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街を出るようです。

みなさん、おはにちばんは。先日お年玉の残りで大量のラノベを買ったナッスンです。

10冊以上は買ったかな?まだ買う予定。vitaのゲームも買う予定。つまり金がなくなる。はふぅ…

「ユキト・マエカワ。領主様がお呼びだ。奴隷を連れて我々と来てもらう」

「いやだ」

 アインスを倒した日からこの調子だ。なんかきな臭いし、あんまし良い噂は聞かないから拒否してる。


「これはあくまで予想だが、領主はお前を騎士団に入れて自分の箔を上げようとしてるんだろう。セリアはついでにもらって夜迦の相手でもさせるつもりだろうな。」byおっさんs


 これを聞いてますます行きたくなくなった。あっちは必死なのか、昨日の夜中に誘拐しようとしてきた。まあ、誘拐犯は物理的に消したんだけどね。

「ならば仕方ない。拘束させてもらうぞ!」

 一斉に剣を抜いてかかってきた。こんなとこで抜くなよ。

「おとなしくしろ。貴様は包囲されている。抵抗するなら、斬る!」

「僕はどこの犯罪者だよ。捕まえたいならかかってきな。」

「やれ!」

 手前の1番えらそうな人が命令すると、一斉に飛びかかってきた。けど、遅い。

「そんな鎧を着てちゃいつまでたっても捕まえられないよ」

「ぬかせ、【バインド】!」

 1人が拘束の魔法を使ってきた。手元から鎖が僕に向かって伸びている。

「よっと、【パラライズ】」

 避けてから、痺れさせて動けなくしてやった。

「はぁはぁ、もっとやってくれ……」

「Mなのかよっ!」

 い、いかん、びっくりしてツッコミしてしまった。

「このっ!」

「【パラライズ】」

 次にかかってきたやつも痺れさせた。流石に連続してMってことはない……

「この痺れ具合、いいな……!」

「お前もかよっ!」

 まさかのだよ。びっくりだよ。もしかして、ここにいる騎士団全員ってことは……

「はぁはぁ……」

「お、俺もくらいたい。」

 ……あったみたい。なんなんだよこいつら。なんか真面目に相手にするのも馬鹿馬鹿しくなってきた。

「いっぺんにやるか。【パラライズミスト】」

 霧のような電気が地面をつたい、騎士達を床にひれ伏させた。みんな荒い息を吐いてる。騎士団という名の変態集団だったか。

「それじゃあそろそろ行くね。みんなまたね」

「またなボウズ!」

「元気にしてろよ〜」

「また魔法を教えてちょうだいね」

 ブラックワイバーンの翼膜でできたコートをひるがえし、ギルドを去って『猫の羽休め亭』に向かう。宿の前には馬車が止まっていて、セリアとユリウス、それにクロネが乗っている。

「遅いわよ」

「ごめんごめん。ちょっと絡まれてね」

「また騎士団ですか」

「大変ね。早く行きましょう」

「うん」

 僕達は別の街に行くことにしていた。ここにいたらずっとつきまとわれかねない。それに、せっかく異世界に来たんだ。旅して色んなものを見て回らないとね。

 ユリウスまで来ているのは、

「御者できるの?」

 つまりそういうことだ。なんでも家族で旅をしていたことがあるらしい。さすが130歳。

「何か失礼なことを考えなかった?」

「イイエ、ナンニモ」

 勘のいいやつだ。御者台に乗ってこっちを見てないのに。

 ちなみに、ユリウスの親はユリウス自身が説得した。僕の前で土下座する両親の後ろで胸を張ったユリウスは未だに覚えてる。どう説得したらああなあるのかは聞いちゃいけないオーラ全開だったから聞けてない。知らない方がいいのかも。



 無事に街の外に出られた僕達は、ゆっくりと街道を進んでいる。

「のどかだねえ」

「にゃあ」

「騎士達に追われていた人の言うことではありませんね」

 だってさ、見渡す限りの草原だよ。緑の絨毯が広がってるんだよ。日本じゃまず見れなかった風景だし。

「ユキト、森狼(フォレストウルフ)の群れが迫ってるから狩ってきてくれない? ついでに肉も採ってきて」

「りょーかい。クロネも行こう」

「にゃあ」

 遠くに見える森から出てきた狼の群れを狩った。ステータスウマー。

「……で、何で連れてきたの?」

「可愛かったから」

「答えになってないわよ」

僕の腕の中には、1匹の森狼(フォレストウルフ)の子供が。群れの中に1匹いて、何でか黒かったから連れてきちゃった。

「わう?」

「はわわわわわ〜」

 セリアさん、目がキラキラしてるんですけど、キラッキラしてるんですけど。

「ほらほら、こんなに可愛いのに、捨ててこいって言うのかな?」

「そうじゃなくて、その子の分の食料はどうするのよ?」

「僕が狩ってくる」

「ならいいわ」

 あれ、あっさりオーケーされた。もうちょっとしつこいかと思ってたんだけど。

 ユリウスの了承を得てる間に、セリアはこの子の名前をつけてたみたいだ。

「オルレオスティエルくぅ~ん」

「わう」

「はわわわわわ〜」

 何その無駄に長い名前。

「オルレオスティエルって?」

「英雄の本に出てくる伝説の銀狼(フェンリル)の名前です」

「そうなんだ。でも、それじゃ呼びにくいからレオにしようよ」

「わん!」

 気に入ったようだ。

「じゃあよろしくな、レオ」

「わん!」

 僕の仲間(ペット?)に、森狼(フォレストウルフ)のレオが加わった。




これがレオのステータス。


------------------------------------------------------

   レオ

    森狼(フォレストウルフ)突然変異種・オス:0歳:Lv.1

 HP:30/30

 MP:10/10

 STR:13

 AGI:4

 VIT:6

 DEX:3

 LUC:5



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レオが幸人を憎まないのは、幸人が群れを魔法で一瞬で狩ったため、幸人が狩ったと認識してないからです。


感想や質問、誤字・脱字の指摘お待ちしています。

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