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第51話 真相は案外単純で

お待たせしました。

長期間お待たせした割には短いですがどうかご容赦ください。

遅くなっているときは活動報告などでお知らせすべきなんでしょうかね?

 謎の果物をもって再びギルドに戻ってきた。

「また早くに戻ってきたニャあ。できるだけ顔を出すように言ったけど、頻繁に来ても何も出ニャいニャ」

「何か出てくることを期待して来てるわけじゃないけどな」

 というかこっちから出すものがある。

「とりあえずこいつを見てくれ」

 ソーシャさんに果物の入った袋を渡して、中を見てもらう。

「ニャ? 見たことニャい果物ニャ」

 ソーシャさんの反応により確信が深まった。かなり甘いにおいが強い果物だ。長年あの場所に実が生っているのであれば、何らかの情報があるはずだ。

 何しろ魅惑的な甘い匂いをまき散らしているのだ。知らなければ口にするものも出てくるだろう。

 そういった情報が全くないということは、つい最近この実がなり始めて、いまだ情報がギルドに来ていないと考えるのが自然だった。

「ってことで怪しさ満点のこの果物を調べてくれ」

 ミントからの情報で毒があることは確定しているが、納得してもらうためにもしっかりと裏を取ってもらう必要がある。

「確かにものすごく怪しいニャ。でもニャんで他の冒険者はこれをもってこニャかったニャ?」

「そりゃあ、依頼されてもいないものをもってきても金にならないだろ。市場に卸すにしても伝手がないし、正体不明の果物だと買ってももらえないだろうな」

「だから食べたといいたいのかニャ? それにしては被害が大きくニャりすぎニャ。冒険者もバカばかりじゃニャいニャ。最初の数人は食べたかもしれニャいけど、他の冒険者が毒で死んでいるのに口にするとは思えニャいニャ」

「あー、一応仮説はある。ギルドにとっては残念なものだけどな」

「どういう仮説ニャ?」

「この件をギルドは事件として、冒険者たちに毒殺事件が流行っているから毒を盛られないように、注意を促していたんだよな?」

「そうニャ」

「いつどこで毒を盛られるかわからない冒険者は考えたわけだ。まさか、森の果物に毒を盛る暗殺者はいないだろ。と」

「ニャ!?」

 ギルド側が被害を増やしていた可能性を示されソーシャさんの表情が曇った。

「まあそんな冒険者が何人いたかわからないし、いくらなんでも正体不明の果実に手を出すのは自己責任だろ」

 慰めになったかどうかわからないが、それもまた事実だ。

「……それもそうニャ。それにまだこの果物が毒物だとは限らないニャ」

 まあ、ミントが毒があるといっているのでまず毒があるのだが。

「とにかく、怪しいのは事実だから毒の有無の確認や冒険者にこの果物のことを聴き取りをしてくれ。Dランク以外の冒険者でこの果物のことを知っている奴がいなければ、条件もかなり満たすだろ」

「すぐに調べてもらうニャ」

 そういってソーシャさんは他の職員に指示を出し始めた。指示に従い、ほかの職員たちは一斉に動き出していた。

 ギルド職員の動きに迷いはない。今回の事件を重く受け止めているからなのかそれとも、俺が思っているよりもソーシャさんの立場が強いのか。

 ソーシャさんの権限でランクを上げれるといってたことを思い出す。とすると後者が正しいのかもしれない。

「シロキさん」

 そんなことを考えていると、アドに声をかけられた。

「ここなら進展があればすぐにわかりますからしばらく待ってましょうか」

 アドに促され、ギルドに併設された酒場で待たせてもらうことにした。

今回、文章能力の無さが際立っているような気がします。


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