表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
破壊神になってしまった  作者: とむでし
34/67

職業の真実

やっとハロワで登録してきたよ。

とりあえず、オズさんを返そう。考えるのはその後だ。


「選択の自由さん、オズさんをふさわしい地位に戻して下さい。」


「あばよ、ダチ公。また会おうぜ。」


オズさんはいなくなった。




「ツグ〜〜、今日はもう攻略いかないの〜〜。」

「まだまだみんなの耐久力には余裕があるぞ。」

「今日はもうちょっと暴れたい気分かなー。」

「ウム、私の魔力も充分残っている。」



またみんなの記憶から、オズさんがリセットされちゃったみたいだ。


でも、今は確認しなきゃいけない事が多過ぎる。


「質問ターイム!皆さんで私の質問に答えられる人がいたら、挙手した上で答えて下さい。」


「また突然何を始めるつもりだ?相変わらずお前のやる事には説明が無いな。」


「シリルさん、発言は挙手してから、指名を受けた後にして下さい。」

「まず、第一の質問。メンバーの中で、スキルに職業がある事を知っていた人、手を上げてー。」


全員の手が上がった。


「何で僕に教えてくれなかったのー。」


「最初に会った時に、伝えていたはずだが。私のジョブは魔法使いだと。」

「それジョブでしょー。ジョブじゃなくて職業のスキルだよー。」

「何を言っている。職業がメイジでなければ、魔法使いのジョブが取れるわけ無いだろう。」

「こっちこそ、何それーー。それって常識なの?」

「あのね〜、基本職業で取れるジョブなんて、冒険者になった時の初心者レクチャーで、誰でも教わってるはずよ〜。ツグって、3歩歩くと忘れるチキンヘッドなの〜?」

「何それ?初心者レクチャーって?」

「ツグ、お前も冒険者登録した時に、ギルドで受けただろう。本当に記憶喪失になったのか?」

「シリルさん、俺冒険者登録して無いっす。オズさんの紹介で、私いきなりみんなとパーティー組んだっす。」

「おい、言葉遣いが訳分からなくなってるぞ。一人称が滅茶苦茶だ。ひとまず落ち着け。ところでオズさんって誰だ?」


何んてこったい。私は冒険者じゃなかったんだ。


とむでしの就業やいかに。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ