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つながらない物語  作者: 半信半疑
16/31

16 身体内包宇宙存在ニンゲン

 人体宇宙理論を提唱した魁黒雪教授は当時、発狂したものと思われた。

 まさかそれが真実なのだと、断言する新人はいなかった。


 雪が降る。必然として、過去は未来を追い越す。

 不機嫌な果実の熟れ時は今。

 古今東西、探しております赤い河。


「耳鳴りの止まない日、私は失った」


 そうして皆、大人を辞め始めた。

 終わる呼吸の中、そっと吐き出した塊は、紫色の毛玉だった。


 個体の妄想は集団の無意識統制下にあり、ここから始まる素敵素数。

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