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視ている、いつも

༺❦༻

《溺愛とは、

むやみにかわいがること。盲目的にかわいがること、である。》



༺❦༻


【ある日の午後――伯爵邸、新サロンでのお茶会】




「「今日はお招きいただき、ありがとうございますわ」」


皆様から招待のお礼をいただき、私は誇らしく思う。

「こちらこそお越しいただけて嬉しいですわ」


「素晴らしいサロンですわね」


「ええ、夫がこちらのサロンを新しく作ってくれたのです」


「まあ、愛されていらっしゃるのねえ」


「そうでもないですわ、うふふ」


「全面ガラス張りで、周りが全て見えますのね」


「お庭も木々も鳥も、空の雲まで」


「ええ、空調も魔法で適温ですの」


「あら本館もよく見えるのですね」


「ええ、夫の執務室から、ここが一番よく見えるそうですわ」


「まあ、愛されてらっしゃるのねえ」


「邸内なのに、迎えにくるからと」


「まあ、いつも迎えにきてくださるの?」


「ふふっ、そうなのです、わざわざ,邸内専用の馬車を作らせて」


「まあ、とても愛されてらっしゃるのねえ」


「ええ、いつも見つめていたいって、うふふ」




「あとは皆様のご想像にお任せいたしますわ。おほほほほ」

༺❦༻


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