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「器」執筆物語  作者: 猿吉


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第六話 すていっ!

 まずは、またまた見つけてくださって、さらに読んでやろうという気になっていただいた読者に、感謝しかないのである。ありがとうございます。


……と、その前に。

ここから先は少しだけ触れてしまうので、まだの方はぜひ先に「器零」を読んでから来てほしい。と言いつつ、少しだけ間を空けて、何事もなかったかのように話を始めるのである。








さて。


クーヨン。


実に可愛い名前である。

我ながら、なかなかどうしていい発想だと感じている。


思わず胸を張って、エッヘンと言いたくなるような、そんな響きだ。


器を読まれた読者の方々であれば、もうお気づきかもしれない。

ここに繋げるために、実に四十話近く、じっと我慢してきたのである。


もういいだろう。

もう、いいよね?


よくぞここまで耐えたものだと、自分でも思う。


タイトルの「すていっ!」というセリフを心の中で呟き、よだれをダラダラと垂らし、尻尾を振りながら餌を待つ犬のように我慢しながら ここまで来たのである。


伏線というものは、回収されてしまえば案外あっけない。

だが、その正体が見えないまま、「何に繋がるのか」と考えている時間こそが、実は一番楽しい。


あれかもしれない。

これかもしれない。


そんな思考が頭の中を駆け巡るあの感覚。


あの楽しさを、少しでも味わってほしい。

そう思いながら、器の過去編を描いていた頃から、ずっとこの瞬間を思い描いてきた。


そして今。


ようやく、ここに繋がった。


……うれしい。


いや、嬉しすぎるのである。


だからこそ、こうして読んでくださっているあなたに、改めて伝えたい。


こんな書き手についてきてくださって、本当にありがとうございます。


話は、まだ終わらない。

むしろ、ここからが本番なのである。


今後とも、どうぞよろしくお願いします、なのである。

まだまだ続きます。続けるつもりですので、末長くよろしくお願いします。

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