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謎の投身自殺(天使が舞った夜)

この物語はYAHOO掲示板で集まった、私を含む仲間3人でリレー方式で書き上げた作品です! 3人3様の個性と閃きだけで出来あがった作品でありながら、スト―リはまずまずの出来だと感じため、今回私が一人で加筆修正してみました。 私の力量が足りないため読みにくいかもわかりませんが、1読していただけるとありがたいです。

プロローグ


大都会の夜に、始まりもなければ、終わりもない・・・

そして、そこに暮らす人の心には、けして明けることのない夜がある!



ある年の元旦・・・0時00分


ぐるりを山々で囲まれた、中国地方のとある山村の寺で、新しい年の幕開けを告げるべく除夜の鐘が打ち鳴られた!


”ゴ~ン”という残響音が村中に響き渡るなか、境内の中央では護摩焚きの炎が赤々と揺らめき、それをぐるりと取り囲むように、誰からともなく村人達が輪になって座ると、やがて寺の僧侶が弟子の僧を連れて姿を現した!


村人達は誰一人として口を開く者はなく、一同が神妙な面持ちで見つめるなか、木箱を抱えた僧侶が炎の前に立ち神前に一礼すると、弟子の僧がお経を唱え始め、村人達は一斉に頭を垂れ手を合わせた。


こうして、神聖なるその儀式は始まったのである!


僧侶が木箱の中に収められていた品物(御札・お守りなど)を1つ1つ丁寧に取り出し、護摩焚きの炎の中に投じて行くと、そのたびに釜からは ”ゴ~ォ”という音をたて火柱が上がる。


その炎が村人達の顔を真っ赤に照らし出し、腹の底に染み渡るような読経の声と、辺り一面に立ち込める線香の煙りに、村人達の中には陶酔し感涙するものもおり、寺の境内は厳かなる空気に包まれていった。


そして、村人たちのさまざまな思いを胸に、村の伝統である護摩焚きの儀式は順調に進んでいき、やがて僧侶が箱の中から最後の品を取り出した、それはお守り袋であった。


この村では御守りは、命を授かると同時に神から与えられ、満30歳を迎えた年に奉納し、こうしてお炊き上げを行うこととされているのである。

その年は3つのお守りが奉納されていた。


お守り袋の中には、人の五感を現す五本の糸が、護符に包まれた状態で収められており、僧侶は一本一本を自分の額の前に押しあて、祈りを捧げたあと炎の中に投じて行った。


こうして、儀式は滞りなく終わりを告げるように見えた。


だがしかし、儀式の最後となる五本目の糸を手にし、袋の中を確認した僧侶の顔が突然困惑の色を見せたのである!


なんと、そのお守りには、五本でなければならないはずの糸が、六本入っていたのだ!


僧侶は六本目を手に取り戸惑った・・・が、辺りを見ると、村人たちは目を閉じ一心不乱に祈りをささげている。


“村人たちをむやみに刺激してはいけない。”


あろうことか、騒ぎになる事を恐れた僧侶は、一瞬の迷いを断ち切るかのように“カッ”と炎をにらみつけたかとおもうと、存在を許されないはずの六本目の糸を、まるで何事も無かったかのように、炎の中に投じてしまったのである。


そのとき僧侶の手から離れた糸は、立ち上る炎とともに天高く舞い上がり、そのまま行方はわからないままとなったのであった!



第1章・謎の投身自殺


夜の大都会の片隅の、街灯の灯りさえ届かない、まるで吹きだまりのようなガード下で、薄汚れた屋台の椅子に座り、来栖健二(くるすけんじ 30才)は、ボサボサの頭を抱えながら、ため息混じりにボツリと呟いた。


“俺はいったい、どうなっちまったんだ?“ 


その言葉は、酒に溺れたときの彼の口癖となっていた。


18才で岡山の山村を離れ、 夢と希望を抱きこの町に来たまでは良かったのだが、どこでどう歯車が狂ったのだろうか、今では日雇いのその日暮らしに身を投じている。 しかし、その頼みの綱である日雇いでさえ、身に覚えのない暴力事件の嫌疑をかけられ、ここ数日仕事にありつけないでいた。


油と指紋で、曇りきったコップの底に残った酒を、まるでなめるかのように飲み干した健二が、よろよろと左右に身体を揺らしながら椅子から立ち上がると、夜空には満月が輝いており、無精髭に覆われてはいるものの、持ち前の端正な顔が月明かりに照らし出されたのである!


その様子を物陰からじっと見つめる女がいた、その名は加島礼子(かしまれいこ 26才)。


白いスーツに身を包み、唇を噛み締めながら食い入るように見つめる礼子の目には、満月の光が反射し、青白い炎がゆらゆらと揺れているかの様に見えた。


“やっと見つけた! もう二度と見失なったりしない“


自分に言い聞かせるように呟くと、礼子は時折吹き付ける秋風に逆らいながら、スーツの襟元を押さえ、駅のほうに向かいフラフラと歩き始めた健二の後を追ったのであった。




香坂かすみ(こうさかかすみ 25才)は、13階建ての雑居ビルの屋上に立ち、美しく輝く満月を見上げていた。

かすみの抜けるように白い顔が月明かりに照らされ、尚更の如く青白く浮かび上がり、その憂いをたたえた表情は、この世の者とは思えないほど妖しい美しさを放っている。


“きれい! あの日も今夜のように月がきれいだったわ。“


かすみの脳裏に、恋人との思い出がまるで昨日の事のようによみがえり、何も告げずに自分の前からいなくなった男に対し、思わず心の中で語りかけていた。


“健二! 覚えてる? 初めてのデートの夜、二人でこの場所に来たのよ。 あなたったらお金も無いくせに無理しちゃって・・・! 結局、デートの締めはここでコンビニのお弁当を食べたのよね。 あなたったら “ごめんね、ごめんね。“ って、何度も何度も謝りながら、それでも私の残したお弁当まで食べちゃうもんだから、私おかしくって笑っちゃった! そしたらあなた、突然真剣な顔で私を抱き締めて・・・あの時が私の初めての・・・。“


かすみの目から一筋の涙が頬を伝った。 眼下では、はるか彼方を夜行列車が光の線を描きながら、ゆっくりと近づいてくる。


それを確認したかすみは、金網を上りはじめ、苦労しながら金網の向こう側に出た。 前にはもう何も障害物はない。


“あの列車が、このビルの横を通り過ぎたとき、私は天国で幸せになります!”


かすみは携帯電話を取り出すと、あらかじめ準備しておいたメールの送信ボタンを押し、そのまま金網から手を離すと、何もない空間に向かい倒れていった。


一足先を携帯が音もなく落ちていく。


“さようなら”


そうつぶやき目を閉じると、かすみはまるで地上に舞い降りる天女のように、ゆっくりと線路脇の歩道に落ちていき、差し掛かった列車が、その音を掻き消していった。




健二の後を追ってきた礼子は、気づかれない様に観察を続けていた。


「かすみ・・・やっと見付けたわ、あなたの身も心もボロボロにし、あなたの人生までも滅茶苦茶にした男・・・来栖健二を・・・。」 


礼子は独り言のように呟いた。


礼子は現在、小さな運送会社の経理事務をしている。 礼子が入社したその次の年、向坂かすみが入社し、郷里が同じだった事もあり、二人はすぐに打ち解けあい、同じアパートに一緒に住むほどの親友になった・・・そんな時である、来栖健二が、かすみを誘惑して来たのは・・・。


礼子は、いつも仲良く寄り添う健二とかすみの姿を、ほほえましく見つめてきた・・・だが、いつのころだったか、かすみの顔からは笑顔が消えて行き、口数も少なくなった!


「かすみ! どうしたの? このごろ何か変よ。 健二さんと何かあったの?」


礼子が心配げにたずねると、かすみは決まってニッコリと笑った。


「えっ!・・・別に何もないよ。 あるわけないじゃない。」


だが、その笑顔は明らかに不自然だった・・・


そしてその数日後、来栖健二はかすみの前から姿を消した。 何も告げずに・・・


礼子は、はっと我に返った。来栖がポケットから携帯を取り出して見ているのだ。どうやら、何処からかメールが来ていてそれを凝視しているらしい。

 

”あんな奴にメールをする人間がまだいたのか・・・!?”


礼子が思わずつぶやいたとき、メールを読み終えた来栖は、フラフラと建物の中に入って行った。 そこは、表札に書かれた「臨港苑」という文字がかろうじて読み取れるアパート・・・と云うよりは、まるで放置され朽ちかけている、廃墟と言った方がふさわしいであろう建物であった。


窓ガラスのほとんどは割れ、そこから覗く垂れ下がったカーテンが風に揺れ、礼子の目には子供のころに行った遊園地のお化け屋敷のように映っていた。


“こ!・・これがアパート? これじゃ、まるで野良犬じゃない!”


礼子はニヤリと笑うと、 携帯を取り出し、かすみの電話番号を押した・・・・。


しかし、受話器から聞こえて来たのは“この電話は電波の届かない・・・“ という、ガイダンスの声であった。


「も~う! かすみったら何やってんのよ。」


ぶつぶつと呟きながら、何度も何度もリダイアルを繰り返した礼子だったが、結局電話はつながらなかったのである。


“まったく・・・! まあいいか。 あいつの居所も突き止められた事だし、かすみにはアパートに帰ってから話そう。“


礼子は、携帯をスーツのポケットにしまうと、クルリと向きを変え歩き出した。


“それにしてもかすみ、来栖がこんな所で、野良犬みたいな生活をしてるって知ったら、いったいどんな顔するだろう?“


あれこれと思いを巡らせながらアパートの前まで帰った礼子は、部屋に灯りがついていないことに気づいた。


“あれ? かすみ、寝ちゃったのかな? それともどこかに・・・“


首をかしげながら鍵を開け、ドアを開く。


「かすみぃ~!」


返事がない。


「へんだなぁ、こんな時間にどこ行ってんだろう?」


部屋に入ると、カーテンの開かれたままの窓から、光を投げかけていた満月に雲がかかり始めていた。


灯りを付け、礼子は冷蔵庫に取り付けられた伝言板に向かった。


それは、一人でどこかに出かける時にはそこに書き込もうと、礼子とかすみが互いに話し合い取り付けた物だ!


「あっ! 伝言がある。 やっぱりどこかに出かけて・・・ えっ!!」


伝言板に書かれた文字を見て、礼子の身体はまるで凍りついたかのようにその動きを止めた!


そこには、見慣れたかすみの文字で “さようなら”と、たった一言だけ書かれていたのである。


「さ・さようならって・・・・まさか、かすみ・・・・!!」


一番考えたくなかったかすみとのラストシーンが、礼子の頭の中を駆け巡っていた。




翌朝、向井直哉刑事(むかいなおや29歳)は、一課の会議室で、大先輩である枡園茂男警部補(ますぞのしげお 59歳)とテーブルを挟み向かい合って座っていた。


向井は、今年で3年目を迎えるまだまだ駆け出しの刑事ながら、IT機器を触らせれば天下一品、超が付くほどアナログ人間の枡園とは対照的に、警察手帳の代わりに携帯端末を持ち歩くほどのデジタル人間である!


テーブル上には、二人が線路脇の歩道から拾い集めた様々なものが並べられている。 向井はその中の一つを指差し言った。


「警部補! 鑑識の結果、これは携帯電話の破片だということがわかりました。中でもこれはSIMカードといって携帯電話の情報が保存されている部分です!」


枡園は、白いものが混じりはじめた長めのもみ上げをつまみ、苦虫を噛み潰したような表情で振り返った。


「そのなんとかから何かわかるのか?」


「はい! 通話履歴やメール文章などは本体側のメモリー領域に保存されていて、SIMカードにはその携帯の持ち主が、自ら情報を移動させなければ残りませんが、SIMカードというのは、そもそもナンバーポータビリティー・・・」


「おい!! まてまて! お前の話は私には理解できん。その・・・何とかというカードから何が分かるかだけを説明してくれ。」


向井はコクリとうなずくと、自分の携帯を取り出した。


「警部補! 携帯電話のSIMカードというのはほとんどが世界共通なのです。」


そう言いながら向井はSIMカードを自分の携帯のものと差し替えた! そして、しばしのボタン操作ののち、向井はにやりと笑い、携帯の液晶画面が見えるように枡園警部補に差し出したのである。


「出ました!これがこの携帯自身の電話番号です!」


枡園警部補は無言で受け取ると、再びもみ上げをつまんだ。 それは考え事をするときの彼の癖であった。


「う~む・・・これがもし彼女のものだったとしたら、ここから身元を割り出すのは容易だな。」


二人の刑事はテーブルを挟んだままうなずきあった!


やがて、大都会の空が白み始め、枡園と向井はどちらからともなく、三階にある会議室の窓から街を見下ろしていた。


窓から見える道路脇の歩道には、黄色く色づいた銀杏の木が、秋風にザワザワと揺れており、その下を自転車で走る新聞配達の姿があった。


その姿を見つめながら、向井がなぜか寂しげに呟いた。


「警部補! 彼の配る朝刊には、自殺した彼女の事がどんな風に書かれてるんでしょうかね?」


「ん! う~む・・・マスコミのやる事だ! 亡くなった本人の気持ちなど考えはせんよ。」


そう言って枡園は、眉間にシワをよせ揉み上げをつまんだ。


新聞配達の姿が見えなくなるまで、黙って視線で追いかけていた向井が、気を取り直したように振り返った。


「警部補! 朝飯の前に、俺はこれを返してきます。」


そう言って、鑑識から預かったSIMカードを手に、向井が部屋を出ようとしたときだった。


”ガチャン”と音がして会議室のドアが開き、モジャモジャの頭を掻きながら一人の男が入って来たのだった。


ドアの向こうから顔をのぞかせたのは、枡園と同期の佐古田警部である。


「よう! まっさん。 朝早くからごくろうさん。」


「おう! 佐古さん。 あんたこそどうしたんだ? こんな時間に。」


佐古田は抱えるように一冊のファイルを持っている。


「いや実はなぁ、昨夜の飛び降り自殺の女の事なんだが、ありゃ裏に、単に自殺で片付けられん何かがありそうだぞ!」


「ん? 自殺でかたずけられん? そりゃいったいどういうことだ?」


佐古田が折りたたみ式のいすに腰を下ろし、目の前のテーブルにファイルを広げると、枡園もそれに倣い腰を下ろした。


「まっさん!! あんたも鴨川公園の浮浪者暴行事件を知ってるだろう?」


佐古田の問いかけに、枡園はもみ上げをつまみ眉間にしわを寄せた。


「浮浪者暴行事件? ああ、あの6人の浮浪者が何者かに襲われた、あれか?」

 

「そうだ! あの事件は私が担当してるんだが、いまだ犯人のめぼしが付いておらんのだ。」


そう言ってファイルを開きながら、佐古田はもじゃもじゃの髪の毛をかき回した。


それを聞いていた向井が横から割って入った。


「浮浪者暴行事件て、2ヶ月ほど前に起こった、あの?」


「ああ! どうもその事件に、今回の女が関わっているようなんだが、その前にまず暴行事件のほうから一応かいつまんで説明しておこう。」


肩を並べて座る、枡園と向井の顔を交互に見つめると、佐古田は真剣な表情で話し始めた。


「まずそのときの被害者は、リーダー格の山岸元雄(やまぎしもとお51歳)率いる、工事現場などの日雇い仕事を生業としている6人で、6人とも住所不定。 普段は先々の資材置き場などで寝起きをしておったんだが、その6人がたまたま鴨川公園で昼寝をしていたとき、公衆トイレ近くのベンチに若いカップルが座っているのを見つけたんだ! それを見て、暇をもてあましていた連中のいたずら心に火がついたんだな。」


事件の要点を携帯端末に打ち込みながら、向井は大きくうなずいた。


「なるほど、そのときの犯人は確か、そのカップルの男だと聞いてますが、先に手を出したのは山岸たちだったんですねぇ?」


「うん。 だが不思議なことに被害者の証言がばらばらなんだ! カップルの男にやられたと言うものもいれば、別の仲間が現れたんだというものもいる。」


「目撃者はいないんですか?」


「いないんだ!! とにかくやつらは遊び半分で女をからかっているうちに、ついエスカレートしてしまい、女を守ろうとした相手の男がのびてしまったらしい。 そこで“やばい”てんで逃げ出そうとしたとき・・・ここからが不思議なんだ! あるものは、のびてた男が突然立ち上がり、何かが乗り移ったかのように、ものすごく早い動きで襲い掛かってきたと言うし、一番軽症の山岸の証言だと、のびてた男ではなく、襲ってきたのはまったくの別人だったというのだよ! まあ、どちらにしろ被害者はこっぴどく殴られてるわけだし、記憶にあいまいな点があるのは仕方がないとして、たった一つ全員の証言が一致している部分もあるんだ。」


「たった一つ・・・?」


「う~む! それは、やつらがのびた男に背を向け逃げ出そうとしたとき “この女は私の獲物です” という言葉と “お前死ね~っ!”という、背筋が冷たくなるような、なんとも不気味な響きのある男の声を6人全員が聞いている。」


「不気味な声か・・・」


しかめっ面でそう言った、枡園のもみ上げを引っ張る指に力が入った。


佐古田が身を乗り出し続ける。


「正直この事件は、暗礁に乗り上げかけていた・・・だがそれも今回の証言で進展が見られそうなんでな、それでまっさんに知らせようと、朝飯も食わずに駆けつけたってわけだ。」


「今回の証言というと?」


「実はたった今、暴行事件の被害者の一人・・・ああ、やつらまだ入院してるんだ。 どうせ保険金か何か目的で引き伸ばしているだけだろうが、そのうちの一人でリーダー格の男、山岸から私のところに電話が入ったんだ! やつが言うには、病院のベットで朝一のワイドショーを見ていたら、昨夜の飛び降り自殺の事件が流れ、そこに映し出された死んだ女性の顔が、暴行事件のときのカップルの女とそっくりだというんだよ!!」


窓から差し込む朝の光が、真剣なまなざしで見つめ合う、三人の刑事の顔を照らし出していた。



 つづく


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