オズさんとの2度目のお別れ(その1)
卒業式には、送辞と答辞があったから、短いけど分けました。
しばらくは、ルーチーンが続いた。
オズさんがメンバーをどつきながら強制レベルアップ。ボスが出たら私が界◯拳。
やっと、ルカさんの魔力が1000を超えてくれた。
「それではルカさん。魔力1000を消費して、私の魔力拡張能力を上げて下さい。魔力拡張能力拡張をつかって!」
「何を言っているのだ。お前は。魔力拡張能力拡張なんて、レベル30を超えないと、取得出来ないぞ。」
・・・・・…なんだって?
魔力拡張能力拡張は魔力1000で使える。でも、魔力拡張能力拡張を覚えるのには、レベルが30必要。
orz・・・・
でも、負けないもんね。レベル10で出来ると思ったことが、レベル30に上がっただけ。
前向きに考えよう。
レベルさえ上げればいいんだよね。
今、みんなのレベルは10。後20上げればいいんだよね。
「ところで、言いずらいんだが、流石にそろそろ帰らないといけない。」
オズさん、なんでですか。
「パーティーメンバーも充分強化出来た。これなら早々に死んだりしないだろう。
みんなが生きていてくれれば、また会えるだろう。
でも、俺には、今やる事がある。そろそろ国の重臣達の意見もまとまった頃だろう。
俺は、お前たちが、安心して生きていける国を作らなきゃいけない。
先ずは減税政策を成立させてくるよ。」
マジクビになった。
明日からは就活だ。




