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炎者の旅人  作者: 鬼灯
22/22

決着

遅くなりすいません。どうストーリーを進めるかとかを考えたり、学生なものですから忙しく更新が厳かになってしまいました。

 

 「…ッ痛てーなー!おい!首切り落としても死なねーのかよ!」


 腕を落とされた痛みをごまかすように大声を出す。文句を言ってはいるが、痛覚設定がメニューにあったの確認していた。が、あえて最高つまり現実と同じにしていた。


 なぜって…


 「おもしろくなってきたじゃねーか!こうじゃねーと!」


 

 『詰まんねーもんな!』


 やると決めて、妥協するなんて馬鹿がすることだ。

 俺は俺のやりたいようにやる。


 

 

 ジンは熊の攻撃を避けつつ、スキル『火再生』で出血していたのを抑えるたが、魔力が足りず腕の再生まではできなかった。


 (さて、どう戦うかな?)


 剣は消耗していてすぐに折れてしまいそう。左手は無い、剣を使おうにも威力の減衰は否めない。

 

 ならば、殴る!


 ジンは熊が腕を振り下ろした瞬間に懐に入り込んだ。

 

 (表面が硬いんだったらこれならどうだ!)


 「破ッ!」


 ステータス任せの発剄だ。

 その衝撃は斬られた首から無理やり出血を防いでいた筋肉を弾き、血を噴水のようにあふれ出す。

 伊達に『体術』スキルを持っているわけではない。


 「オラァーー!」

 

 そして、その隙を見逃すジンではない。熊の体を駆け上がり、跳躍、踵落しをお見舞いする。


 熊の体は地面と共に沈む。まだ、倒れない。


 ジンは一旦距離をとり、片足の靴を脱ぎ捨て魔力を込める。残り少ない魔力を足のつま先に集中させる。すごい熱量が洞窟の温度を上げる。ジンは熊に肉薄する。さすがにこれまでのダメージが利いたのか防御も間に合わない。ジンは発剄したとこと同じ箇所に蹴りを放つ。


 ビュン―――


 蹴りで鳴るような音ではない、それは熊の腹部を貫いた。熊は倒れ動かなくなる。倒したのだ。


 「オッシャーー!」


 


 ジンは歓喜の雄たけびを上げた。

 


感想や改善点、些細なことでもいいので言って下さると嬉しいです

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