちろん、今さら貴方を放り出したりするわけもないし」

「私はレウ様の【神】ですから。レウ様のお望みのままに」

「ありがとう、シェーナ、リューネ」

「ちょ、王子サマ、俺は!?」

「ああ、君にも感謝してるよ、ツトロウス。そういえば、ヤリアの礼もちゃんと言ってなかった。その後にリューネを連れ出したときも、それに今も。君のお陰でずいぶん助かってる。ありがとう」

「お、おぉ……。そ、そういうことなら、いいんスけど……」


 毒気を抜かれたようにツトロウスが頷く。

 なんだ、たかが感謝の言葉くらいが、そんなに意外か。……いや、確かに今までの僕のツトロウスへの対応を思い出せば意外なのかもしれない。もうちょっと優しくしてやるか?


「ま、そうは言ってもアイシャたちの都合もある。まずは連絡を取るところからだ」

「はいはい、そんなら俺の仕事ッスね。さっきも言った通り、直近の姫さん達の連絡じゃこれといって異変はないとのことですが。とりあえず、こちら四人で離宮に向かいたい旨、連絡すりゃいいんで?」

「ああ、頼む。彼女たちからの連絡が来るまでは、まあゆっくりしてよう」

「いいの? そんなで」

「できることがあればもちろんやるけど、今はね。セリファルスが網を張ってるかもしれない以上、不用意なことはできない。この隠れ家でくつろぐくらいがせいぜいだよ」

「でしたら……リューネ。私の魔法を見てもらえますか?」

「いいけれど……レウの言う通り、休んだ方がいいんじゃない?真面目なのはいいけど、根を詰めすぎても体に毒よ?」

「いえ、できるだけのことをしたいんです。あの【剣の魔】との戦いの感覚が残っているうちに、魔法を!」


 リューネは困ったように眉を顰めたが、結局は大きなため息をついて、


「しょうがないわね。貴女がそこまで言うなら。でも無理は禁物よ」

「はい、ありがとうございます、リューネ!」


 ……そんなにみんなが働き始めてしまうと、僕一人休んでいるというのもなんだか具合が悪い。

 しょうがない、やるつもりはなかったが、王子たちのプロファイリングでもして、みんなに認識を共有してもらうか。いかんせん、十年も前の情報でどこまでアテになるかも疑問だが、疑い半分で聞いてもらっても何かの足しくらいにはなるだろう。


  ◆◇◆◇◆


 数日後、特に障害も無く、僕らは再び離宮を訪れることができていた。。

 地下の隠し通路から建物に入ってすぐ、ミリルが出迎えてくれた。


「いらっしゃいませ、あにさま、シエラ様、リューネ様」

「ありがとう、ミリル。そっちも色々あるだろうに、受け入れてくれて」

「いえ、いえ! あにさまの頼みでしたら、いつだって!」

「ありがたいけど、無理はしないでよ。アイシャは? 彼女にも挨拶しときたいんだけど」

「あねさまは一週間前から王宮ですわ。セリファルスお兄様の呼び出しを受けて」

「呼び出し? セリファルスから?」

「はい。兄弟全員が呼び出されましたの。本当はわたくしもなのですけれど、執務を理由にあねさまに委任しましたわ。一応、あにさまにも通知は発送されていると思いますわよ」

「僕にも? あー、村のルミスさんにか。セリファルスはするね、そういうこと。ていうか、アイシャはそれでわざわざ出向いたの? それは少し……」

「不用心、ですか? もちろん、普段であればあねさまもわたくしも無視したのでしょうが……今回は、お父様との連名だったので」


 アークリフとの連名……それなら確かに、危険はないか。王の名を語るなら、あいつがその名に泥を塗るような真似をするわけはない。この国をなにより重んじ、であるからこそ王権にも相応の敬意を払う。奴が実の父をも『陛下』としか呼ばないように。セリファルス=ウノ=ウェルサームとはそういう男だった。


「そっか。にしても、一週間ってずいぶん長いね」

「兄弟全員ですから。出征しているゴルゾーンお兄様待ちだそうですわ」

「あいつ出征してたんだっけ。そういやそんな話もあったような……」

「ああ、その話なら覚えがあるわ。レウがヤリア山地にいた頃、ゴルゾーン王子とやらがガルアー平原での決戦に参加していたのだっけ? そこで勝って王都に凱旋してきた、って話を私がこの離宮で暇してた頃にアイシャが教えてくれたわね。レウの仲間たちが戻ってくるつい数日前だったかしら?」

「ですわね。その後、すぐさま戦場にトンボ帰りして、ずっと最前線近くに居ましたの」

「王子がそんな前線に出るんですか?」

「ゴルゾーンの奴は昔から軍部に近かったからね。もちろん、王子や大貴族の軍部への干渉を禁じる法律があるからそんなに大々的にはやってなかったけどね。できる限りのことはやって軍部への影響力を確保しておきたいんだろ」

「それより、あにさまにお話ししておきたいのは、セリファルスお兄様が兄弟全員を呼び出した理由ですの。詳細はわからないのですけれど、なんでもあの【裁断の女神】アスティティア様が瀕死に追い込まれたとかで……」

「あー、ごめんなさい。私だわ、それ」

「あにさまも良く良くお気をつけになって……へ? リューネ様?」

「ここに来る前、僕らがいたラーネ=ハウリー伯爵領でセリファルスに遭遇してね。リューネとアスティティアがドンパチやって、半殺しにしたらしい」

「まあ。改めてですけれど、リューネ様はものすごい【魔】なのですね」

「……それだけ?」

「? 他になにか?」

「恐ろしくはないの? 【神】を打ち殺そうとした私が」

「アスティティア様を襲ったということは、リューネ様があにさまの味方であることの証左でしょう? 頼もしく思うことこそあれ、どうして恐れる必要がありますの?」


 あっけらかんといい放つミリル。お世辞でも慰めでもなく、本心からミリルは言う。

 仮にも王族として、およそ国や人々のことを考えているとは思えないその言いぐさに、リューネも思わず呆気にとられる。

 だがしかし、この子はこういう子だった。すなわち、彼女の価値判断は、偏に『僕にとってどうであるか』ということに依るのだ。普段は理知的なミリルも、こと僕が絡んでしまうとその判断力は固着する。


「駄目だよ、リューネ。ミリルはこういう子だから。アイシャだったらもう少し色々言ってくれると思うけど。ま、それでも……ああいや。これは君が直接アイシャから聞くべきだね」


 リューネの懸念や煩悶は、僕にはなんとなく想像がつく。この義姉あねは普段は悪ぶっているが、ひどく善良でとても繊細なひとだ。それゆえ抱く過剰な罪悪感や不安を、しかし彼女の身内である僕やシェーナでは癒してあげることは出来ない。僕らはあまりにも当たり前にリューネの味方すぎるのだ。

 けれど、アイシャなら。友人とは言いがたく、さりとて他人とはとても言えない彼女であれば、リューネが欲しい答えを示してくれるはずだ。


「いずれにしても、動かれるのはあねさまがお戻りになってからになさるべきだと思いますわ。せっかく王宮に出向く機会だから情報も集めてくる、と仰っていましたし」

「うん、そうさせてもらおう。実を言えば、この離宮に来たのは、気を抜くためでもあるからね」


 仲間を守るため、というのももちろん嘘ではないが、アイシャとミリルが完全に支配しているこの離宮は、彼女たちの多大なバックアップのもと警戒を多少なりとも緩めることのできる貴重な場所であった。もちろん、王都の近くである、という危険要素もそれはそれで存在するし、まったく無警戒で良いわけではないが。


「……でしたら、あの、ミリル様。この間のように、またメイドとしての手解きをお願いしても構いませんか?」

「わたくしは別に構いませんけれど」


 ちら、とミリルが僕の顔を伺う。

 追従するようにシェーナも僕に視線を向け、希う。


「レウ様」

「うーん……君はそろそろ体を休めた方が……」

「レウ様!」


 語気を強め、もう一度僕の名を呼ぶシェーナ。そんなにメイドの鍛練がしたいのだろうか。いや、僕は嬉しいけども。

 しばらく悩み、結局屈した。


「……ごめん、ミリル。シェーナがあんまり無理しないように見てもらうのもお願いしていいかな?」

「ええ、お任せくださいまし、あにさま。そういうことですから、シエラ様、わたくしとメイド長の指示にはしっかり従っていただきますわよ?」

「はい。よろしくお願い致します」


 淑やかに腰を折り、シェーナはたおやかにそう答える。

 その様はあまりにも優美で、正直ちょっとメイドらしくはない。人間の農民として育てられていた彼女でも、やはり【神】(うまれ)の気品や格調高さのようなものは滲み出るのだろうか。あるいは……それも、シェーナが【神】として覚醒しつつあることの証左なのかもしれないが。


「では、わたくしとシエラ様は失礼いたしますわね。あにさまとリューネ様はどうなさいます? マリナかエマならあにさまのことも存じ上げておりますし、口の固さも確かですから、お側付けにすることもできますが。あるいは、護衛も兼ねてわたくしの【英雄】をお付けしましょうか?」

「あ、そっか。君も【英雄】を従えてるんだよね。誰誰? 僕の知ってる誰か?」

「【長久の英雄】ツィン『サルマー』ですわ」

「げ、彼女か……!」

「お嫌な相手でしたか?」

「嫌……嫌ってわけじゃあないけど。でも、ううん、彼女とは王宮時代に色々……。苦手ではあるかな」

「ツィンからは色々とあにさまの話を聞いてますけれど……。少なくとも、あちらはあにさまに好意的ですわよ?」

「体のいいおもちゃだと思われてるだけさ。ともかく、ツィンはナシだ。僕もリューネも、この離宮でそう動き回るつもりもないから、そんなに気を使ってくれなくて大丈夫だよ」

「そうですか。承りましたわ。何かありましたら呼んでくださいまし。では、また後ほど」

「失礼します」


 僕らに小さく礼をして、ミリルとシェーナは部屋を後にする。

 二人に手を振って見送った僕は、ふぅ、と大きく息を吐いて、ゆっくりとソファに座り込む。


「あら、お疲れ?」

「いや……。ツトロウス、入ってこい」


 腰かけた僕の隣に擦り寄るように自らも腰を下ろしたリューネの言葉を小さく否定する。疲れていないわけじゃないが、まだやることがある。弱音は吐けない。

 部屋の外で控えていたツトロウス『メイ』を呼び出すと、彼は緊張した様子で入室してくる。部屋の中に居るのが僕とリューネだけだと知ると、あからさまにホッとした様子で軽口を叩き出す。


「へいへい、ここに。にしても、ホントに王子サマなんスねぇ。まさか俺なんかが王女様にお目通りが叶う日が来るとは思いもしなかったですし」

「なに言ってんだ。君、もともと王子の配下だろ。アンラだっけ? 僕の弟とやらの」

「正確にはアンラ王子派のファイロ侯爵の配下ッスよ。俺ごとき、王子にだってそうそう会えるもんじゃないッスし。ってか、そんな雑談するために呼んだわけじゃないっショ」

「ああ、そうだ。うん、君を呼んだのはもちろん用事を言いつけるためだけど」

「ツトロウス『メイ』に用事? アイシャが戻ってくるまでは動かないって言ってなかった?」

「ん、それはそう、なんだけど。いや、別に頼みごとって言っても大したことじゃない。この離宮の中で終わることさ。ほら、前にトンネル掘らせたろ?」

「この離宮の地下に繋げた奴ッスね」

「それだ。君に頼みたいのは、この離宮の地下通路の構造探査だ。地下の抜け道のマップと、そこから繋がっている部屋。それを調べて僕に教えて欲しい」

「はぁ。別にそれはいいッスけど……」

「そんなことをツトロウス『メイ』に? そのくらいアイシャかミリルに聞けばいいんじゃないの?」

「あー……いや、ほら、彼女たち自身が詳しく知ってるかはわからないし。複雑な通路だしさ」

「ならリール『ベリー』は? アイシャの護衛の彼女が脱出用通路を知らないわけはないし」

「いや、ええと、だからその……ほら、地下通路はこの離宮の最重要機密だから。彼女たちも悪く思うかもしれないだろ?」

「はあ? 今さらあの二人が貴方相手にそんなこと気にするわけないでしょう?」

「ぅ……それは、だから、つまり……」

「……なんか怪しいわね。貴方、今度は何を企んで……」

「あー、はいはい! 地下通路のマッピングと繋がる部屋の調査ッスね。それくらいなら、お安いご用で。この【岩石の英雄】にお任せを」


 リューネが疑わしげな声を上げたのを遮るようにツトロウスはそう言って、すぐさま部屋から出る。

 ……退室するその瞬間、彼が僕に小さく親指を立てて見せたのを僕は見逃さなかった。僕の意図を、正しく彼は察してくれたらしい。

 そう、すなわち、これがレウルートの夜這い大作戦第二段の前段階であるということを!

 ……いや、違う。違うんだ。

 確かに、以前、士官学校入学の便宜を図ってもらうためにこの離宮に来たとき、僕はここのメイドの数人と関係を持った。それは否定のしようもない事実だ。

 でも、その事に関して、今の僕は反省している。流石に軽薄だった、と。村にいた頃の気分が抜けていなかったとか、久々に踏み入れた安全地帯に気が緩んだとか、言い訳はいくらでもできるが、だがいずれにしてもその原因が僕にあることは変わりない。

 だから、今回のコレは、彼女たちを抱くための計画じゃない。むしろ、前回の関係の清算のため、僕は女性陣の誰にもバレずに彼女たちと接触するための方法を求めていたのだ。

 なおも僕を訝しみ追及を続けようとするリューネを適当にいなし、話を閉じようとしたその時。

 バタン、と勢いよく扉が開いた。この離宮ではメイドも【英雄】もこんな品位に欠けるような真似は許されない。例外があるとすれば、のっぴきならないよほどの緊急事態か、あるいは咎める者などいないほど地位の高いここの実質的な支配者か。


「ミーちゃん! すぐにレッくんに連絡して! 大変なこと、に…………レッくん?」

「やあ、アイシャ。お邪魔してるよ。リューネを迎えに来た時は会えなかったからそこそこぶりかな?」

「こんにちは、アイシャ。私はついこないだぶりね」

「レッくん!? リューネさん!? ど、どうしてここに……」


 現れた彼女、アイシャ=ウェルサームは僕らがここにいたのがよほど意外だったようで、腰を抜かしそうなほど驚いていた。


「んんと、ちょっとセリファルスとやりあって。念のため王都の近くで情報を集めようかと」

「ッ、それ! それなの!」

「それ?」

「セリファルスお兄様が命令を出したわ! 戦争へ! レッくんの仲間たち、平民科の士官を対クリルファシートの前線に送り込むって!」

「ッ……!?」


 いつもの間延びした喋り方も鳴りをひそめ、焦りに追われるがごときアイシャから伝えられたその情報は、なるほど最悪に近い展開であった。

 完全にしてやられた。先手はあいつ、しかも僕の柔らかい部分をクリティカルに突き崩そうとする一手。

 ギリ、と僕は思わず唇を強く噛みしめた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ