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文学少年の恋物語 〜令和版源氏物語〜  作者: AYASAM
1年生1学期
3/52

役員決め、初授業、席替え、文芸部、栄子、霞先輩

高校生活2日目です。

 ピピピピ。


 ふぁーと大きなあくびをして目を開いた。

すると目の前には、あどけない少女の無垢な笑顔が……なんてことあるはずもなく、いつも通り真っ白な天井があった。

ぐっと起き上がり、スマホのアラームを止めると、手を後ろに回して背伸びをする。ふぅ、脱力。


夜更かしをしたせいでまだ眠い目を擦りながら、片開きの黄色いカーテンをゆっくりと開いた。

空は九割近く雲に覆われていた。天気予報が外れるなんて珍しいーーそう思いながら気だるげに身支度を整えた。


階段を降りると、廊下に妹の明里がいた。


「明里、おはよう……」

「おはようございます、お兄さん。なんだか眠そうですね?」

「まあ、ちょっとな」

「夜更かしするのはよくないです」


明里は何かと俺のことを心配してくれる。優しくて面倒見のいい、自慢の妹だ。

わかってはいるがどうしても本を読むのを途中でやめることはできない。騎虎の勢い、巻を措く能わずだ。


「じゃあ目覚ましも兼ねて、行ってくるわ」

「はい。いってらっしゃい」


俺は走りやすい恰好で、家を出発した。




 ランニングを十分程度して家に戻った。

タオルで汗を拭き、着替えを済まると、リビングに向かった。


明里は朝食の準備を済ませてくれていたので、俺は明里の正面に座り、「いただきます」と朝食を食べ始めた。

天気予報が外れたこと。芸能人の誰々が結婚したこと。そんな取るに足らない話をしながら朝食を食べた。


朝食の後は身支度をして、玄関前で昨日みたく明里と別れた。眠気覚ましを兼ねて、今日は徒歩で登校することにした。




 昇降口で靴を履き替え、廊下を伝って階段を上る。二階、三階。

階段を上り切って出た廊下から、1A、1B……とアルファベット順に各クラスの教室が並んでいるので、自分の教室に行くのには、A組の前を必ず通ることになる。


立ち止まってちらっとAクラスを覗くと、席にきっちり座って読書する人と、スマホを操作してる人が大半で、会話に花を咲かせている人はいないようだ。

よく見るとその中に、主席の彼がいることに気が付いた。彼は何か分厚い本を机の上に開いていて、片手に持つメモに縦横無尽にペンを走らせていた。教科書の受け渡しは今日の昼なので、市販もしくは塾の教材で勉強しているのだろう。さすが主席様、精が出ますね!


1Bの教室まで来るとドアに貼り紙があった。見ると座席について書かれていて、窓際二列目、後ろから四番目の席に俺の名前があった。


ガラッと後ろのドアを開けて1Bの教室に入った。


ワイワイ、ガヤガヤ。


大半が個人で何かをしているA組とは打って変わって、誰かと会話をする者が大半だ。

賑やかなクラスでよかった。みんな全体的に愛想が良くて話しやすそうだ。ひとまず、クラス運は良かったということだな。それじゃとりあえず隣の人に声をかけてみようと思った瞬間、キンコンとベルが鳴って、まもなく一ノ瀬先生が来た。


朝会を済ませ、休憩を挟んだあと、一時間の授業に入った。


「役員決めをします。役が決まった人から順に自己紹介をしてください」


ざわざわ、ガヤガヤ……。


「それではまず、クラス委員を決めます! やりたい人は挙手お願いします!」


一ノ瀬先生が自ら手を上げて挙手を促した。

立候補は……お、一人いた。


「他には……いないようなので、あなたに決定ね!」

「はい」


長い黒髪の女子が凛とした声で返事をした。


「では次に……」


クラス委員を筆頭に、様々な委員会のメンバーが、どれもこれも順序よく決まっていく。


そして、図書委員会。


「図書委員会、やりたい人!」


俺はすっと手を挙げた。

ほかに誰も手を挙げていないので、図書委員は俺で確定のようだ。やったね!


「それじゃ君、自己紹介をどうぞ!」


一ノ瀬先生が張り切った様子で俺を促した。


~~~~~~~~~


「北中学出身、小暮和人! ただの人間には興味ないね。この中に宇宙人、地底人、異世界人、その他変わった存在がいたら、俺のもとに来い! 以上!」


~~~~~~~~~


立ち上がる途中、こんなぶっ飛んだ自己紹介をしている自分の姿を心の中で思い浮かべた。さすがにこれはやめておこう、きっと怪奇や嘲笑の眼で見られるだろうから。ネタを知っている人は違う反応かもしれないけれど、ごく少数に限られるだろうから、ひとまず普通に自己紹介しましょ。


とりあえず名前と趣味くらいは言っておくか。


小暮和人(こぐれ かずと)です。趣味は読書です。よろしくお願いします」

「はいっと。よろしくお願いします」


先生が頷いた。他の生徒たちの反応はほとんどない。


「それじゃあ次……」


あとで振り返ると、地味でぎこちのない自己紹介だったと思う。でもまあ、大抵皆似たような感じだったし、目立ちにいかなくて正解だったと思う。

他の誰かがぶっ飛んだ自己紹介をするのを少しだけ期待していたことは言わないでおく。「俺、何々だってばよ!」とか、「みんなのハートにどっきゅーん♡」とかね。





 五時間目。


午前はずっとLHR(ラージホームルーム)(総合学習の時間)だったが、午後からは普通授業が始まった。高校初の授業は現代文だ。


「それでは授業を始めます」

「起立。礼。着席」


一ノ瀬先生は少し厚みのある冊子を持ち上げて見せた。


「じゃあ、今からこの冊子を配ります」


そう言って、小分けした冊子を前の人に配った。

生徒たちはバトンパスをするように、それを受け取っては後ろに流していく。そして、最終列の俺にも冊子が届いた。

その冊子の表紙には目次が書いてあり、授業の進行予定や使う教材の一覧、国語の勉強法、出されるのであろう課題の締め切り日など、様々な項目があった。


「じゃあ、説明しますね。まず一ページの目次を見てください」


黙々と、冊子の説明がなされた。


「詳しく説明していない部分もあるので、後で必ず目を通してください」


先生は冊子を閉じた。


「話は変わりますが、皆さんはなぜ国語を学ぶ必要があるのでしょう? 何か思いついた人がいれば手を上げてください」


先生が突然、すぐには答えられないような質問をしてきたので、俺たちは黙りこんだ。



なぜ国語を学ぶのか?



そういえば、真剣に考えたことはなかった。

数ヶ月前までは『義務だから』で済ませていたが、今はもう、そうではない。



「はい、君」


深い思考に陥る前に、沈黙が破られた。俺の席から遠く離れた、廊下側の前の席の男子が当てられたようだ。


「進学するためですか?」


彼の発言に対して先生は、「うーん、まあそれもあるけど、ちょっと質問を変えよう」と答えた。

どうやら先生の欲する答えは違うようだ。


「国語を学ぶことで、私たちは何を得られるでしょう?」

先生は彼を見た。


「えーと……」


彼は「ちょっと考えます……」と言って腰を下ろした。


国語を勉強することによって何が得られるか?


ここは一端、真剣に考えてみようか。


いろんな言葉や表現を使えるようになる。

複雑な文章を読解できるようになる。

相手の心情を理解できるようになる。


「はい」


近くの席の女子が手を上げたことで、俺の思考は中断された。


「相手の言っていることを理解したり、自分が言いたいことを上手く伝えたりできるようになります。つまり、より良いコミュニケーションができるようになります」

「うん、そうだね」


先生がそう言うと、答えた女子はハアと安心した様子で席に座った。


「言語を学ぶことは、私たちが生きる上でとても重要です。もし、相手に自分の意思を正確に伝えられないとなると、私たちの生活は非常に困難なものになります。なので、私達は、意思表示の手段ーーすなわち言語を学ぶわけです……」


言語は生きていく上で必要な事だから、疎かにすることはできない。なら、生活に必要な最低限のことだけを学んだら、もう勉強する必要はないのだろうか?


「言葉や表現を学ぶことで、物事の理解をより深める事ができます。すると、一方向から見ていたものを、多方向から見ることができるようになります……」


俺たちは物事を考えるとき、言語を媒介する。なので、知っている語彙や表現できる要素が多ければ多いほど、発想は膨らみ、様々な視点から思考することができるようになるということか。


「そして、様々な視点で物事を捉え、それを伝えられるようになることにより、価値観や考え方を共有することができるようになります。言葉を学ぶことで、人生はより豊かになります」



いろいろな見方があることを知るために、言葉を学ぶことは重要で、その際限はないということか。





 その後も俺たちは、先生の言うことを真剣に聞いていた。誰一人として騒ぐものはいなかった。


「そろそろ時間ですね。では、これで授業を終わります」


先生がそう言った後、聞き慣れない鐘がキンコンと鳴った。


高校入ったら、国語を勉強しなきゃなと思っていた俺にとって、先生の話はいろいろと為になるものがあり、授業があっという間だった。実際は中学より五分長くなっているはずなのだが、それを感じる暇もなかった。


深く考えさせられる有意義な授業だった。これから頑張って勉強しよう。



 帰りのSHR(ショートホームルーム)にて。


「皆さんには席替えをしてもらいます」


一ノ瀬先生がクラス全体に向けてそう放った。たちまち周りがざわつき始める。

入学早々席替えというのは珍しい。新たな出会いを得る機会を手引してくれるとはありがたい。


「席替えは学校の方針で年三回、学期が変わるごとに行います。席替えの拒否はできませんが、視力が悪い場合などは融通が利きます。要望がある人は申し出てください」


先生がそう促すが、名乗り出るものはいない。


「皆さん問題ないようですが、何かあれば個別でいいので今日中に申し出てください」


先生が生徒たちを見回す。


「では、くじ引きタイムです。このデバイスにくじ引きのアプリがあるので、番号順に前に来てボタンを押してください」


と先生が言い、四角い物体を持ち上げた。見るとその物体の端に学校の名前が印字されている。教師専用のアイパッドだろう。


教室に四十人近くいるので広々としているわけでは無いが、一番後ろの列は少しスペースがある。なので、そこのどれか一つを引きたいなと思いつつ列に並ぶ。

これだ! と思いながら引いたのは(画面にタッチしただけだけ)、何と偶然なことに今座っている席だった。

一番後ろで、しかも窓に一番近い席。これはテンション爆上げである。


窓際の一番後ろの席は最高のポジションだ。主な理由を四つ挙げよう。

・前の人のおかげで死角になりやすいため、授業中の居眠りがバレない

・同じ理由で、内職がしやすい

・先生と距離が遠く目が合わないので、授業で先生に当てられにくい

・ラノベの主人公って大体この席(最重要!)


俺は喜びを胸に、自席へと舞い戻った。


「今日出席してない人の席は、こちらで決めます。座席表のデータは集計後すぐに皆さんのデバイスに送っておきますね。あと一応、ドアに新しい座席の紙を貼っておきますね。明日、席を間違えないように。じゃ、今日はこれまで」


先生がそう言った後、解散になった。



〜〜〜〜〜〜〜〜


教室の隅、窓側の一番後ろの席。

俺はつまらない表情で、無駄に広い校庭を窓から見下ろしていた。陸上部の人たちが数人に固まりながら、緩いペースでランニングをしていた。

ふと上を見上げると、遙か遠くまで広がる青空に、地球の半分を明るく照らす太陽があった。

この世界に比べたら、俺は本当にちっぽけな存在なのだ。


「あの、すみません」


後ろを振り向くと、最近毎日夢に出てくる少女がそこにいた。

会ったことはないはずだけれど、なんだか懐かしく感じる。それは何故なのか。


「君は……?」

「私はミライ」

「え!?」


その名前を聞いて、俺の脳内にある人物が浮かんだ。

未来。小三の頃、交通事故で死んでしまった俺の妹だ。妹は明るくて元気で、いつも俺の腕を引っ張ってきた。だが、学年が上がるにつれて、俺はそれが鬱陶しくなり、乱暴な口調で「お前とはもう遊ばない。迷惑なんだよ!」と怒鳴りつけてしまった。

そのことが原因かどうかわわからないが、妹は赤信号の横断歩道に飛び出して事故に遭ってしまった……。


〜〜〜〜〜〜〜〜


 最近読んだ小説の回想に入り浸っていると、「テニス見学に行かね?」と誰か話すのが耳に入った。俺は現実に引き戻され、すっかり忘れていた部活動見学のこと思い出した。


中学校で運動部だったんだから、高校でも運動部に入ればいいじゃないかと、頭の中の自分に何度か言われるのだが、中学で運動付けだったぶん、高校では勉強して、文学的知識を身に付けたいと思う気持ちが強かった。なので俺は、文化部で比較的活動内容がイメージしやすい文芸部を訪れてみることにした。



階段を登りつつ百メートルくらい歩くと地学準備室があった。そこが文芸部の部室だ……と思う。貼り紙にはそう書いてあった。

この教室のドアには窓がついていないので、中の様子はわからない。


 ガラッ。


ドアを開けると、一人の少女が窓際に立っていた。ここの部員なのだろうか。ふと疑問に思うと、彼女がゆっくりとこちらを振り向いた。


あれ、こんなシーンが何かの小説にあったような……。あ、そうか、あの推理小説だ。確か主人公は、


ーー俺はこの時まで、楚々とか清楚とか言った言葉のイメージをつかめずにいたが、その女を形容するのにそういった言葉を用いれば、形容が可能であることはすぐに分かったーー


こんな感じのことを言っていたはずだ。


……だが、実際目の前にいる少女は、その小説に出てくる清楚で好奇心旺盛ヒロインの容姿とはかけ離れていた。


目は少し細いがまつ毛が長く、唇は薔薇のように赤い。化粧をしているのだろうか。

また、赤毛で背が高く、ファッション誌の表紙にでも写っていそうな素晴らしいモデル体型をしている。


なんでモデルがこんなところにいるのかと考えていると、


「あんた、誰?」


と、その人が芯のある声で話しかけてきた。


「一年B組の小暮和人です。見学しに来ました」


俺は丁寧に自己紹介をした。面接試験のときのような緊張感だ。


「ふーん。そう」


彼女は俺と話す気はないようで、ふいっと窓の方に顔を向けた。ちょっと待って。あなたは一体誰なの。

部員なら「どこのクラス?」とか「入部希望?」とか質問くれてもいいと思うのだけれど。興味なしって……。


ガラッ。


適当な場所に腰掛けて、窓の外ばかり見ている彼女に話しかけようか迷っていたところで、大人っぽい雰囲気の人が部屋に入ってきた。


「あれ、あなたたち……文芸部に何か用かしら?」


黒髪ロングで楕円形の半フレーム眼鏡。雰囲気からして上級生と見た。


「一年B組の小暮和人です。見学しに来ました」


ついさっきモデルの人にしたそのままの自己紹介をする。一言一句同じだが、緊張感は全くの別物だ。


「ああ、見学ですか。あなたは……?」

「1A、篠原栄子(しのはら えいこ)。見学です」


彼女は落ち着いた声で答えた。なんだ見学者かよ。

……というか考えてみれば、二階の奥にあるこの教室に迷い込んだ、なんてことはまずないのだから、それ以外の選択肢はなかったな。


「そうですか、良かった。お二人ともゆっくりしていってください。私は二年C組の高橋霞(たかはし かすみ)です」


霞先輩は口元を緩めながらそう言うと、近くの席に座った。


「先輩の他に部員はいないんですか?」


俺は先輩に早速質問をした。


「現在活動している部員は私一人だけです」


一人だけって、存亡の危機じゃないか! 

ーーラノベならありありの展開だけど現実でそれはちょっと……。


「もう少しいるものだと思ってました」


「私の他に三年生が数人いましたけれど、皆さんわけも言わず途中で辞めてしまいました」


なぜー!? 受験勉強? 家庭の事情? なんだか事件の香りがするが、考えたところでわかるわけもない。


「そうなんですね。二年生は先輩だけですか?」

「はい。私だけです」


文化部に見られる典型的な人数不足ーーそれも仕方のないことだ。この学校、運動部がかなり活発みたいだから、それに比べて人気がないのは仕方ないよな。


そういえば文芸部って具体的に何するんだろう。


「あの、文芸部はどんな活動をしているのですか?」

「俳句を詠んだり、詩を書いたり……でも、最近は読書していることが多いです」


そうなんだ。ゆったりした部活なんだな。部室を独り占めで読書って、なんか凄いな。

中学のときみたいに部活一筋って感じにはならなそうだな。よかったよかった。


「文化祭はどうなんですか?」


文化部は文化祭が忙しいと聞くので、ここはやはり訊いておかなければならない。


「文芸部は展示会で、部誌を発行します」

「部誌ですか。それはどんな内容なんですか?」

「そうですね、部活動紹介と、コンクールに応募した小説、短歌・俳句などを中心に載せます」

「へー、色々あるんですね」


なんだか面白そうだ。これからいろいろと学んでいかなくは。





日が暮れて来たので、俺は立ち上がった。


「それじゃー、また来ます」


俺は部屋の出口に立って言った。


「はい、お持ちしてます」


霞先輩はお淑やかに笑ってみせた。


「では、さようなら」


「さようなら」


俺は先輩を残して部室を後にした。


一通り話を聞いたところによると、ゆったりしていて居心地の良さそうな印象の部活動だ。ここならば文学知識向上を図ることが出来そうだ。

ところで、部室に来た見学者は俺以外にもう一人いた。隣のクラスの人だった。

彼女の口数は少なく、たいていスマホをいじるか窓の外を見るかのどちらかで、挙句の果てに話の途中で帰ってしまった。

文芸部にさほど興味があるようには見えなかったけど、彼女は果たしてどの部活に入るのだろうか。


もし文芸部に入るのであれば、彼女と話してみたい。

モデル体型の彼女がどんな作品を好きなのか、非常に興味がある。もしかしたら嗜好が完璧に合致して、「おお、同士よ!」と、なるかもしれない。


期待に心を弾ませながら、俺は帰路に就いた。



これからよろしくお願いします。どうか温かい目で見守ってください。

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