名前について
どうも初めまして!
あらすじからでもわかると思いますが、母国語は日本語ではないので、お手柔らかにお願いします。
先ず割と軽めですぐ終わるトピックから始めたいと思います。
場所の名前も人物の名前も立派な文化の一部です!
一から新しい名前を作る場合は、うん、好きにどうぞ。読めればいいと思います。
しかし、地球で既に存在している名前を使う場合は幾つか注意点があります。特に由来や意味に気を付けましょう。
一番よく見るのは同じⅩ国の民のはずなのに、ある者はドイツ語の名前、ある者はフランス語の名前、ある者はイギリス語の名前というカオスです。
想像してみてください。日本の江戸時代っぽい設定の物語で、登場人物は全員純日本人(もどき?)。しかし名前だけは中国人や韓国人。違和感半端無いですよね。
『侵略された地だから、ここの人々の名前は違う』や『魔法を使って移住を割と簡単に出来る』という設定(言い訳?)があればリアルさが増して、作品に面白味も出ると思いますので、どうぞごっちゃまぜにしてください。しかし、そうでない場合はたぶん止めた方がいいですね。
「えっ、どんな国の名前なんてわかる訳ない!」
うん。慣れですね(笑)。
英語のサイトですけど、behindthenameドットコムをオススメします!言語別で名前を探せますし、ランダムで名前(もちろん言語別)を出してくれる「random renamer」機能も凄く便利です。
名前の由来や意味、似ている名前や同じ由来の名前という情報も出ますし、余程珍しい名前でない限りは発音も付いてますので、本当に小説家に優しいサイトです。苗字のサイト(surname site)まであります!
英語のサイトですけどね...
説明文は大体短いので、グーグルの翻訳機能でなんとかなると思いますが、残念ながら保証は出来ません。しかし、是非一度だけでも使ってみてください。
さて、次によくみるのは意味や由来が凄い事になってる状態ですね。
一番酷い例はたぶんフィッツという名前です。フィッツはですね、庶子という意味ですよ。
つまり、フィッツロイでしたら「王の庶子」、フィッツジェラルドなら「ジェラルドさん、またはジェラルド家、の庶子」という意味になります。貴族令息キャラにそんな名前付けたら洒落になりません。
あと、ヨーロッパでは職業の苗字や名前が結構多いので、注意しましょう。特に英語やドイツ語の苗字に多いですね。パン屋さん伯爵とか製粉業者侯爵とか商人子爵とか肉屋さん公爵という可哀そうな事にならないように気を付けましょうね(笑)
最後に、意味や由来には問題ないんですけど、アドルフ(またはアドルファスやアドルフォなど)はあまり使わない方がいいと思います。ヨーロッパやアメリカに住んだ事ある人や歴史に詳しい人は絶対「あっ、ヒトラーだ」ってなります。そうでない人でもアドルフ=ヒトラーってなる可能性大ですね。違和感が凄いです。
っていうか、読者が険悪感さえ覚える恐れがあります。「いや、サタンって名付けた方がまだマシ」って意見も出ると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
マナー、食文化や服装についても書きたいと思いますが、まだ資料集め終わってないので少々時間がかかると思います。
「これについてもっと知りたい!」というリクエストがあれば是非教えてください。