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【書籍化】公爵家の三男に転生したので今度こそ間違えない 〜黯然の愚者が征く己の正道譚〜  作者: 虚妄公
幼少期

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60話

「な、なんなのだあれは・・・・・・?」


 口をポカンと開けて呆けていた侯爵は何とかその言葉を絞り出した。


 天を仰ぎこの世の終わりを前にしたかのように青ざめた顔をしながら尻餅をつき動くことすら出来ないでいた。


 周りにいる騎士達も誰も喋ることも侯爵を守ろうという素振りもなくただただ空を仰ぎ、なぜだか震えが止まらず鎧が擦れる音が鳴り響いていた。。


 ――∇∇――


 空を見上げているアーノルドはじっとその光景を見ていた。


 驚きも、怯えも、恐怖も何もその顔には浮かんでいなかった。


「な、なんですか、あれは⁈」


 パラクは顔を引き攣らせながらもアーノルドの前に立ち、守る姿勢を忘れなかった。


 しかし、そんな行動が意味があるのかすらパラク自身も半信半疑であった。


 どんな場面でも臣下として主君を守る姿勢を忘れないパラクの姿を見て、クレマンは感嘆の声を漏らした。


(ふむ、やはりあのパラクという少年、なかなか逸材ですね。あれを見て腰を抜かしませんか。ロキ・・・・・・、あなたに任せるのは少々不安がありますが、あなたもダンケルノ公爵家の使用人の端くれならば私欲に走らないと信じていますよ。そしてアーノルド様、此度のご無礼・・・・・・どうかお許しください。全てはあなた様のため。その心に嘘偽りは一切ございません。どうかご無事で)


 クレマンは空を見上げながら目を閉じアーノルドへの謝罪と決意を心に抱いた。


 アーノルドはただ無言で空を見上げ出てくるその存在を見つめていた。


 ――∇∇――


 副官はロキから少しでも離れるために全力で走っていた。


 その速度はロキの言う通り並大抵のものではなかった。


 女は教会所属の異端審問官。


 所謂エリート中のエリートであり、信義のためならば何をすることも厭わない者も多いイカれた集団である。


 この女はまだベテランというほどでもなく、かといって新人というわけでもない。


 さっさと出世したいなどとぼやいたがために送り出された者であった。


 簡単な任務。


 そう聞いていた。


 ついてくる者は大騎士級程度であり、直接手を下す必要はない。


 ただ公爵の後継者が如何程のものか見極めればいいだけ。


 だが、女は欲を出した。


 殺せばもっと出世できるのではないかと。


 後に厄介になるかもしれぬ相手ならば、どさくさに紛れて殺してしまえばいいのではないかと。


 自分の実力にも自信を持っていた。


 大騎士級程度の護りならばすり抜け殺すことなど簡単にできるだろうと。


(なんだあの化け物は‼︎これだけ離れたというのに、あの笑みを見ただけで、ふ、震えがまだ止まらぬ。さすが協会のブラックリストに載っているだけはある・・・・・・。審問官のわたしですら全く敵う気がしなかった・・・・・・。クソ、任務は失敗だ)


 ニヤリと笑ったロキの顔に悪魔の相貌を幻視して禍々しいオーラを感じ取った女はハンロットが『暴嵐』を発動した時に出した速度よりも速く戦場を離脱していった。


 ある程度離れたとき、後ろから先ほどの比ではない禍々しい気を感じ取り咄嗟に振り返った。


 振り返ざる得ない気配であった。


 が、振り返った副官は後悔した。


 なぜ前だけ見て走り去らなかったのかと。


 それを目にし、今までに感じたことのない怖気が全身を襲った。


 もはやそれを見てしまえば目を離すことすらできぬ。


 恐怖というものは、それを見たくないと感じると同時に見なければすぐにでも自分がどうにかなってしまうのではないかと思い目が離せなくなる。


「なんなのだ・・・・・・。なんなのだあれは。あれはなんなんだ‼︎」


 叫ばずにはいられなかった。


 この世の理不尽に、不条理に。


 逃げなければと心は思うのに、そいつから目を離すことができず自身が思うように足が動かなく尻餅をついた。


 それでも審問官としての意地か、それとも生への渇望か、ギリっと歯を噛み砕く勢いで噛み締め体に力を入れなんとかその場から離れていった。


 ――∇∇――


 ロキの叫び声が戦場に響き渡ってから少ししてから異変は起こった。


 初めは何も起こらないことに皆が訝しんでいたが空でピキリと何かが割れるような音がしたと思い空を見上げると雲ひとつない碧空に最初は小さな亀裂が走っていた。


 そしてその亀裂が次第にガラスにひびが入ったかのように複雑に拡がっていくと、その亀裂の隙間からとても大きな白く角ばった指のようなものが這い出てきた。


 ———ギギギギギギギギギギ


 耳を塞ぎたくなるような不快音が空に響き、無理矢理こじ開けるようにその指が亀裂を引き裂いていくとその隙間がどんどん大きくなっていった。


 その光景を敵も味方も誰もが言葉を発することもなく、逃げることもせず、ただそのあり得ならざる光景に見入っていることしか出来なかった。


 そして突然クハッと笑い声のようなものが響いたかと思うと、一気に隙間が大きく切り開かれ空一面がひび割れているような異様な光景が広がっていた。


 空に開いた穴は何も見えないほど漆黒の黒が広がっており、その穴からは薄っすらと滅紫色のモヤのようなものが溢れ出てきていた。


 現実離れしたその光景を見たものは顔を恐怖に染め、だが、目を離せば死ぬかもしれないという恐怖から瞬き一つ出来はしなかった。


 数秒、数分、数時間の時が流れたかと思うほどのほんの短い時間が経ったあと、指に宝石のようなものを嵌めた、地上から見ても超巨大な骨のような手が穴の淵を奥から力強く掴み込んだ。


 空間が悲鳴を上げているかのような音が鳴り響き、その不快さに耐えきれず皆が耳を押さえた。


 だが、しかし耳を塞いで悠長にしてもいられない。


 その巨大な何かが穴の中から這い出ようとしてきていた。


 マグル平原と同じかそれ以上の大きさの空に開く穴から覗いているのは痩せこけたような頬に闇を映し出したかのように二つの窪んだ双眸。そして真っ白い骨のような顔。


 カタカタと笑い声を上げているかのような歯。


 さながら死神のような風貌であった。


 そして何より空を覆うように顔を出しているにもかかわらずまだ穴から出てきているのは顔だけという巨大さ。


 その顔を見ると、ゾッとアーノルドの背筋に冷たいものが走った。


 恐怖というものは連鎖していく。


 誰かが叫べば、固まっていた人も現実逃避していた人も皆恐怖を思い出す。


 生物としての根源的な恐怖。


 たとえどれだけ恐怖に耐性があろうとも、それを見続ければいずれ発狂するほどの恐怖が心の底から沸々と湧き出てくる。


 死神はゆったりとした動作で穴から腕を前に出すとそこには巨大な天秤が掲げられていた。


 ゆっくりと口を開け、もはや衝撃波ともいえるような人間には聞こえない音を発した。


 聞こえないにもかかわらず頭が割れるような、脳がぐちゃぐちゃにされるような感覚にアーノルドはギリっという音がするくらい歯を噛み締め耳を塞いだ。


 地上にいるほとんどの者が頭を抱えたり耳を塞いで悲鳴をあげた。


 発狂する者やその場で絶命する者まで出てきた。


 未曾有の恐怖に囚われ生を諦め死を望んだ者達である。


 死神は恐怖に負けた者の魂を徴収する。


 頭が割れるような衝撃が終わり、ガゴンと音がしたため空を見上げると死神が持っていた天秤に青白い炎のようなものが点々と現れ天秤が傾いていった。


 そしてどんどんとその炎は増えていき天秤が片側に完全に傾くとゆったりとした動きで死神が手を動かしその上に乗っている炎を鷲掴みにした。


 するとアーノルド達の頭の中に大量の人間達の悲鳴が鳴り響いた。


 ———『うわぁぁぁぁぁぁぁ!助けてくれぇぇぇぇ‼︎』

 ———『痛い痛い痛いぃぃぃ‼︎やめてくれぇぇぇ‼︎』

 ———『ぎゃああああぁぁぁあぁぁぁ!死にたくないぃぃ‼︎』


 耳を塞ごうが何をしようが頭の中で鳴り響き拷問を受けているような人間の悲鳴を聞いて心の弱い者達は恐怖の心がむくむくと芽生えてき、精神が衰弱していった。


 死神はゆっくりとその手を自らの口に運びその炎らしき者を口に頬張った。


 すると頭が割れんばかりの悲鳴や怨嗟の声が先ほどの比ではない大音量で頭に鳴り響いた。


「・・・・・・ック‼︎」


 アーノルドもその延々と頭に鳴り響く声に耐えきれず片膝をついた。


 常人ならば間違いなく精神がおかしくなる。


 パラクも耐えきれなかったのか、嘔吐きながら胸を押さえ過呼吸のような状態になっていた。


 この程度のことで屈して膝をついてなるものかとアーノルドは気力を振り絞って自力で起き上がった。


 片膝をついたアーノルドを見て助言をしようと近づいてきていたクレマンは自力で立ち上がったアーノルドを見てその目を細めた。


(少しばかり半信半疑でしたが・・・・・・、やはりこの後のことは我々がアーノルド様を支えるには必要なこと・・・・・・。いいえ、その思いもただの私の我儘かもしれませんね。従者ならば何があろうと主人を支えるのが務め。・・・・・・従者としてはあるまじきことですがどうかお許しください)


 クレマンは気丈に立ち続けるアーノルドを見つめ声に出さずに自らの不明を詫びた。


 ――∇∇――


 ヴォルフは地に倒れ伏しているコルドーの前で静かに立っていた。


 よく見ればコルドーの体が呼吸によって動いている。


 だが、意識はなさそうである。


 ヴォルフがため息を吐くと、ロキの術が発動し空にヒビが入るのが見えた。


 ヴォルフはそんな光景を目しに髪をガシガシを掻きながらコルドーをもう一度見て、トドメを刺すことなく侯爵のいるところに戻っていった。


 ヴォルフは死神が出てきたあたりで即座に侯爵を殴り気絶させた。


 生物としての圧倒的な格の違いによる圧に耐えきれず死ぬかもしれぬと思った為であった。


 こんなのでも一応は雇い主。


 まだ助かる可能性があるのなら一応は最善を試みる。


 この行為が侯爵の命を延命させていた。


 ヴォルフですら死神の圧に耐えるのは簡単ではなかった。


 侯爵を守るために配置されていたエリート騎士達は既に地に伏し生息絶えている。


(わざわざこんな化け物を現界させて何をやるつもりだ?皆殺しにするにしても戦力過剰だろうよ)


 ヴォルフは死神の攻撃になど意にも介さず、仁王立ちで死神のことを睨みつけていた。


 ――∇∇――


 誰もがあの化け物の注意を集めたくないと言葉を発しない中、一人の男は嬉しそうに楽しそうにはしゃいでいた。


「アハハハハ、相変わらず素晴らしい‼︎いい、良い!だが、この能力の本領はまだまだこれからだ。さて、果たして何人が生き残れるかな?アハハハハハハ」


 狂ったように醜悪な笑みを浮かべるロキを地に伏しながら見上げているボードは


(きょ、狂人めッ・・・・・・。このような化け物相手にどう対処しろというのだ)


 ボードは最初の音波による攻撃は見事に発狂寸前までいき死にかけたのだが神具の能力によって死を肩代わりしたため生き延びれた。


 2度目の攻撃は今まで何度も拷問まがいのことを繰り返しているため他人の悲鳴を聞いた程度では全く動じることはなかったのでいま尚まだ生きながらえていた。


 ボードがロキのことを見ているのに気づいたのかその狂気に満ちた双眸がボードの顔を射抜いた。


「アハハ、やるじゃないか。さぁそれじゃあご褒美の時間だ。これから君達が見るのは天国と地獄。さぁ這い上がって来れるかな?」


 ボードはロキに視線を向けられてびくりを体を震わせた。


 もはやこれほどの力を前にしては平民がどうなどと言う気力も起きなかった。


 生命の危機を前にしてそんなことが思い浮かぶほど貴族としての誇りなど持っていない。


 他の者と同じく目立たぬように注意を惹きつけないようにやり過ごしたかった。


 望み通りとでも言うべきか、ロキはそのまま宙に浮かび上がり化け物共の前まで飛んでいった。


 そしてくるりと向きを変えると地上にいる者達に対して話しかけた。


「さぁて、まだ生き残っている優秀な諸君。次がラストのゲームだ。勝てば晴れて解放。負ければ永劫の囚獄の中で苦痛の日々を過ごすことになる。もうわかっているとは思うけどこのお方は負の感情を好む。恐怖、絶望、怒り、憎しみ、恨み、苦しみ・・・・・・それら全てが大好物なんだ!」


 ロキが楽しそうに演説していると、ワイルボード侯爵がいる丘の上がキラリと光った。


「ん?」


 ビル一つは吹き飛びそうな威力の攻撃が超高速でロキに向かってきた。


「「キャキャキャキャ」」


 しかし、どこからともなく突然現れた一つ目の悪魔のような怪物2匹がロキの間に立ち、いとも簡単にその攻撃を防いだ。


 そして穴の中から同じような怪物が数十数百と出てきて空を埋め尽くした。


 死神ほどのデカさはないがそれでも1匹1匹が人の何倍もでかい。


「ああ、ごめんね。この技の発動中はこのお方を倒さない限り僕には攻撃が通らないと思ってくれていいよ?ああ、それとこの眷属達は僕の支配下にはないから手を出すのは自己責任でお願いね」


 ロキが攻撃が来た方に向かってニコリと笑うと先ほどの技をロキに向かって撃ったヴォルフも分が悪いと思ったのか大人しく剣を下げた。


 これはヴォルフが行ったような『皇神抃拝フィーネ・エンデ・レルム』とは全くの別物。


 狂人と怪物によるただの祭宴。


 人理すら超越した化け物どもによる狂気の宴。


「さて、それじゃあ始めようか」


 ロキがそう言うと死神が持っていた天秤の片方に大量に何かが乗っかり天秤が傾いた。


 そして各々の目の前に小さな天秤が現れた。


 アーノルドの前にもそれは現れ、その片方にアーノルドの中から突然出てきた真っ黒い炎のようなものがフヨフヨと天秤の皿に乗り傾いた。


「さぁ、さぁ準備は整ったね?ああ、そこの君。天秤を破壊しようとしても無駄だよ。この場は既に僕の能力の領域さ。このゲームが終わるまでは君達はルールに従わなければならない。だが、安心してくれ。代わりといってはなんだがこのゲームをしている最中に君達が死ぬことはない。僕が君を、君達を殺すこともできない。君達が本当に強い心を持っているのなら何も心配する必要はないよ。生きて帰れるさ。これはただのゲームだ。ただし命懸けのね。さぁ楽しもうじゃないか」


 アーノルドが周りを見渡すとそれぞれの天秤は傾いているがその上に乗っているであろうものは見えなかった。


「それじゃあゲームの説明をするよ。君達の目の前にあるのが君達の命の重さを測った天秤だよ。左が君達、右が死神の領域さ。そしてそこに乗っているものは君達の根幹、恐怖を形作った魂のようなものさ。ああ、安心してくれ。本人以外にそれが何かは見えないようにしておいたよ。まぁ見えたとしてもそれが何かわかるものでもないけどね。そしてルールは簡単。君達の心がどれだけ強いか、それだけだよ。全く揺れることがなければ天秤が動くことはない。勝利条件は制限時間の後に天秤が左に傾いたままならば君達の勝ち。右に傾いていたなら死神の勝ち。君達の魂は死神によって徴収されてしまうから気をつけてね。さっきの者達のようになりたくはないだろう?」


 楽しげなロキの声が辺り一面に響き渡った。


 これが敵を殲滅するためだけの手段ならば問題はないが、アーノルドもその対象になっている。


 というよりも味方全員が、ロキの能力の対象になっている。


 クレマンが申し訳なさそうにアーノルドのことを見ているが、いまのクレマンがアーノルドに語る言葉など持ち合わせてはいない。


(しかし、アーノルド様まで攻撃範囲に含めるとは・・・・・・。奴め・・・・・・その辺は分を弁えているかと思ったが・・・・・・。それに私の思考に介入しましたね?)


 クレマンは何かに気づいたらしく殺気をロキに飛ばした。


(おお、こっわ。この領域内でそこまで自由に出来るのなんて爺さんくらいだよ。なんだったらこの神様も殺せちゃんじゃない?う〜ん、ありえないと断言出来ないところが本当に怖いよね。しかし気づかれちゃったか。いやむしろ成功したのが奇跡だよね。まさかあそこまで心に隙ができているとは思わなかったよ。天は僕に味方しているってことかな?)


 ロキはクレマンから飛ばされる怒りの波動をどこ吹く風で飄々と受け流した。


(でも、安心してよ。たとえ魂が取られるような結果になったとしても本当に奪いやしないからさ。それに、あんたも本当に知りたいだろう?何が彼をそこまで焚き付けるのか。なぜそこまで死への恐怖を消せるのか。何がアーノルド様をあのように形造っているのか。アーノルド様が産まれてから今までの間にああなる原因などなかったはずだ。産まれで不遇な環境に身を置いていたわけでもないし周りの者もまともな者しかいなかったはず。そんな環境であんなイカれた精神を持つようになるか?死ぬことよりも大事なものがあると、それを実行に移せるか?サイコパスならばありえるかもしれないがどうもその人格層にはどうも当てはまらない)


 ロキがアーノルドの方へと目を向けるが、アーノルドは目の前の天秤を凝視してロキの視線に気づかなかった。


(それに、彼は公爵になることなど最終目標にしていないとも言ったらしい。公爵になるためだけの人生を歩まされていたはずなのに、いつどこでそれ以外のものを、今までの人生の全てを捨ててまで手に入れようと思える何かを見つけたんだ?それを手に入れるためならば死んでもいいと思える何か。それが僕は何か知りたい。そしてそれを手に入れた果てに何を望むのか。強さを求めているのはその行動からわかっている。だが、なぜ強さを求める?強さを手に入れた末に何を望んでいる?それを成すためならば死んでもいい?ああ、気になって仕方ない‼︎あの爺さんはアーノルド様に自制してもらうのが目的なんだろうけど、利害は一致しているんだ。少しばかり私情を挟んだって問題ないだろう?僕も彼には出来るだけ長く生きてもっと楽しませてほしいからね。ちゃんとやるさ。ちゃんとね)


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