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俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
オリオン作戦

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ローヤル危機一髪

オリオンが暗黒雲を抜けると同時に気流の流れが緩やかになる。


「どうしたんだ。」


スタッドは急に軽くなった、操縦桿を押して、オリオンのそばに向かう。


暗黒雲を抜けると暗黒雲の中には中心部に巨大な人口星があった。


光の源は巨大な人口星だった。


人工星は球状で凹凸もあんまりないようだった。


それが、暗黒星雲の中に陣取って、輝いていた。


そして、その人工星の中央部にクリスはいた。


半径500メートルの扇形の中心部に玉座に座っていた。




「セレモニー開始。オリオン作動」


クリスが命じた。


人工星からローヤルとスウの乗ったオリオンにビーコンが飛んだ。


青のイレブンことオリオンは、オリオンシステムからのビーコンを受けた。


コンソールが一面真っ青になり、中性的な音声が流れだす。


「オリオン、自動操縦に切り替え、オリオンシステムからの誘導にのります。」


主導から自動操縦に切り代わって、ゆっくりと動き出す。


「全ロック解除。オリオン作動します。」


その人口星に向かってゆっくりと進むオリオン。


ただし、エンジン音は今までのオリオンのものよりも数倍大きかった。




「気流なくなりました。」


戦艦タエキャの艦橋でオペレーターが報告した。


「よし、敵3機に対して直ちに攻撃、撃破せよ。」


レイアムが命じた。


今まで、気流に翻弄されていた、ベリアル10機とパッチラ50機がまともに動き出す。




スタッドはオリオンに追いついたが、オリオンはまっすぐに動くだけだった。


「ローヤルどうした。敵が来るぞ」


通信するが返事が無い。


後ろからベリアルが襲ってきた。


スタッドはビームをかわして、ブラスターを一射。


ベリアルが1機火球となる。


しかし、次から次にベリアルが来る。


スタッドは反転して、ベリアルに向かった。


10機以上がスタッドに襲い掛かり、さすがのスタッドも逃げるしかなくなる。


その目の端に、直線で進むオリオンに10機以上が群がるのが見えた。


ミサイルの束がオリオンを襲った。


どうみても回避不能だった。


それを他人事のようにスタッドは見ていた。


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