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第72話 立ち上がるイリア

 

 ジンイチローが馬車で王城を去ると、文官たちは慌ただしく動きはじめた。

 アルマン王が緊急の会議を招集したため、基礎資料の作成に追われたのだ・・・。



『それではただいまから臨時に上級官を招集しての会議を開催します』

 開催の言葉の後にアルマン王が立ち上がった。

「皆の者、今回臨時招集を提案したのはこの私だ。忙しいところ申し訳ないが情報の整理と今後の我が国土安全の為に情報共有を図りたいと願ったのだ」

 皆一様にうなずく。

「それと、私の独断で今回の会議にはイリアも参加する」

 会場の視線が王の隣に座っていたイリアに集中した。

 イリアは立ち上がり一礼した。

「イリアです。此度の臨時招集にわたくしも深く関わっております故、出席をお許しください」

 再び一礼したイリアは静かに着席した。

「基礎資料が間に合わない部局もあろうが、求められた説明は口頭でもよいので行ってほしい」


『それでは王より承った議題について検討を諮ります。まず、ミニンスク市における今後の統治についてでございます』


 会場がざわついた。


「まずはミニンスク市で起きた一連の『事件』について、イリアから説明を願いたい」

 王が話すと、イリアが立ち上がった。

「ミニンスクにおける『事件』についてわたくしから説明させていただきます。なお、未だこの『事件』について知らない方はおりますか?」

 イリアが問うと、挙手をするものが半数を占めた。

「承知しました。では最初から説明いたしますが、まずはお聞きください。質問はそのあとにお願いいたします」



 イリアはハピロン伯爵主催のパーティー、魔法の不発動から始まった婚約の儀式、灰色ローブの男ドルアンドとハピロン伯爵のつながり、『魔人石』によるハピロン伯爵の魔物化とそれを『イリアが退治した』一件、エナリア商会での出来事とミニンスク貴族会議の内容について、全てを説明した。

 なお、『ジュノアール』とモアに起きた一件については伏せられた。


「・・・・・ということです」


 初めて耳にした者に限らず、当事者であるイリアの話は会場にいた者のすべてを凍りつかせた。

 王が口を開いた。


「皆の者、これは事実である。ミニンスクの現場にいた者達の証言も取ろうと思えばとれるし、第一それを見た貴族たちを集めての会議をイリアが招集し、内容の承認も諮られた経緯もある。だがそれでも信じられないと思う者もいるだろう。だからこそこの会議にイリアを呼んだのだ。イリアに質問したい者は遠慮なくするといい」


 すると挙手をする者がいた。内務大臣のナキ・パトスであった。イリアの顔がほんの少しだけ歪む。


「イリア様にお聞きしたい。本当にハピロン伯爵は魔物となってしまわれたのか?」

「えぇ。間違いなく。だからこそわたくしが退治したのです」

「イリア様は魔法が使えないとお聞きしていたのですが・・・」

「使えます。この通り」

 イリアは手のひらで火炎を作り出した。

 列席者から「おおっ」というどよめきが起きた。

「パーティーの場では魔法が発動しなかった、とお話しされておりましたが?」

「それこそ灰色ローブの男・・・ドルアンドの施した魔人石による結界の為した結果です。婚約の儀式を進める中で、『ジュノアール』と名乗る男が屋敷の外苑でその魔人石と魔道具を発見し、破壊しました。そしてそれを施すドルアンドも発見し、戦闘となったようです。『ジュノアール』によると、ドルアンドは人外のものであった・・・ということです」

 う~ん、と唸る声があちこちからあがった。

「わたくしとしては、ハピロン伯爵が魔物化したこと以上に、伯爵が『灰色ローブ』の男と繋がりを持っていたという事実の方が衝撃でした。そして、王城で彼と懇意にしていたという者達も少なからずいるという『噂』も耳にしていたものですから、この王城に『灰色ローブの男』とつながりを持つ者がいてもおかしくない、という疑念を抱いているのも事実です。つまり、この『事件』はこの国を揺るがすほどの大きな問題であると捉えることができるのです」


 半数の者が目を丸くして固まった。イリアはそれを見逃さなかった。


「ですが、この会議はその者達をあぶりだすために行うわけではないと思いますが、王はいかがでしょうか」

 列席者は皆、王を見やった。

「うむ・・・。ハピロン伯爵はこの国のためによく働いてくれたが、『灰色ローブ』の男と共謀していたという事実は拭いきれん。もし彼が生きていたのなら極刑に値したであろう。また、『灰色ローブの男』との繋がりを上級官以上の職にある者が持っていたとしたら、これもまた極刑に致すところとなる。よって、ハピロン伯爵との繋がりがあったと認められた場合は現在の職を追われる可能性も否定はせん」


 会場は静まり返った。


「しかし、『灰色ローブの男』がこの王城を襲撃した主犯格であると打ち出した時に、それを阻害する動きが特になかったことや怪しい行動を取った者がいなかった点から、現時点においては極刑を言い渡すことについては保留としたい、と私は考えている」


 一部の者の険が和らいだ。


「だが、今後はハピロン伯爵と繋がりがあったとされる者を徹底的に調査する。前述のとおり『灰色ローブの男』との繋がりが認められなかったとはいっても疑いが晴れたわけではない。私としては、()()()()()()のだよ」


 王は列席者を見渡した後、内務大臣に顔を向けた。

「内務大臣よ。この調査については貴殿を調査組織の長としたいのだがどうだ」

「はっ!?私でございますか!?」

「あぁそうだ。警備局長に任せたいが、少なくなった兵士の対応等で追われて任務が重なっておる。此度の調査を組織として断行し、伯爵と繋がりのあった者を一覧化し()()提出してほしい」

「・・・承知しました」


 パトス大臣は恭しく頭を下げた。


「頼んだぞ。さてイリア。貴族を招集しての緊急の会議の件だが・・・」

「はい」

「先手を打ってよくぞやってくれた。手をこまねいていれば、どこぞの貴族が理由をつけて『管理』を主張し資産を奪っていたやもしれん。エナリア商会に依頼したのはあの時点で出来る最善策であったと私は見ている」

「ありがとうございます」

「グォールは信用足る人物か?」

「はい。間違いありません。伯爵の資産云々よりも、伯爵の屋敷で働く従業員の給金と住まいの確保、今後の方針についてご提案をいただきました。『人』を大事にする人物だからこそ、ミニンスクでの成功があると思います」

「ふむ。その評価に間違いはないと私も見る。他の者もどうか?」


 列席者は大きくうなずいた。「異議なし」と言う声も上がった。


「ではミニンスク市における伯爵の当面の資産管理はエナリア商会に一任する。さて、その資産の行方であるが、当面は商会に管理を依頼するにしてもその資産については国のものとなる。エナリア商会の管理を当初は側面支援し、やがては本格的に残存資産調査と接収を図りたい。だが今は城の修復等で人手不足であるので、落ち着き次第ミニンスクへ管理員として何名か派遣したいのだが、これについてはどう思う?」


 挙手をする者がいた。財務大臣のメン・フノブックだ。

「おそれながら・・・。王は伯爵の所有していた資産がどれほどかご存知なのですか」

「いや、わからん。その実態は掴めておらん」

「実はわたくしどもも伯爵の資産状況について興味があり、内密に調査を行っておりました」


 会場がどよめいた。


「申し訳ございません。本来ならば報告をしなければならぬところ、このような形で行ってしまった非礼をお詫びいたします」

「それについては後ほど話し合おう。しかしなぜ内密に調査を行っていた?」

「はっ。伯爵の地位にある場合、毎年の規定納金というものは最低金額を納めればよいものではなく、資産額に応じた金を国に納めることとなっております。昨年のその折に、ハピロン伯爵の納めていた規定納金があまりにも少ないと考えました」

「つまり、虚偽の報告と納金をしていたと?」

「断定はできません。ただし、そうだったかもしれないという疑念を抱いたまでです」

「多くの資産を持っていると見せかけていただけかもしれん」

「その通りです。故に内密調査を行っていたのです」

「調査結果は?」

「申し訳ございませんが、虚偽の報告をしていたとも真っ当な納金をしていたとも、はっきりしたことは言えません」

「仕方のないことだ。だが、持っていた金貨をどこかに投資していればわかりにくくなるからな」

「ですので、今回エナリア商会が管理を行うと聞き安心しました。外部団体による資産管理によって何かが明らかになるでしょう。資産調査についても進言すべきかと思われます。・・・とりとめもない話となってしまい、申し訳ございません・・・」

「他に意見ある者は?」


 しん、と静まり返った。


「よし、それではフノブック大臣よ。数日以内に派遣する人間を選び、私に案を提出してほしい。派遣日についてはその時に相談しよう」

「かしこまりました」



『王からの協議事項は以上となりますが、農務大臣からの報告があります』


 一人の男が立ち上がる。

「農務大臣のアーバインであります。すでに手は打ちましたが、王に報告です」

「なんだ?」

「はっ。王都北西部の穀倉地帯で起きている事件について報告です。ここ最近魔物の活動が活発となり、様々な穀物が魔物に略奪されております」

「初耳だぞ」

「申し訳ございません。処々対応しておりまして報告が遅れてしまいました」

「魔物とはいかなる?」

「ゴブリンをはじめ、オーガ、フォレストホーンラビットなどなどです」

「厄介だな・・・」

「常駐兵による討伐も行っておりますが、オーガとフォレストホーンラビットに大変苦戦しておりまして、常駐兵の負傷者も続出。交代要員として緊急で警備局へも依頼しましたが、やはり人員不足はそこも同じくでありまして、緊急対策として中央ギルドを通じて冒険者へ依頼した次第であります」

「オーガとフォレストホンラビット・・・ふむ・・・」

 王はイリアを見た。

 イリアもそれに気づき、王を見た。

 王の何とも言えない口の緩みを見たイリアは、王の言わんとすることを察し、ため息をついた。

「発言をお許しください。農務大臣」

 イリアは農務大臣を呼んだ。

「はっ」

「穀倉地帯の地図を用意してくださいますか」

「は・・・はっ!」

 それを聞いた農務局上級官が慌てて会議場を飛び出していった。

「常駐兵士の配置、および被害地域の状況は心得ていますね」

「もちろんです。上級官も戻り次第情報を地図に落とし込みます」



 上級官が走って地図を持ち込むと、それを会議場の大テーブルに広げた。農務大臣が地図に指差しすると、イリアが席を立ち、他の大臣や上級官も倣った。

「穀倉地帯は大きく8つの区域に分かれておりまして、一番被害の大きい区域が、森に接するこの第2区域となります。常駐兵士宿舎はここで・・・穀倉地帯の中央部は大きな村の通りのようになっておりまして、中央宿舎もございます。負傷者は今のところこの中央宿舎に滞在させていますが、重傷者の回復のめどは立っておりません」

「8つ・・・。昔に比べて広くなったのですね。収穫時期が重なるのですか」

「はい。現在の第2区域は小麦の収穫期となっています。収穫時期をずらしていますので次は第3区域の収穫となります」

「地図を見ますと、魔物は森から来るのですね」

「おっしゃる通りです。現れては消え、現れては略奪、を繰り返します」

「キリがありませんわ」

「それが悩みどころです。しかし、奇怪な報告もありまして・・・」

「奇怪な報告?」

「フォレストホーンラビットがゴブリンを退けたという・・・」

「?」

 イリアが首を傾げた。

「もちろんそれ以上のゴブリンやその他の魔物が現れるので兵士の疲労は相当なのですが、その恩恵に預かり休息がとれたのも事実のようです」

「縄張り争いなのでしょうが・・・。話を戻します。中央ギルドへ依頼してどれくらいの冒険者が請け負うと?」

「今のところ2つのパーティーが請け負ったと・・・」

 イリアは渋い顔をした。

「耕作者の護衛の任も含めれば少ないのでは?」

「・・・確かに」

 イリアは一息ついてから着座し、立っていた者達も倣った。

「お父さ―――王の考えをお聞かせいただけますか?おおよそ察しはつきますが」

「うむ・・・」

 アルマン王は居直って背筋を伸ばす。

「大賢者ジンイチロー殿に依頼をしようとは考えていた」

 王の言葉に会場がにわかに笑顔で沸いた。

「ミニンスクで彼と行動を共にしたイリアから依頼は出来ぬか」

「・・・彼は大山脈のふもとに行くと話していましたが?」

 すると、農務大臣が身を乗りだし声をあげた。

「イリア様!わたくしからもぜひお願いしたい!ジンイチロー様ならこの難局を打開していただけるはず!」

「・・・やってはみますが、期待はなさらないでください」




 こうしてその他の議題も話し合われ、およそ2時間続いた会議は終了した。

 居室に戻ったイリアは、置かれていたソファに向かって何度も脚を上げて蹴りあげた。


(なんなのですか、あの体たらくは!あれが王国を護る施政者の考えなのですか!)


 ぎりっ、と歯軋りをたてる。


(やれることはまだあるのです!人材不足がなんなのですか!?そもそも起用の仕方からして誤っているのです!ジンイチローに丸投げして解決を図ろうとするなんて愚策もいいところですわ!ハピロン伯爵が内部に影響を及ぼせたのもうなずけます!こんなことでは、たとえ灰色ローブの男の一件が解決したところで、この国の行く末は・・・!)


 ドアをノックする音が聞こえてきた。

 もう一度蹴り上げようとしていた足を下ろし、乱れた髪の毛を整える。

「どうぞ」

「失礼します」

 ドアを開けたのはメルウェルだった。

「どうしたの、メルウェル?」

「・・・いえ、特に用事という用事はないのですが」

「え?」

「施政会議に臨まれたとお聞きし、心配で駆け付けたのです」

「・・・あなたは本当に絶妙ね」

「・・・」

「穀倉地帯に現れる魔物が略奪を繰り返しているのは知っていた?」

「いえ、初耳です」

「常駐兵では討伐が足りずに中央ギルドへ依頼したのですって」

「・・・苦肉の策ですか」

「おまけに・・・施政会議で・・・ジンイチローに討伐の依頼をして、なぜだかそれですべて丸く収まってしまい、施政者たちが考えることを放棄してしまった・・・」

「・・・頼りたくなる気持ちは分からなくもありませんが、一時しのぎにすぎませんね」

「でしょう!?本当にイライラする・・・。マグナ村にいる人達の爪の垢を煎じて飲ませたい気分よ」

「苦しいながらも自前で村を守る気概があってこそ、誰かが助けてくれるものです」

「その通りよ。だからこそ、あの大賢者マーリン様だってこの国のことを心配してくれているはず・・・。なのにお父様までジンイチローに・・・」

「・・・イリア様はジンイチロー殿への説得を任されたのですね」

 イリアは黙してうなずいた。

「あの人は断らないわ。だからこそ悔しいの。そんな彼の性格を知ってか知らずか、たった一人で何とかさせようだなんて・・・虫が良すぎるわ。・・・はぁ・・・わたくしは・・・あの会議においてはなんの決定権もないただの傍観者の一人。発言は許されてもそれ以上のことは為せない・・・そんな自分も悔しい。あの人を守りきれない自分が・・・」

 拳を握り目を固くつぶって耐えるイリアを見て、メルウェルは彼女の隣へ寄った。

「イリア様、ご提案があります」

「なに?」

「考えることを放棄した代償は大きいということを、王にもご理解していただかなくてはなりません」

「・・・どういうこと?」

「我ら近衛騎士団はイリア様と共にあります。イリア様が望むなら、共に戦場を駆けましょう」

「・・・わたくしが何をしようとしていたのか御見通しだったのね」

「一体どれだけの間あなたにお仕えしたと思っているのですか?朝飯前です」

 イリアは大きくうなずいた。


「覚悟が決まったわ。メルウェル!」

「はっ!」

「今すぐこの部屋に第一近衛騎士団員を招集しなさい!」

「はっ!!」



 しばらくの後、イリアの居室に第一近衛騎士団が集まった。整列したのちに全員が跪いた。

「イリア様、団員を集合させました。なおフレアは打ち合わせの予定のため後刻合流します」

「ありがとう、メルウェル。さて皆さん、わたくしのために集まってくれてありがとう。早速ですが、わたくしはこれから穀倉地帯へ魔物の討伐に向かいたいと考えております」

 団員達は一瞬顔を驚かせたものの、すぐに平静を繕った。

「我が国の広大な穀倉地帯は王都のみならず周辺の民の食料を確保している、我が国にとって重要な食糧庫です。王城は魔物の増加に対し中央ギルドへ依頼を図り、かつ大賢者ジンイチロー殿への依頼をわたくしを通じ図ろうとしています。しかしながら王は王都警備網の維持に努めることを先決問題とし、長期的に見た危機への対応を他人任せにしておられます。ですがその決断は見るに堪えられません。よって、わたくしは独断で穀倉地帯へ向かおうと決意しました」

 団員からどよめきが起きるが、すぐに止んだ。

「皆さんをここに集めた理由はただひとつ。わたくしと穀倉地帯で魔物の討伐に当たってもらいたいのです。ただし、これはあくまでもわたくしの独断の行動であり王城の考えではありません。栄えある近衛騎士団をわたくしの我が儘で動かすということ、これはわたくしに対して処罰が科せられることにもつながります。そしてわたくしの我が儘に付き合うということは、減給以上の処罰が皆さんにも科せられることにもなりかねません。ですので無理強いはできません。もし賛同できないのであれば今すぐこの部屋を出て行ってもらって構いません。わたくしはその者を見下すこともなければ蔑むこともありません。皆さんも生活が懸かっているのですから・・・」


 イリアの居室は誰もいないかの如く静まり返る。

 だが、この部屋を出る者は誰一人としていない。


 メルウェルが一歩前に出た。


「私はイリア様と向かおうと思う。イリア様がおっしゃられたように、いますぐ部屋を出て行って構わん。迷うならば出て行くんだ」

 すると、前列にいた団員の一人が立ち上がって剣を抜き、高らかに掲げた。

『私の心はすでにイリア様に捧げております。共に戦いましょう!』

 この声の後、皆次々と立ち上がって剣を抜き、結局全員が剣を掲げた。

 メルウェルも剣を抜いて掲げた。

「第一近衛騎士団はイリア様と共にあらんことをこの剣に誓う。見送りのない静かな出立となろうとも、我らは主の心の炎と共に大地を荒ぶろうぞ!」


『うおおおおおおっ!!』


「ちょっと!!しーーーーっ!!」


 イリアの慌てぶりに、団員は「あっ」という顔をさせてすぐに跪いた・・・。




いつもありがとうざいます。

次回投稿日は10/18となります。

よろしくお願いします。

※穀倉地帯の説明を修正しました


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