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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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八つ当たりで殺される事になるとは思いもしなかったよ

犠牲者は3人出たと聞き部屋の中の空気が重くなる中レベッタさんが話を続ける。


「依頼人のほうを調べてるのですがどれもトカゲの尻尾状態で5件の依頼人は死んでいます」


・・・・・は?どう言う事?


「5通の手紙の主として書いている名前の人は全員死亡が確認されてるんです」


確かにこんなに死亡が確認されてるんなら『トカゲの尻尾切り』って言われても仕方ないよね。


「ですが生き残ってる人が一人いるのでそんなに深刻で得は無いのですが」


レベッタさんは先程迄の真剣な顔から微笑みそう言うと部屋の空気が一気に軽くなる。


「今現在もモリッソに対し取り調べをしております、勿論命を狙われる可能性もあるので腕利きの騎士を4人ほどつけておりますのでご安心ください」


あ!!とレベッタさんの話を聞き思い出した事があったので左手を上げる。


「あの?」


レベッタさんにそう声を掛ける視線を向けて来たので私は話を続ける。


「何で私を殺そうとしたかはわかったんですか?」


モリッソが取り調べを受けているんならその辺も調べる事が出来ているはずなんじゃないかな?と思いそう聞くとレベッタさんが真剣な顔になる。


「モリッソはこの件に関して『私は何も知らないきっと私を陥れる為に私の名を使ったに違いない』と関与を否定しています」


へ?誰かがモリッソの名前を使って私の殺害依頼を出したって事?と驚いているとレベッタさんが真剣な顔で私を見ながら話を続ける。


「ですが・・・エミリアさんの名を出した途端モリッソが怒り狂いましてね・・・」


は?私の名を聞いて怒り出した?私本当に何をしたの?一回会って話しただけだよね?と考えこんでいる間も話は続く。


「『あの子娘に関わったせいで俺はこんなめにあったのだ!』と」


は?


「え?私一回会っただけだけど何かあったんですか?」


こんな目にあったとか何が起きたの?え?私何もやってないよね?


「モリッソは医療協会の会長だったんですが少し前に解任されているんですよ、しかも解任と同時に横領、違法薬品の個人販売などの理由で我が領の衛兵に逮捕されてます」


あれ?その理由なら私関係なくない?と言う答えに行きつくとそれを見ていたレベッタさんが真剣な顔で続ける。


「つまりは八つ当たりですね」


何つ―理由で私を殺そうとしてるの?そんな理由で殺されたくないんだけど!!

その理由を聞いてライオが深い溜息をつく。


「つまりはお嬢に関わった後に逮捕されたからお嬢のせいだと思って恨んでいるという事でいいのか?」


ライオがレベッタさんに真剣な顔でそう聞くとレベッタさんが苦笑しながら頷く。


「そうなりますね、ですがここで重要なのはモリッソの反応です。ここまで恨んでいるのなら殺害依頼を出していてもおかしくない。我々はモリッソかモリッソの命令を聞いたの部下の誰かが依頼を出したと確信しています」


まあそこまで恨んでいるんだったら確かに殺害依頼を出しててもおかしくないだろうけどこっちは迷惑この上ないよね。


「という事で引き続きモリッソは取り調べを受けています、今後何かわかりましたらその都度お知らせしますのでご安心ください」


まあ確かにどうなってるのかは知っておいた方が良いからそれはありがたいね。


「盗賊団は殲滅しているのであまり心配はないと思いますが、何かあったらギルドや私に報告をしてくださいね?お力になりますので」


「はい」


まさか八つ当たりで殺される事になるとは思いもしなかったよ。


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