考えてみるようです。
土曜を潰して1日中模試とかどういうこっちゃ……
やる気ないでござる。
いつの間にかユニークが20万を超えてました。ありがとうございます!
そもそも、魔法はどうやって作られるのか。まず、どんなことをしたいかをイメージする。そのイメージに合わせて属性と詠唱を決めるというたったの2ステップだ。要するにイメージ次第だから、魔法はしたいことがなくならない限り無限の可能性を持ってることになるってことだ。まあ、そのイメージが複雑になればなるほど消費する魔力量は増えるし、使う難易度も高くなるんだけどね。
僕が今までに作った魔法は地球にいたころの記憶を多用して作ったから、複雑で実用的なのが多いが、補助が目的なのが多いから、切り札の魔法は1つや2つは持っとけとフレイヤやゼウスに言われた。
言われてみればそうなんだよな。『エアコーティング』とか『重力』とか。破壊力を持ってるのは少ないんだよな。だから、今はそれを考えよう。
まず浮かんだのがレールガン。某ビリビリ中学生は1つのコインで50m飛ばしてたけど、どうせならもっと飛ばしたい。レールは電気で代用できるとして、土魔法で作る弾体がもつかどうかなんだよなあ。これは試してみないと威力や飛距離が分からないから保留だな。
で、次に浮かんだのがリリさんに教えたウォーターカッターだな。水を圧縮・振動させた水流のことだな。細かく砕いた砂利を混ぜたらダーアモンドの切れるらしいし、これは使えるだろう。多分飛距離はそこまで伸びないだろうから、近・中距離かな。これも保留っと。
あとは上空で複数の大岩を作って、自然落下に加えて『重力』で加速落下させる疑似流星群か。広範囲殲滅に使えそうだ。
他には……う~ん……
「ねえねえ~」
「ゆきと~?」
「どうしたの~?」
「なやみごとかナ~?」
「あ、うん。強力な魔法を作れないか考えてた」
精霊達と会話をしてると、少し期待の籠った目を向けてきた。
「それなら~」
「いいほうほうが~」
「あるよ~」
「へ? ホント?」
話を聞いてみると、契約をしようというのだ。契約とは何かを聞いてみると、精霊に自分の魂の一部を喰わせて互いの魂を結ぶというものらしい。それで契約した精霊に魔力を与えて魔法を使ってほしいとお願いすると、自分の代わりに魔法を使ってくれるらしい。魂を結んだことによって使ってほしい魔法は理解してくれるし、精霊達はこっちの世界で魔法を使う上手さは5本指に入るらしいからね。僕なんかよりもっと使いこなしてくれる。見習いたいものだ。
普通なら、契約において立場は精霊が上なんだけど、僕に限っては立場とかどうでもいいらしい。「いっぱいまりょくくれたから~」だそうだ。嬉しいことで。
「何? 契約するの?」
「うん。精霊達がしたいんだってさ」
僕の言葉に合わせて精霊達が一斉に首を縦に振った。
「よくもまあそこまで気に入られたわね。でも後にしなさいよ。他の客に迷惑だし、もうご飯できたようだし」
ユリウスが指を指したほうを見ると、リーナさんが大きなトレイに料理を運んでくるとこだった。
「はいお待たせ。ご飯とみそ汁、サバの塩焼きよ」
「なんですとう!?」
運ばれてきたのは、ホカホカと炊き上がった白米に、豆腐のような白い固形物が浮いたみそ汁に、皮がちょっとカラフルなサバだ。
「ふっふっふ、驚いた? ここは日本食が食べれるのよ。これがこの宿を気に入ってる1番の理由よ」
「いやいやいや、どこに米なんてあったんですか!? こっちに来てから米とか味噌なんて1回もみてないのに」
「なんでも昔の日本から召喚された勇者が広めたらしいわ。中央大陸じゃ気候が合わないからなのかないんだけど、東大陸と南大陸の一部の地域で自生してたらしいのよ。ここにあるのは、この森の奥の沼地に自生してるからよ。
大豆はあるんだけど、こっちの世界じゃ食べ物として認識されてないらしいわ。それに、発酵という概念がないからそこまで広まってないみたい。発酵は腐敗とほとんど変わらないしね」
そういうことね。こっちの世界は衛生環境があんまし良くないせいか、腐ったものに対して過敏に反応する傾向がある。それを考えたらしょうがないのかな。
「冷めないうちに早く食べましょ。ほら、いただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
では、異世界の米、とくと味わせてもらおう!
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