不死鳥の信仰は並みじゃない
早くできたので上げときます。
評価がいきなり上がっていて驚きました!これからもどうぞよろしくお願いします!
はあ…。面倒くさいな…。俺を追いかけ「パーティメンバーになってください!」とか「断るわけ無いよな」と何度も来るは来るは…。そのたびに、前者の言い方の人にはソロでしたいと丁寧に。後者の言い方の人には「ふざけんなよ」と笑顔で言い返してやった。いやースッキリしたね調子こいているやつの鼻をへし折るのは。はっははは!
…うん?そんなことして大丈夫なのかって?プライドの高そうなやつがそんなこと言うなんて思わないけど、もしなんかしてきたら、
潰すだけだね
まあ、そんな訳で中々教会に進めなかった。
10分後。ようやく着いた。
ちなみになぜ教会で職業選択なのか疑問に思って調べたところ、教会で神様が教えてくれる…と言う訳でなく、司教などの神に対して信仰の強い者がなっているためそう思われているだけで、教会で引き継がれてきた『スキル』と言う感じみたいだ。
こっそり屋台のおっちゃんが教えてくれた。ばれちゃ殺されてしまうかもしれないのに……多めに飯を買った。
教会の中には何人か年のとった様々な種類の獣人たちと若いシスター服の獣人がいた。
近くに居た猫のシスターに話しかけた。
「職業を選択したいんですけど」
彼女は俺を見て目を見開き驚いた。
「本当に言っているんですか?人族ができると思っているんですか?」
言い方は喧嘩を売っているようにしか思えないが、本当に言ってるの?と。恐らく人族と勘違いされているからだろう。
そして思った、何かを見落としているのでは?。
そこで、おれはどういう意味か尋ねた。
「国によって信仰している神様は違いますよね。それなのに他の神様を信仰している種族の方の職業選択をすると思いますか?例外もありますけどね。」
…だからか。職業を得ることができるようにと言う意味でも、その人の種族の国に飛ばされたのは…。
「…そうだったんですか。ですが私は、こんな見た目ですが獣人に分類される種族ですよ。……たぶん」
「そうなんですか?では、それを証明してくださいよ」
怪しさMAXでこちらを見てくる。勘弁してくれよ、ここで種族がばれるのは最もやばいだろ。
この教会に不死鳥をイメージされて作られた壁画が今目の前にあるのだ。つまり、知られたらどうなるか……考えるに難くないだろう。
だったら、いっそ職業に就くのを……諦められないので、まあしかたないか。
「分かりました。ですが、ここで証明するとなると危ないと思うんですが…まあ、俺が頑張れば言いだけの話か…では早速証明しましょうか!」
俺は持っていた荷物をそこら辺に投げ捨てた。そして、火が周りに影響を及ぼさないように十分注意しながら、火化を開始した。辺りは急なことの変化に驚いている。
称号の影響か、上手く火をコントロールでき、1分ぐらいで完全に姿が変わった。
部分的に変化するということまではできないが、称号の効果は偉大だ。
姿が完全に不死鳥になった時そこは、時が止まったかのような沈黙だった。
どのくらい経ったか、俺は口を開いた。
「職業を選択できますよね?早く済ませましょう」
せかすように、何事も無かったように振る舞い、話した。
そうすると、猫のシスターさんが条件反射的に答えた。
「へ……は、はいできます!……一応き、聞きますがなんて種族なんですか?」
最初は慌てたが、少し間をおいて冷静になり言葉爆弾を投げてきた。
「もちろん!不死鳥に決まってるじゃないですか♪」
・・・・
もちろん、爆発させてやった。
「ハハハ……ですよねそんな訳……て、ええーーーーー!」
やっぱり、こう驚く時がめっちゃ楽しいよなー!
いいリアクションをするな~、と思いながら相手が落ち着くまで待った。
「……取り乱して…申し上げございません。問題なく、この教会での職業選択の権利を持っています…」
口調が丁寧になったな。あと、心なしか疲れているように見えるな。ま、俺の知ったこっちゃねーな。
周りの人は、不死鳥発言に固まっている人と俺に頭を下げ拝んでいる人もいる。涙を流しながら…。
「…まさか、この教会に不死鳥様が来るなんて!」
テンション高めの独り言を聞きながら、不死鳥の知名度の高さと神様であると再認識しながら教会の奥へと向かった。
次回こそは、職業決定の予定です。
お待たせしてすみません。




