12話
よし、決めた!ポイズンラットにしよう!
ポイズンラットに決めると目の前が真っ白になり体がムズムズする。数十秒すると体のムズムズが治まった。
うん、進化終わったみたいだね。ステータス見てみようか!強くなってるといいね!!
名前:(無し)
種族:ポイズンラット(0歳)
Level:1/10
RANK_E
HP:3400/3400
MP:3900/3900
腕力:3350
脚力:3350
体力:3500
防御力:2500
俊敏:3950
器用:3780
攻撃魔力:2850
回復魔力:2650
SKILL:ステータス閲覧(3)、繁殖(1)、毒生成(MAX(10))、毒耐性(MAX(10))、ポイズンバレット(7)、ポイズンボム(2)、毒喰らい((1)MAX)、気配遮断(8)、気配探知(8)、酸生成(8)、酸耐性(8)、酸性霧(8)罠製作(3)、罠設置(3)
称号:異世界の魂、未来を掴む者、全ての可能性がある者、下剋上
まぁ、進化は、あんまり強くないね……ランクも低いし仕方ないか。でもスキルの練度が、カンストしたね!さて進化だから通知がなかったけど、新しい能力追加されてないかな?
毒生成、毒を生成できるようになる。毒の強さと種類は練度と毒喰らいで変わる。このSKILL単体だと麻痺毒と出血毒と壊毒の三種類の毒を生成出来る。三種とも、即効性があり味は無味無臭。消費MP1
成る程、これは納得の強化だね。まぁ耐性の方もきっと変わってるんだろうね。一応見ておこうかな?
毒耐性、本来は毒を少量づつ口にすることで得られるSKILLだが、毒生成のSKILLを得たため毒を口にしても練度が上がらない。代わりに毒生成のSKILLが上がると一緒にあがる。または毒喰らいで毒を摂取することで新たに耐性を得ることができる。
うん予想通りだね。ってか、普通のスキルに戻っただけじゃない?まぁ新たに耐性を得られるらしいし、いっかな。
次のスキルを見ようか。
毒喰らい、全ての毒を喰らい、自分の物に出来るSKILL。これで使えるようになった毒は耐性を無視する。常時発動型で、消費MP0
短いけど、やばいくらい強くない?有り難いね。でも今までの敵って毒使わないから意味がない?……あ!そういえばこの森の入り口にヤバい毒物があったね!
しばらくの間、スキルとステータスを確認していたせいか痺れを切らして洞窟から出てくる。意外と大きいね。普通のコボルトが120センチくらいだとして、その倍は有りそうだね。よ~し、まずはポイズンボムを投げ込もうか。進化してどれくらい戦えるか確認したいし、麻痺毒にしようか。ポイズンボムが破裂すると取り巻きはそのボムで肉片に、群れのボスはかろうじて生きてはいたが毒の効果も有り、動く事が出来ない。
【Levelが上がりました】
あちゃー、火力高すぎたね……普通に殴り合えばよかったかな?あ、ついでだし名前見ておこうか。
コボルトキング、RANK_A+ コボルト系のほぼ最上位種の進化先。普通のコボルトの2倍ほど体が大きく、毛皮も硬い。コボルトに限らず、キング種は厄災とされ恐れられている。群れの場合RANK_S〜S+になる。
うん強いね。やっぱり質はともかく量だけはすごかったもんね。こんなのが町に攻め込んできたらひとたまりもないね。まぁ今毒が回って動けなくなってるけど。
目線をコボルトキングに移すと、毒が回ってもうほとんど動けないはずなのに、その目には明確な敵意と殺意が浮かんでいる。
……凄いね、こんなにボロボロなのに、闘争心剥き出しだもんね。じゃあ、敬意を評して終わらせてあげるか。
頭に狙いを付けて、ポイズンバレットを放つ。当たった瞬間に頭が弾け飛ぶ。死ぬ最後の瞬間まで自分達の群れを壊滅させた怨敵である、俺を睨み続ける。
【Levelが上がりました】
【Levelが上がりました】
【Levelが上がりました】
【Levelが上がりました】
【Levelが上がりました】
最後の瞬間まで王としての威厳を保ったね。
次は────次があるなら正々堂々戦って勝ちたいね。
さて復活するか、確認したいししばらく離れていようか。
取り敢えず1日放置して、見ようかな?ついでに、イチゴ食べに行こうか。
森の入り口まで戻るとある事に気付き、立ち止まり、木に登る。森に背を向け正面を見ると平原の奥に薄っすらと森が見える。そして、その森と今までの居た森の右にもう一つ森がある。3つの世界があるかの様にハッキリと境界が出来ている。その3つの森がぐるっと草原を囲んでいる。
はぇ~不思議だね〜。まぁ今は、行かないけどその内行きたいな〜。あ、イチゴあった。




