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愚者の野望  作者: 森戸玲有
終章 愚者の私情
32/32

終章 弐


 ――季節は春から、夏に変わっていた。

 吹く風は、初夏の香りだ。

 青々とした緑の風景を、彷彿とさせてくれる。

 紫天領は、四季のはっきりした豊かな土地だ。

 いつも肌寒い都で過ごしていた沙々にとっては、汗ばむ陽気すら、愛しく感じられた。


「おいっ! まだ寝てるのか?」

「うーん」


 青年は一人、草の中に埋もれていた。


「急用だっていうから、あっちこっち捜しちゃったじゃないか。何で悠威の屋敷にいないんだ? おかげで、私は悠威に捕まって、あんたが受けるはずだった説教を延々と聞く羽目になったんだぞ!」


 沙々は起きる気配のない青年に痺れを切らして、軽く足でその腰を突っついた。

 反応がない。

 こうなったら、自棄気味に、彼が起きるまで喋り続けるしかなかった。


「段々、暑くなってきたろう。夏になったら、さすがに昼寝は出来なくなるんじゃないのか?」

「……まっ、そうかもねえ」

「わっ!」


 いきなり、姿勢も変えずに、目だけ開いた葉明に、沙々は驚き、態勢を崩して、その場に座りこんでしまった。


「でもねえ。沙々。ここの草の寝心地は最高なんだよ。僕の部屋にここの草を生やしたいくらいなんだ」

「あんたっていう人は、普通に起きることが出来ないのか?」


 葉明は、肩から脱げ落ちそうになっている白い着物を直しつつ、自分の前で胡坐をかいて座る沙々の足元を見ていた。


「半ズボン?」

「何処見てるんだ?」


 沙々は夏服に衣装を改めている。

動きやすい群青色の半ズボンと半袖の上着に、揃いの色のリボンを頭につけている。

膝丈までの半ズボンからは、すらりと長い足が伸びていた。


「……ああ。あっちこっちに怪我をさせてしまったから、傷が残らなくて良かったなあって思って」

「私は足に怪我などしてないぞ!」


 怒鳴ってから、軽く頭を小突くと、葉明はおずおずと、上体を起こして、視線を沙々の顔に戻した。


「……未晶から、聞いたよ」


 眠そうな目だったが、今日の葉明に笑顔はなかった。


「ご両親と、紫天領から出るんだって?」


 もう、伝わっていたらしい。

 できれば、自分の口から告白したかったが、仕方ない。

 沙々はこくんと頷いた。


「まあ、いつまでも未晶さんのところにお世話にはなれないしな。一応、これからどうやって、まともに暮らすか、みんなで話し合っているところだ」

「ひどいなあ。恋人の僕に一言もないなんて」

「まだ、それを言うか」


 沙々が拳骨に軽く息を吹きかけてみせると、葉明は慌てて謝って、早口で質問した。


「それで、沙々はいつ紫天を出るの?」

「元々、荷物は少ないからな。早ければ明日にでも」

「……そっか。紫天領も栄えているから、働き口なら、いくらでもあるけれど。でも、いや、そっか。うん、まあ、そうだよね。家族で話すことは大切なことだよね」


 勝手に結論を出して、一人納得してしまった葉明は、落ち着かない様子で周囲の草をむしっていた。

 沙々は、今が好機だと、ちゃんと返すことが出来なかった桃華(とうか)石の指輪を葉明に突き出した。


「これ。今まで色々と慌しかっただろう。結局、私が持ってたから」

「ああ、でも。これは僕が沙々にあげたものじゃない」

「いらないって言っただろ。こんな高価なもの。もらったところで、どうしようもない」

「まあ、そう言わずにね。一つ貰っといてよ。どうせ、この指輪は、安物なんだから」

「……えっ?」


 葉明は、沙々から受け取った指輪の石の部分を人差し指で叩いた。


「これは、石じゃないんだ。貝さ。(ひかり)貝って、言われている桃色の貝だよ。ここまで分厚く出来ているものは珍しいし、一瞬、桃華石のように見えるけど。でも、これを、売ったところで、たいした金額にはならないんじゃないかな?」


 葉明はあっさりと言って、呆然としている沙々の手の中に指輪を戻した。


「僕の魚売りの母が紫天領の川の底から拾ってきたものだよ。磨いたら、綺麗になったみたい。まあ、形見には違いないけど、川に行けば、いくらでもその貝はあるだろうだから、皇子の身分が必要になったら、また作れば良い」

「じゃあ、あんたの父親は?」

「父親ねえ……」


 宙を彷徨っていた目線が沙々にたどり着くと、葉明は口を開いた。


「ここだけの話、正直なところ、僕も自分の父親が誰かって分からないんだよね。一応他領の貴族らしいけれど、まったく手掛かりの一つもないし、どうでもいいんだよね。もう、そんなこと」

「しかし、それでまた、皇子だなんて?」

「そりゃあ、一人で国王になりますって言ったって、誰も話なんか聞いてくれないでしょ。悠威は肩書きに弱そうだから、皇子って餌で釣ってみただけだよ。見事に引っ掛かってくれたけど」


 独り言のように、冷淡に語ってから、ゆるゆると、葉明は沙々を見た。


「……ねえ、いつものように、怒らないの? 僕はあえて、すべてを君に言わなかった。僕は本当の偽皇子。君が僕を追ってきてくれるかどうか、指輪を渡して、賭けてたのに」

「私は賭けの材料か? 新たな利用の仕方だな。じゃあ、元魄が私に、指輪の話をしたのも、あんたの計算のうちだったんだ?」

「あ、やっぱり、怒ってる」


 それは、葉明特有の肯定の言葉だった。

 沙々に睨まれた葉明は、仕方なさそうに説明を始めた。


「君に指輪を渡したのは、もしも、君が僕の所に来てくれたら戦うのはやめようと思ってたから。元魄には協力してもらったけど、真意は話してない。未晶も元魄も誰も知らない。僕だけの秘密だった」

「……じゃあ、私が行かなかったら?」

「君が思った通りになったんじゃないかな。だって、ほら、僕の周りって堪え性のない人達ばっかりでしょう。未晶も元魄もやってみたかったんじゃない、国王暗殺」

「本当、呆れた。みんな馬鹿だ。そんな単純に国王なんか殺すこと出来ないだろ」

「一応、国王の近くまで、間諜が入ってたから、うまくいく予定だったみたいだけど」

「浅はかだ」

「でもさ、沙々。大きなことを望むのなら、大きな危険もつきものじゃない。それで死ぬのなら、結局、そこまでが僕の寿命だったってことだろうから」

「葉明」

「……でもねえ、君を勝手に引っ張り出してきたのは、僕だから。悪いのは僕だ。もっと君は怒ったほうが良い。その権利が君にはあるんだ」

「遠慮なく……、と行きたいところだがな」


 沙々は仕方なく微笑した。


「心の何処かで分かってたんだ。あんたはそういう奴だってこと。偽者だってことも、何となく分かってた。それでも私はあんたを追いかけてた」

「じゃあ、僕の目論見は成功したっていうことか」


 その割には、寂しそうに言う。

 人の心を掌握して、自分に有利な方へ動かす。

 卑怯なのかもしれない。

 でも、それは葉明も自覚していることなのだ。


「僕は……、心の何処かで今攻撃するのは、得策じゃないと思ってた。でも、攻撃するのも有りなんじゃないかとも思ってた。それで、死んでも仕方ないって。でも、君が来てくれたら、止められる。僕は願ってた。君にもう一度会えたら良いなって。そしたら、君は怪我までして、僕の所に来てくれた」

「そうだよ」


 沙々は、伸び盛った草の奥に、燦然と輝く川面に目を向けた。


「見事にあんたの思惑通りだ。気分良かっただろ?」


 葉明も、沙々と同じように視線を川に移した。肩を竦めて、笑う。


「勿論、良い気持ちだな。女の子が追いかけてくれる男って格好良いじゃない」

「調子に乗るな」

「それでも……。そんなに尽くしてくれたって」


 葉明はいつもより低い声で呟いた。


「君は僕の前からいなくなるんでしょ?」

「えっ……」

「ごめん」


 自嘲気味に頭を振って、葉明は地面の石を川に向けて投げた。


(なぜ?)


「どうして謝る?」


 石は、川面にぶつかって、音を立てて水中に消える。

 沙々は溢れ出した感情を制御できずに捲くし立てた。


「あんたはずるいよ、葉明。そんなふうに、後から私に懺悔する。なぜ、話す?そんなこと、黙っていれば良いじゃないか? 他の人には黙っていられるんだろ? なのに、どうして私にだけ話すんだ」

「うん」


 自分でも分からないのか、葉明は眉間に皺を寄せて、猛烈に考え始めた。


「そうだよねえ。どうしてなんだろ」


(さすが、葉明)


 沙々は、もうこの男の答えを諦めた。


「そうやって、分からないふりをしていても、本当は心の何処かで答えが出てるんだろ。あんたは、相手よりも自分の方が格下のように見せかけて、逆転させるのが得意だからな」

「……そういうつもりは、ないんだけど」


(本当に、子供みたいだな)


 所々に跳ねた髪を、撫でる姿は、沙々よりも年下の少年のようだ。

 しかし、沙々はこの青年の裏を知っている。

 この青年は、目的のためなら何処までも非情になれる人間だ。

 未晶や、そして未晶とつながりのある地下の勢力をも巻き込み、すべてを潰すことも、築くことも出来てしまうのだ。

 葉明が本気になれば、本当に法斉も、そして国王までも暗殺できるのかもしれない。

 だから、この男にとって、最初から叡台という存在の影を背負うことは、単なるお遊びのような感覚なのだろう。

 ……怖いと、思っている。

 このまま、巻き込まれていくのを恐れて、沙々はこの青年から離れようとしている。


 でも……。


「それは、辛くないのか?」

「えっ?」


 沙々は掌に収めた指輪を、強く握り締めた。

 核心をつくように、大きな琥珀色の瞳を葉明に向ける。


「あんたが口で相手を制することが出来るのは、常に、自分を誰からも理解出来ない存在にしているからだろう? だから、あんたの意外性に人はついていくんだ。でも、それじゃあ、本当に、あんたを理解してくれる人は何処にもいないんじゃないのか? それって……」

「沙々」

「辛いだろう?」


 葉明は……、

 たじろいだような、驚いたような顔をしていた。

 沙々は、その顔こそが葉明の本当の顔なのだと、直感した。


「そっか。そう、だよね。確かに」


 照れ隠しのように、大笑いをして、葉明は青草に埋もれるように、仰向けになった。


「ようやく、分かったよ。沙々、君になぜか僕がすべてを、話してしまう理由が」


 いつも逸らしがちな黒い瞳を、葉明は態勢を変えてしっかりと沙々に合わせた。


「僕は、ずいぶんと長く、その言葉を、待っていたらしい。誰かに僕自身を認めて欲しかったのかな。結構小さいもんなんだな。僕も」


 笑っている。

 自分を見失いがちになる葉明にとっては、新しい発見のようだった。


「でもね。沙々、僕はその言葉を言うことが出来ないんだよ。多分、まだ道の途中だから」

「葉明、あんたはそこまでして、頂点になりたいのか? 人を欺いても、殺しても、一番になりたいのか? 良いじゃないか。そこまでする必要なんて何処にもないだろう。あんたは」

「ねえ、沙々。僕は気がついたら、こういう人間になってたんだよ。別に、目的のためにすべてを偽っているわけじゃないんだ。いつの間にか、そういう目標しか追えないような、人間になってたんだ。自分がないから、肩書きにすがるような男になってたのかもしれない。何処かに名前を刻みたかったんだ」

「……葉明」


 憐れみが混じったような声で、沙々が呼びかけると、葉明は目を閉じた。冷めた微笑を浮かべていた。


「ねえ、沙々。君は孤独っていうものを経験したことがある?」

「孤独?」

「誰も自分を見てくれなくて、理解してくれなくて、ずっと一人ぼっちな感じ」


(そういえば)


 一人旅はしたが、毎日が孤独だったわけではない。

 沙々が本当に独りだと感じたのは、未晶の家の地下に閉じ込められていた時だった。


「人は、孤独を感じた時、二通りに別れるものらしい」


 蒼い空に、葉明は人差し指をかざした。


「一つ目は、今まで自分を取り巻いてくれた人のもとに、帰りたい、戻りたいと思う人。そして、二つ目は……」


 葉明は、中指を突き出して、声を低くした。


「ひどく好戦的になる人」

「葉明」


 あの、孤独だった時間。

 沙々は、両親に会いたいと思っていた一方で、こんな一生で終われない、終わりたくないと思っていた。

 もう少し、一人の時間が長引いていたのなら、沙々は一体どうなっていたのだろうか。


「僕はね。今回のことがなかったとしても、僕がなにかしなくったって、今の国王が近いうちに、紫天領を攻撃してくると思っていたよ」

「どうして?」

「あの人だって、孤独な人でしょう? 過去の国王と比較されて、自分が何処にもいないじゃない。まるで……」


 葉明は言いかけて、それから苦笑した。

 沙々には、葉明が何を言いたいのか分かった。


「僕のようだって言いたいんだろ? それで最後に「なんてね」って言って、またちょっとした茶目っ気を発揮するつもりなのか?」


 沙々は穏やかに言った。

 葉明は気まずそうに、肩を竦めている。

 抜けていく風が蒼空の雲を飛ばし、太陽が現れては、雲の中に消えた。

 川の水は絶えず、静かに流れている。

 穏やかだった。


 でも、いつまでもこの時間が、葉明に続くことはない。


(コイツは、このままでは終われないヤツなんだから……)


「あんたの辛さは、あんたのものだけど、でも、あんたを理解してくれる人も現われるはずだよ。きっと」

「沙々……」


 葉明はげんなりした顔で、小さく息を吐いた。


「それってさ。もしかして、僕、慰められてる?」


 沙々は、それには答えずに、透明な微笑を浮かべた。

 少しだけ自分が成長したことを実感する。


 これで、……思い残すことはないはずだ。


 だから……。


 沙々は風にざわめく草叢から颯爽と立ち上がった。


「私は、そろそろ行くぞ」

「……えっ、嘘? もう?」


 葉明は演技なのか、本音なのか、明らかに狼狽していた。


「もう少し、お互いに語る時間って必要なんじゃないかな?」

「ふん。何だ、それは? 大体、いつまでも、お前の側にいたら、またおかしなことに利用されそうじゃないか」

「あっ。やっぱり根に持ってるよね。でも、もう、そこまで君を利用するほどの出来事なんてものは……」

「何か言ったか?」


 沙々の足元に丁度良い具合に、転がっている葉明を踏みつけようとしたら、葉明は必死な形相で首を横に振っていた。

 沙々は朗らかに言った。


「まあ、いいさ。指輪も貰ってしまったわけだし」


 指輪を掌の中で転がしながら、葉明に背を向けた。


「じゃあな」


 短く言って、歩き出す。

 矢先に、背後から、声が飛んできた。


「いつ帰って来るの!?」

「まだ出て行ってもいないのに、そんなこと分かるか」


 しかも、ここに帰ってくることが絶対というのも酷い話だ。


「そう……だよね」


 更に数歩、沙々が歩き出すと、背後に視線だけを感じた。


(行かなくちゃ)


 強くそう思うのに、沙々の足は、それ以上進まなかった。

 このまま、葉明の側にいたら、沙々はおかしくなる。


(分かっているのに……)


 なぜ自分に向けられている視線を、無視することができないのか。


(腹が立つ……)


「何故、あんたは、こういう時こそ、言葉を使わないんだ?」

「えっ?」

「どうして、こういう時、適当な言葉の一つも使わないんだって聞いてるんだっ」

「だって、沙々」


 草叢の中から、曇った声が小さく返ってきた。


「君は僕が何を言ったところで、作為的ものしか感じなくなってしまってるでしょう? 僕の本音の価値は、著しく低いんだ」

「いや……、だからってな」


 盛大に溜息が漏れた。


「思ったことはとりあえず口に出せ。じっと見られても、気持ちが悪いだろ。あんたは変質者か?」


 沙々は日差しに、ざわつく茶髪を押さえて、振り返った。

 葉明は、上体を起こして、そっぽを向く。

 まるで子供だった。

 でも、これが……。

 葉明の本当の姿なのだろう。

 沙々が会ってみたいと思っていた葉明の素の部分なのだ。


(―――本当、馬鹿みたいだ)


 丸めているせいだろうか、やけに背中が小さく見える。

 こうなったら、仕方ない。


(―――仕方ないなあ……)


 離れようと思ったのは、沙々なのに、譲歩するのも、沙々の方らしい。


「……駆け引きは得意なんだろう? こんな小娘を引き止める方法なんて、あんたには、いくらだって、あるじゃないか?」


 葉明は膝を抱えて、うつむいたままだ。


「君がここを出て行ってから、やっぱり、その指輪、母の形見なんで、今すぐ紫天領の僕に返して下さい……と、手紙を書く」

「――あんた、やっぱり馬鹿だろ……」


 沙々は葉明の背後に近づくと、鮮やかな蹴りを背中に入れた。


「まだ決定じゃないんだ。私が説得すれば放浪癖がある両親は、どうにかなるんだ」

「……そうなんだ」

「今なら、たった一言で済む。……さあ、どうする?」


 うつ伏せに転がった葉明は首をひねって、沙々を見上げ…………、やがて間抜けな微笑を浮かべた。


【 了 】


大変お見苦しいものをお見せして、申し訳ありませんでした。

……ならば、見せるなという代物かもしれませんが…。

これを書いた当時の私は、勝手に舞い上がっておりました。

書き終えたとき、また、ある程度の評価をして頂けたとき、頑張ったな……自分という、ありがちな自画自賛をしたりしていました。


あれから☓年、今回、こんな話もあったな……とアップする過程で、今の文章とは大きく違い、様々な矛盾点に気づいてしまいました。

「なんだ。これ?」

です。

……もう、挙げられないほどに、目も当てられないほどに。。

あまたの怪しげな点が心に痛いです。

やっぱり自分はここまでなんだな……と痛感すると共に、けれども、ここまできて、消してしまうのもどうかと思いまして、雰囲気的には悪くはないと……わが子可愛さに、すべてアップ致しました。


多少なりとも、書き上げたときの高揚感みたいなものが伝わってくれると、嬉しいのですが……。


 今後、もしも私に時間があるのなら、ぽつぽつと手直ししていきたいと思います。

もっとも、登場人物の法斉(老人)が出張りすぎて、もはや、誰が主役なのかわかりませんね。

どうも、自分は爺さんやら、おっさんを活躍させるのが好きなようです。


いずれの話もそうですが、(もしも)ここまで読んで下さった方がいらしたら、特に、この話はすいませんでした。読みにくかったものと思います。


今、アップしている話のすべては、書いていた時代が十年前のものもあれば、つい三カ月前のものまで、てんでバラバラなので、文章の出来にばらつきがあるかと思います。

これも申し訳ありません。

貴重な時間を、拙作のためにお使い頂き、有難うございました。

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