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護衛

༺❦༻

《溺愛とは、

むやみにかわいがること。盲目的にかわいがること、である。》



༺❦༻


【ある日の午後 侯爵邸のお茶会】


「あら、それはそれは愛されていらっしゃいますのね」


「ええ、夫の指示で、どこへでも護衛がついて参りますのよ」


「あの凛々しい護衛の方と2人っきりなんでしょう?」


「ええ、まあ、専属なので」


「そう言えば、侯爵様も侍女をよく連れてお買い物してらっしゃいますわよねえ?」


「確かに、先日は宝飾店でお見かけしましてよ」


「まあ、夫人、どんな宝石を贈られましたの?」


「……ふふ、秘密ですわ」


「次の観劇は、ご夫妻お揃いでいらっしゃるの?」


「いえ、護衛ですわ、たぶん」



「あとは皆様のご想像にお任せいたしますわ。おほほ」



༺❦༻

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