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つながらない物語  作者: 半信半疑
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2 攻防さえもままならず

 足をやられた。

 寝ぼけ眼のままで水を飲みにキッチンへと向かったら、黒い悪魔を踏み潰してしまったのだ。


 不幸としか言いようがない。

 近年まれに見る天才。罵詈雑言の山嵐。


 川下に生まれたからといって、こんな仕打ちはあんまりや。


 私は戸棚に隠していたむっつり饅頭をつかみ取り、にっくきあいつに投げつけた。

 が、やつはそれを華麗にスルー。スルースキルの発現には言動の抑制が必要不可欠。


「テカリを利用されたか……」


 呟きを一つ。

 羽音が二つ。


 奴ら、増えやがった……!

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