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アイビス!  作者: フユルト
第五章 試練と光晶竜
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穿つは光の咆哮1

今日の投稿はもうないと思った?残念、ありました〜♪


…キャラ紹介とかいる?

光晶竜はアオユキ達の方向へ口を開くと、そこに光が収束していくのを知覚した瞬間、行動に移った。


「グリス、抱っこ」


「了解っ、〈アクセラレーション〉!!」


「〈狂化〉〈虐殺者(スローター)〉…ライネスッ!!」


「ふぇ?ちょまっ…」


万歳のポーズで待機していたアオユキを、グリスは手際よく回収し、加速スキルで射線から逃げる。ライネスは理解する前に、クロエにお姫様抱っこで抱えられて離脱した。


『グゴオォォォォッ!!』


先程までいた場所を、眩いばかりの閃光が呑み込んだ…そして、光が収まると閃光に触れていた地面は大きく抉られてドロドロに溶けていた。


「あっぶねぇ…アレ防げるのか?」


「ん…恐らく即死技、レイド戦とかのあるゲームでは初手で撃ってくるなんていうのはよくある」


「ふ、防がなくてよかった〜…あ、〈虐殺者〉の効果切れちゃった…強化は有り難いんだけど、敵を倒さないと長続きしないんだよねぇ〜」


「…お、おい…俺を降ろせ…」


『忌々しい…さっさと潰えろッ!!』


アルジスタが、その前脚を振り上げて地面に叩きつけると、アオユキ達の地面が揺れる。そこからバックステップで距離をとると、巨大な結晶柱が地面を突き破って生成された。


「とりあえず、私とクロエが前衛、アオユキは私が回収できるよう中距離辺りで支援攻撃、ライネスは後方で待機…ッ!!」


グリスは即座に立ち位置を指示し、光晶竜へ向かう。


「〈サイレント〉〈アクセラレーション〉」


〈サイレント〉で自身が発する音を消し、燃費が悪いがAGLが5倍になる〈アクセラレーション〉を使い翼を一瞬にして駆け登りながら跳躍し、身体を空中で捻る事で位置と角度を調整する。



「〈風牙一閃〉!!」



風を纏ったグリスは更に加速し、光晶竜の首へすれ違いざまに逆手持ちにした短剣で一撃を入れる…だが。


パキンッ…という嫌な音と共に、グリスの視界に半ばで折れた短剣が姿を見せる。


『失せろッ!!』


「ちっ…!!」


振り下ろされた前脚を、グリスは跳んで回避し、腰に下げた予備の短剣を抜き放ちながら思考を巡らせる。


(ヤバいな…かなり状況としては良かったが、一撃で耐久が全損するとはな、しかも多分斬撃系の攻撃に耐性があるからか、ダメージが一切通ってなさそうだし…)


「グリス、良く考えて、相手は結晶…つまり“採掘対象”だと思う」


「…違ったら慰謝料貰うからな…アオユキッ、全力で気をそらせッ!!」


グリスはMP回復のポーションを一気に流し込み、光晶竜の元へ駆ける。


「氷よ、氷よ、かの敵を拘束する鎖を形作りたまえ…〈アイスバインド〉」


アオユキの言葉に呼応する様に、光晶竜:アルジスタへ氷の鎖がその身を縛ろうと飛来する。


『そんな物で…』


「〈ブースト〉〈範囲採掘〉」


『ぐぬぅっ…貴様ぁ!!』


「おっとっと…光晶竜の結晶鱗ゲット!!」


グリスは初めて通ったダメージに、ニヤリと笑った。


ライネスちゃんの出番はちゃんとありますので…まだだけど…

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