決着
遅くなりすいません。どうストーリーを進めるかとかを考えたり、学生なものですから忙しく更新が厳かになってしまいました。
「…ッ痛てーなー!おい!首切り落としても死なねーのかよ!」
腕を落とされた痛みをごまかすように大声を出す。文句を言ってはいるが、痛覚設定がメニューにあったの確認していた。が、あえて最高つまり現実と同じにしていた。
なぜって…
「おもしろくなってきたじゃねーか!こうじゃねーと!」
『詰まんねーもんな!』
やると決めて、妥協するなんて馬鹿がすることだ。
俺は俺のやりたいようにやる。
ジンは熊の攻撃を避けつつ、スキル『火再生』で出血していたのを抑えるたが、魔力が足りず腕の再生まではできなかった。
(さて、どう戦うかな?)
剣は消耗していてすぐに折れてしまいそう。左手は無い、剣を使おうにも威力の減衰は否めない。
ならば、殴る!
ジンは熊が腕を振り下ろした瞬間に懐に入り込んだ。
(表面が硬いんだったらこれならどうだ!)
「破ッ!」
ステータス任せの発剄だ。
その衝撃は斬られた首から無理やり出血を防いでいた筋肉を弾き、血を噴水のようにあふれ出す。
伊達に『体術』スキルを持っているわけではない。
「オラァーー!」
そして、その隙を見逃すジンではない。熊の体を駆け上がり、跳躍、踵落しをお見舞いする。
熊の体は地面と共に沈む。まだ、倒れない。
ジンは一旦距離をとり、片足の靴を脱ぎ捨て魔力を込める。残り少ない魔力を足のつま先に集中させる。すごい熱量が洞窟の温度を上げる。ジンは熊に肉薄する。さすがにこれまでのダメージが利いたのか防御も間に合わない。ジンは発剄したとこと同じ箇所に蹴りを放つ。
ビュン―――
蹴りで鳴るような音ではない、それは熊の腹部を貫いた。熊は倒れ動かなくなる。倒したのだ。
「オッシャーー!」
ジンは歓喜の雄たけびを上げた。
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