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第42話「王都より、ふたたび」

春の空気が少しずつ暖かさを増してきた頃、セカンドリーフにまた一台の馬車がやってきた。


「王都の福祉局から再び視察です。お名前は……ミラ・エストレア様」


 レオンが緊張した面持ちで報告を入れると、神田は眉をひそめた。


「ミラ……あのライナーの部下だった人か?」


 リリが頷いた。「確か、制度調整課の若手ホープって呼ばれてる人です」


 馬車から降り立ったのは、淡いグレーの外套を着た細身の女性だった。

 知的で冷静な雰囲気を纏いながらも、どこか迷いのある眼差し。


「初めまして。王都福祉局、調整課のミラと申します」


 神田が挨拶を返すと、ミラは静かに切り出した。


「今回の視察は“制度導入の可能性調査”の一環です。……ただ、個人的に、あなたたちのやり方を見てみたかった」


 神田は彼女の目を見つめる。


「制度の目ではなく、あなた自身の目で見てくれれば、それで十分です」


 ミラの瞳がわずかに揺れた。


(これは——ただの視察ではない)


 新たな風が、セカンドリーフに吹き込もうとしていた——。

今回は、王都からの再訪者として新キャラ・ミラが登場しました。


ライナーとは違った立場で、制度と現場の“橋渡し”になれるのか。

彼女の視点がどのように物語に影響するのか、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。


次回は、ミラの見学と、神田たちの“日常”が交錯する回を予定しています。

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