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俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
キア王子暗殺

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XDAY マイナス2日

XDAY マイナス2日。


ここはノーザン連邦の主星、首都イスワタ、大統領のコーネルは支持者の武器商社のラクーダと密会していた。


「とすると、あの生意気な、キアの命も後わずかということですな」

ラクーダは言った。


「そうだ。我がノーザン連邦に逆らうとどうなるか、思い知らせる時が来たのだ。」

コーネルは言った。

今までの数々の煮え湯を飲まされた場面が思い起こさせられる。

「ついでにフレクスまで叩いていただけると言うことはないのですが」

「ラクーダ、そこまではすぐには無理だ。とりあえず、1つ目はキアの命を奪う。2つ目がフレクスをつぶす。1つずつ行かんとな」

「ま、どちらにしても、キアがいなくなれば、ジパングなど、赤子の手をひねるようなものだ」

「これにて、私どもの商圏も大幅に広がるというものですな」

「そうなれば景気も良くなって、支持率も上るというものだ」

「我々どもも儲かる」

「一石二鳥とはこのことだな」

二人は大笑いした。


その頃、ローヤルは、情報局の知り合いに呼び出されていた。

「この前渡された不振人物だが、変装しているがトム・ベースというノーザンの特殊部隊のヘッドの一人だ。」

ウエムラは言った。

「ノーザンの特殊部隊!」

それが首都に潜入している、それもキア王子の近くにいるなんて、どういうことだ。

「情報局は直ちに、警戒態勢に入った。そちらも、注意が必要だ。王子直衛のブルーナイトに話しておいてくれ」

「わかりました」

ローヤルは慌てて、宮殿に戻ろうとした。

「もっとも、ここは、警戒が厳重だ。そこで問題を起こすとは思えないが」

「しかし、休暇で首都へは来ないでしょう。首都に潜入されたなんて、情報局もどうかしているんじゃないですか」

ローヤルはウエムラに言った。

「無茶言うなよ、情報局は全ての人間を見張っているわけじゃないし、人手不足なんだよ」

「ま、それもそうですが、」

「とりあえず警戒はする」


「そうか、ジパングに潜入しているのがばれたか」

トムはアニーから報告を受けた。

「情報局は適当にごまかせると、レスター伯はおっしゃっているそうですが、」

「あと2日だ。静かにこの建物の中にいるように全員に伝えろ」

トムは憮然として伝えた。

「ローヤル・カワキか。やってくれるな。アニー、君が面が割れていることは無いだろうな」

「それは大丈夫です。今回の顔に整形してから初仕事ですから」

「なら、そのまま、作戦は実行しよう」


「なんか、胡散臭いな。本当にノーザンの特殊部隊を見たのか」

ジョー・ハッキネンは聞いた。親衛隊、青の7番。キア王子の親衛隊長だ。

「情報局に確認しました」

「勝手なことを」

ジョーは元々、ローヤルが勝手に動くことを嫌っていた。キアの信頼が厚いのも気に入らなかった。

「判った、王子には私から伝えておく。ご苦労だった」

「お願いします」

ローヤルはそう言って引き下がるしかなかった。

きちんと王子に伝えてくれるのだろうか。航海中ならばすぐに王子に会えたが、地上に戻ってきた今はそうではなかった。

特に、もうじき傭兵部隊に行く身にとっては。

今は、キアがスウに教える授業も無いので、その機会に会うというわけにも行かなかった。



明日は、試合があるが、それどころではなかった。

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