118 お茶会への招待
(つ`・ω・´)っオイデ♪
麗奈姉さんと別れてから、家で一休みすることにしたのだが、リビングでは梨花姉さんと結女姉さんが優雅にお茶を楽しんでいた。
「あら?暁斗と琥珀ちゃん休憩かしら?」
「おー、シロちゃんだ。暁斗も一緒で仲良しだねぇ」
「梨花姉さんと結女姉さんは相変わらず外には出ないね」
「むー、だって紫外線強いしー」
「麗奈みたいに日焼けしないならいいんだけどね。私達は肌弱いから」
確かに女の子にとって日焼けの有無はかなり重要だろう。まあ、麗奈姉さんに関してはどれだけ炎天下にいても全く日焼けしないという美少女体質的なものがあるのだが。
琥珀も肌が弱いので日焼けと日差し対策はしているが、それでも少し赤くなるかもしれない。南国少女風の琥珀もかなり萌えるものがあるけど、今の色白な琥珀も好きなので悩ましいところだ。
「シロちゃん、田舎だけど大丈夫そう?」
そんなことを聞く結女姉さん。そんな結女姉さんに琥珀は微笑んで言った。
「大丈夫です。あっくんとここに来れて凄く楽しいですから」
……ねえねえ、奥さん。なんでこの子はこんなに可愛いの?もはや俺を萌え殺すために生まれてきたような天使だよね。あー、今すぐ抱きしめて愛でたい!
そんな俺のポーカーフェイスに気づかずに梨花姉さんと結女姉さんは微笑ましそうに言った。
「本当にラブラブだねー」
「ええ、案外親戚の中同年代では暁斗が一番早く結婚するかもね」
「まあ、否定はしないよ」
他の従姉妹で彼氏が居ても、そこまで想像してる様子はないしね。俺の場合もう明確に琥珀とのビジョンが浮かんでいるので、それを叶えるために邁進するのみだろう。
というか、琥珀以外に本気で恋とか出来ないだろう。
もう、琥珀無しでは生きられない体になってしまったのだ……とか言うと、キモイかもだけど、事実なので仕方ない。一緒のお墓に入ることが最終目標というのは枯れすぎかな?いや、でも年頃らしく琥珀だけに欲情もしてるんですよ?
「2人も良かったら一緒にお茶飲んでおしゃべりしない?昨日聞けなかったこともあるし」
「おー、いいねぇ。おいでおいで」
「だってさ。琥珀どうする?」
「えっと……うん、分かった」
相変わらず優しい子だ。まあ、NOとも言えるようになるには少し時間が掛かるだろうけど、日本人は潜在的にNOと言い難いだろうから、これは仕方ない。優しい琥珀たんにはちゃんと時間を与えないとね。どんな手を使っても琥珀は俺が守るし。
そんな訳で、俺たちはお茶会に招待されるのだった。




